勉強できない子供の特徴と対策【小学一年生必見】

小学一年生で勉強できない子供の特徴と対策をまとめました。

勉強できない子供の特徴で多いのは、勉強のやり方が間違ってる子や、レベルが合ってないお勉強をしてる子です。特に小学一年生に多いので、早めに確認しておきましょう。

本記事では、勉強できない子供の特徴を紹介し、それぞれになった対策まで紹介します。勉強できないをできるに変える方法も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

小学一年生で勉強できない子供の特徴

小学一年生で勉強できない子供の特徴は、下記の5つです。

小学一年生で勉強できないのは、子供のせいではありません。

多くの場合は「勉強のやり方が間違っている」「家庭学習の習慣ができていない」のが勉強できない原因です。特に小学一年生から間違っていると後に響くので、はやめに是正してあげましょう。

授業を受けっぱなしのたれ流し

小学一年生で勉強できない子供の特徴の1つ目は、授業を受けっぱなしのたれ流しであることです。「授業を受けっぱなしのたれ流し」とは、具体的には以下のようなことです。

• 授業で分からないことを質問しない
• 学校で習ったことを復習しない
• 学んだことをアウトプットしない

「授業を受けるだけ」で終わっていると、子供の記憶に定着せず、結果的に勉強できない子になってしまいます。

上記のような授業を聞いただけの受け身な状態では、お勉強はできるようになりません。当然わからないこともありますし、授業中にわからないことすべて解決するのも難しいと思います。

勉強できない子の特徴にこのような授業を聞いてるだけの子が多いので、お子様の状況を確認してみてください。

勉強法が間違っている

小学一年生で勉強できない子供の特徴の2つ目は、勉強法が間違っていることです。

勉強法に決まった「型」はないですが、その子に合った方法になってなかったり、よくない勉強法になったりしてるかもしれません。

よくない勉強法とは、主にアウトプットしない学習のことです。

例えば、漢字や暗記問題は、しっかりと紙に書いて学習してますか？暗記系の学習はテキストを見るだけでは学習効率が悪いです。

このように勉強法は科目によっても変わります。お子様の勉強への取り組み方が間違っているかもしれないので、一度チェックしてあげてください。

一年生は勉強に本腰をいれたばかり

小学一年生で勉強できない子供の特徴の3つ目は、勉強に本腰をいれたばかりということです。

勉強に本腰を入れたばかりなら、結果が出るまで時間がかかります。すぐに成績は上がらないので、勉強できない子のままな可能性があります。一年生であればまだお勉強し始めたばかりなので、特に様子見が重要です。

どれぐらいで勉強できるようになるかは個人差がありますが、少なくとも半年ぐらいは見守ってあげてください。子供にもよりますが、きっちり本腰入れて勉強しているなら、半年あれば結果はついてくる場合が多いです。

勉強のレベルが合ってない

小学一年生で勉強できない子供の特徴の4つ目は、勉強のレベルが合ってないことです。

お勉強は積み重ねが大事です。前の単元が理解できてないと、学年があっていてもその子にとってはハイレベルなことをやっているのと同義です。

そうなると当然ついていけません。特に算数ができない子はこのパターンが多いです。

元塾講師の方も以下のようにお話ししています。

個別指導塾と家庭教師をやっていたけど、勉強できない子の特徴としては「前の学年の内容がわかっていない」「頭に入っていないのに進級したら教科書を捨てる」がよく見られた。教科書を捨てるな

— みやの (@kmiyano_2D) May 19, 2022

前の単元とは、例えば算数の「位」の概念がわからなかった子は、その後出てくる繰り上がりの計算問題ができなくなります。

他にも平面図形の考え方が不十分な子は、立体図形の問題ができません。

このように「いまやっている勉強」と「自分のレベル」があってないと子供は勉強がわからなくなります。

決して子供の責任ではなく、親や先生が気付いてあげないと対応しづらいので、どこがわからないのか、復習しながらチェックしてあげましょう。

勉強量が少ない

小学一年生で勉強できない子供の特徴の5つ目は、勉強量が少ないことです。勉強できない子の特徴として勉強時間が少ないのは、非常によくある事例です。

勉強時間の目安は学年にもよりますが、例えば10分宿題するだけ、では正直1年生でも少ないとおもいます。

実際にベネッセの調査データを見ても、小学生では15分～45分が多く、平均でも30分前後の勉強時間を確保している子が多いです。

勉強は相対評価で見られることもあるので、勉強時間が少ないと、より勉強してる子より勉強ができなくなる可能性は高くなりますよね。

いまお子様が勉強できない・・と感じるなら日々のお勉強時間がどれぐらいなのかチェックしてみてくださいね。

小学一年生で勉強できない子供の特徴をふまえた対策

小学一年生で勉強できない子供の特徴をふまえた対策は、つぎの5つです。

• いまの学力を把握する
• 正しいやり方で勉強する
• 1教科ずつ完璧にする
• 親が短期的に解決しようとしない
• 短期的にご褒美を与える
• たのしく学べる教材をやる

大事なことは子供の学力をしっかり把握し、必要なお勉強を子供に合った方法でやることです。場合によっては親や通信教育などのサポートも必要になるかもしれません。

いまの学力を把握する

勉強できない子供への対策1つ目は、いまの学力を把握することです。今の学力を把握しないと、何から手を付けたらよいかもわからないので、1番重要なポイントになります。

いまの学力を把握するための具体的な方法は、つぎの通りです。

まず最初にやるべきは通知表や過去テスト、模試などの結果を確認しましょう。

「小学生の通知表が悪いときにやるべきこと」の記事でも書きましたが、通知表を見てわかる事は多いです。やるべきことも明確になるので、まずはこの3つをチェックしてみてください。

これでもうまく把握できなければ、通信教育を受講するのも1つの手です。

最近の通信教育は始める際に確認テストで理解度をチェックし、個別にカリキュラムを組んでくれるものもたくさんあります。

特にすららなどは完全個別指導型なので、丁寧に対応してもらえます。

小学生に通信教育は不要、という人もいますが、個人的には勉強できない子ほど通信教育で苦手をつぶし、家庭学習の習慣をつけるとよいと思っています。

注意しなければいけないのは「先生に確認する」や「子供に聞き取りをする」です。勉強できないことを先生や子供を問い詰めるとよくないこともあります。

先生には「子供の教育の参考にしたいので、ご相談させてください」とお願いするかたちで聞いてみましょう。基本的には丁寧に対応してくれるはずです。

子供に聞く場合はモチベーションが下がらないよう注意しましょう。「何がわからないの？」と聞いても子供はわからないので、いっしょに取り組んでわからない箇所を見極めてあげるのが良いです。

正しいやり方で勉強する

勉強できない子供への対策2つ目は、正しいやり方で勉強することです。

絶対的な勉強法の正解はないですが、正しいやり方の具体例を4つ紹介します。

• 計算問題は何度も解く
• 漢字は書いて覚える
• 理科は実験や体験で学ぶ
• 英語の文法は言葉に出して覚える

誤った勉強のやり方は、「仕組みを理解していない丸暗記」「分からないことを調べない」「インプットばかりする」など様々です。

とくに家庭ではできるだけアウトプット中心の学習の方がよいです。学校ではたくさんインプットしてるので、家では習ったことを復習する意味でもアウトプット学習に取り組みましょう。

この点を踏まえて、お子様がいま家庭でどのような方法で勉強しているか見直してみましょう。

宿題はちゃんとやっているか、わからないところはそのままにしてないか、見るだけのインプット学習になっていないか、親の目線でチェックしてあげてください。

そうすれば自然と家庭学習の時間も増えて、授業受けっぱなしの状態から脱出できるはずです。

1教科ずつ完璧にする

勉強できない子供への対策3つ目は、1教科ずつ完璧にすることです。

理由はかんたんで、1つでもできるようになるとそれが自信になり、他の科目へも良い影響を与えるから。

子供にも好き・得意な科目があるはずなので、まずはそれなりに興味関心のある科目に絞って、テストで100点取ることを目標にしてみましょう。

そのような「成功体験」を経験することで、子供のお勉強へのモチベーションはあがっていきます。

わたしの経験でも、社会科の歴史が好きになり、歴史上の人物や出来事を漢字で覚えるようになりました。その結果、漢字が得意になり、暗記のコツをつかんで、理科や英語などの暗記科目もできるようになってきました。

このような相乗効果はあなたも経験ありませんか？子供にもこのような経験をさせて、ポジティブなイメージをつけてあげましょう。

親が短期的に解決しようとしない

勉強できない子供への対策4つ目は、親が短期的に解決しようとしないことです。

つまり、長期的な目線でじっくりお勉強させよう、ということですね。短期的だと頑張っても結果はでにくいですし、詰め込みだと長続きしません。

これは焦る教育ママほどやってしまいがち。子供が勉強できなくてイライラする人も要注意です。

例えば、子供の意思を確認せずに、夏期講習を申し込んだり、問題集を買って強制させたりすることです。

子供は勉強ができないことを自覚していて、自分なりに試行錯誤しているかもしれません。そんな時に親の身勝手な対応で、親子の信頼関係が崩れてはいけません。

子供の勉強については、子供や先生と相談しながら、長い目で見て成績アップを目指すようにしてください。

短期的にご褒美を与える

勉強できない子供への対策5つ目は、短期的にご褒美を与えることです。

長期的な目線（将来のため、など）だと子供はイメージできません。

まずは「毎日机に向かう」「期末テストで90点取る」「通知表で5個◎取る」などわかりやすい目標設定にし、達成したらご褒美をあげましょう。

ご褒美は賛否両論ありますが、個人的には習慣づけや動機づけの段階では「あり」だと思っています。何もなく子供に勉強させるのも至難ですからね。

我が家がうまく行った事例を紹介しておきます。

うちの子の場合、週に3回チャレンジタッチをする、という約束をしました。

できたらご褒美シール（←無料ダウンロードできます）にシールを貼り、全部シール貼れたらご褒美のくじを引けるというシステムで進めました。

これを2ヶ月ほどやりましたが、そのころには何も言わなくても決まった曜日にチャレンジタッチを自分でやるようになりましたし、お勉強時間も増えました。

ご褒美も使い方次第で子供の習慣化に役立つので、短期的に導入してみるとよいですよ。

楽しく学べる教材をやる

小学一年生で勉強できない子は勉強へのやる気が出ないことが原因でもあるので、楽しく学べる教材をやるのもよいです。

まずはやる気を出させて勉強のきっかけをつかむ作戦ですね。

通信教育をやるのもよいですが、お金をかけずにまず対策したい人は小学生向けの無料のアプリ教材もおすすめです。

たとえば人気の紙のドリル「ドラゴンドリル」が最近アプリ版になって、話題になっています。算数を楽しく学べ、子供がハマってくれた！と評判がよく、勉強ができない子でも勉強に取り組みやすくなっています。

このようなアプリを導入して、勉強のきっかけを作ってあげるのも重要です。勉強ができるようになれば、勉強への意識も変わるはず。

特に算数につまずいている人は、アプリ教材も試してみてはいかがでしょうか。

小学一年生で勉強できない子供の特徴を理解しておこう

小学一年生で勉強できない子供の特徴を知っておくと、適切な対策をたててあげられます。本記事で紹介した以下の特徴を確認し、対策を考えてあげてください。

とくに受け身になっているだけで、家でアウトプットしてない子が勉強できない子に非常に多いです。

親が一緒に勉強に取り組み、子供のわからない所を解決してあげながらお勉強をサポートしてあげましょう。

それが難しい場合は、通信教育教材のようなサポートがしっかりした家庭学習教材に頼ってみましょう。

「小学生向けの通信教育教材比較ランキング」の記事に一覧を作っていますが、効率よくお勉強を進めたい人はタブレット学習教材をチェックしてみてください。

特にスマイルゼミは、タブレット1台で全科目学べ、AIによる個別カリキュラム作成で苦手をつぶしながらお勉強を進める事ができます。

スマイルゼミは難易度も標準で教科書準拠。勉強できない子に特におすすめの教材です。

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小学生向けの通信教育教材については、たくさん記事を書いています。よく読まれている人気記事をまとめておくので、あわせてご覧ください。

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