小学二年生が算数でつまずきやすい所と、算数を苦手にならないようにするコツをまとめたページです。
小学2年生は算数レベルがぐっと上がるので、算数でつまずく子も増えてきます。
本記事では小学二年生が算数でつまずきやすいポイントと、苦手にならないための学習のコツを紹介します。
小学二年生が算数でつまずくのを防ぎたい人やすでにつまずいている人は、ぜひ最後までご覧ください。
小学二年生が算数でつまずきやすい所
小学二年生が算数でつまずきやすいところについてまとめました。
小学一年生では常に勉強が満点でできても、二年生になったとたんできなくなってしまった、という話はよくあります。小学二年生になると、勉強の難易度が上がってしまうからです。
特に算数でつまずく小2は多く、一度つまずいたらやる気をなくしてしまって後が続かないという場合もあります。
そうならないためにもまずは、小学2年生が算数でつまずきやすいポイントを知っておきましょう。
九九
小学二年生が1番つまずきやすいのは「九九」です。
ただでさえ覚えることが増える小学二年生で、さらに途中から「九九」が出てきます。
九九はほぼ丸暗記することになるため、なかなか覚えられないという子供も多くいます。
興味が持てればすぐに覚えられますが、イヤイヤ九九の練習をしている子供は、なおさら覚えるのは難しいでしょう。
九九は覚えてないとずっとできないので、何度も同じことで怒られ嫌になってしまうという子供もいます。
掛け算の基本となる九九につまずいてしまうと、そのあとの算数も「できない」となってしまいます。
そのため、できたところからほめていき、嫌にならないように工夫しながらとにかく覚えることができるように練習をしましょう。
繰り上がり・繰り下がりのひっ算
繰り上がり・繰り下がりのひっ算でつまずく小学二年生も多くいます。
そもそも、繰り上り・繰り下がりという概念がよくわからないと、なかなか理解できない子供もいるでしょう。
しかも、小学二年生になると授業の進み方も早くなり、理解できないままに進んでしまいます。一度苦手意識を持ってしまうと、より理解が難しくなってしまいます。
時刻と時間
時刻と時間でつまずく小学二年生も多いです。
時刻と時間はさらっとしかしない学校も多く、理解できないうちに次の単元へ進んでしまった、ということはないでしょうか。
特に自宅にある時計がデジタルばかり、ということになれば、なおさらアナログな時計を読むことが難しいと感じてしまう方もいます。
また、時計は60進法になっているため、より混乱してしまうこともあります。時刻と時間でつまずいてしまうと、高学年になったときに関連する問題を解くのが難しくなってしまうため、注意が必要です。
長さの単位
長さの単位も、小学二年生がつまずきやすい部分です。
小学二年生になってくると、m・cm・mm・kmなどさまざまな単位が出てきて混乱してしまいます。また、「1m=100cm」「1km=1000m」のように換算する数値を覚える必要があります。
つまり、九九と同じで覚えてしまえば問題はないのですが、覚えるということがなかなか難しく、つまずいてしまいがちです。覚えなければならない単位が増えてくると、より覚えづらくなってしまうでしょう。
全ての単位が1=100になればよいですが、1000になる場合もあるため、余計に混乱を招きます。はじめに苦手意識を持たず、暗記できるかどうかが重要なポイントとなるでしょう。
分数
小学二年生になると、分数が出てきて、つまずく子供が多くなります。
分数という概念がなかなか理解できず、見ただけで苦手意識を持ってしまうためです。また、分数という形を覚えることはできても、約分ができないという子供もいます。
そもそもなぜ約分をしなければならないのか、というところでつまずいてしまう経験はないでしょうか。
分数と分数を足してそのままの数値を書いてしまい、毎回×をされるから面白くないと感じてしまう場合もあります。
分数は、分数というものを覚えると同時に「約分をしなくてはいけない」ということも覚える必要があります。
かさ
「かさ」も問題も小学二年生がつまずきやすいところです。
「かさ」でつまずく小学二年生は、水などの不定形のモノの分量を測らなければならないという点が難しいと感じてしまいます。
特に抽象的な部分を想像しづらいという子供は、つまずきやすいところです。また、単位もLやdL、mLなどをすべて覚えなくてはなりません。
「1L20dLは何mLになるか?」などといった問題で混乱してしまうことも多くあります。変換する単位をとにかく暗記するしかなく、割り切れない問題は苦手という人は、水のかさの問題はしっかり復習する必要があります。
図形
図形の問題は、覚える図形が多いので、小学二年生がつまずきやすいところです。
三角や四角といったものであれば問題はありませんが、正三角形や二等辺三角形、正四角形や長方形・ひし形などさまざまな図形があります。
また、角についても直角という概念が増え、直角三角形などという図形もあります。それらの図形を見分けたり書いたりすることを、難しいと感じてしまうと、先に進めなくなってしまうでしょう。
文章問題
初めて出てきた文章問題でつまずく小学二年生も多くいます。
文章問題は、問題をよく読んで意味を理解し、理解した内容を数式であらわさなくてはなりません。
また、数式ができたらきちんと解いて、答えを書きます。答えには単位が必要です。たとえば、4つ・7個・7人などといった具合です。
文章問題でつまずく子供は、これらのどこかの部分が苦手ということが多いです。
たとえば、文章をよく読まずに流し読みしてしまう、もしくは文章を読んでいても意味が理解できていないのではないでしょうか。
計算はきちんとできているという子供は、この文章の理解のところでつまずくことがあります。または、式はできているのに計算が間違っているということもあります。その場合、基礎からやり直す必要があるでしょう。
そのほか、最後の単位が書いていないということも考えられます。
「何個ですか?」と求められているのに、答えに数字だけしか書いていなければ、マルはもらえません。何が求められているのかをしっかり理解する必要があります。
小学二年生算数のつまずきを防止する方法
小学二年生が算数につまずく前に、つまずきやすいところを把握しておき、防止する方法を考えて実行するようにしましょう。
算数は、徐々にステップアップしていく学問です。一つの単元を理解できていなければ、次のステップに進むことができなくなります。
そのようなことにならないためにも、つまずきを防止するすべを用意しておくといいでしょう。
一桁の計算をしっかりやる
算数は、基礎ができていれば大抵の単元をクリアできます。そのため、一桁の計算をしっかり理解できるようにしておきましょう。
一桁の計算が間違いなくできるようになったら、二桁の計算をしっかりします。
ひっ算などでも二桁-一桁といった計算がうまくできない、計算をしているうちにどこを計算していたのかわからなくなったという子供も少なくありません。
一桁、二桁の足し算や引き算が時間をかけずにさっとできるようになるまで繰り返し復習をしましょう。
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位の概念を理解させる
特にひっ算をするときには、位の概念をしっかり理解しておくことが重要です。
1の位、10の位などを理解していなければ、繰上りや繰り下がりが理解できなくなってしまうからです。そのため、位の概念をきちんと把握できるようにしておくといいでしょう。
九九に興味を持たせる
九九に興味を持たせるということも、つまずかないようにするには重要なことです。
しかし、興味のないことは覚えづらく、覚えられないから繰り返すことでやる気もなくなっていってしまいます。
そのため、リズムに乗せて覚えるなど、楽しく興味を持てるようにすることで、どんどん覚えることができるようになります。
興味関心を持たせる1つの工夫として、何度も見せるという取り組みが効果的です。九九表などをよく目にするトイレや机に貼っておくだけでもかなり覚えてくれるので、九九につまづいている子はぜひ導入してみてください。
かさや長さは実物を見せる
かさや長さは、頭の中で想像しながら考えることが難しいでしょう。
想像力が豊かな場合はできるかもしれませんが、小学二年生には理解しづらい概念でもあります。そのため、実物を見せることで、より理解しやすくなります。
たとえば、かさの場合は実際に計量カップなどに水を入れて、ほかの計量カップに移し替えながら単位を理解するようにしてみるのも一つの手段です。
分数は感覚的に理解させる
分数は、感覚的に理解させることが近道です。暗記とは違いますが、とにかく問題を解いて数をこなしながら「こういうもの」と理解するといいでしょう。
普段から時間を意識した行動をする
時間でつまずきやすいというときには、普段から時間を意識した行動を心がけるようにしましょう。
また、デジタル時計ばかりではなく、家にアナログの時計を置くようにしておけば、より理解しやすくなります。
小学二年生の算数でつまずいたらどうする?
小学二年生で、算数につまずいたらどうすればいいのかが問題です。算数は、1つ理解できないことがあると、なし崩しにそれ以降習う単元も理解できなくなっていきます。
しかし、つまずいた時にきちんと理解できるまで教えることができれば、その後の算数もどんどん進めることができるでしょう。ここでは、つまずいたらどうするのかを詳しく解説します。
わからない所を明確にする
わからないところを明確にするということが、重要です。何がわからないのか、なぜわからないのかを見極め、理解できるように教えていきます。
どこがわからないのかを明確にしないままでは、なぜつまずいているのかが理解できず、結局わからないままになってしまいます。
そのようなことにならないように、まずはわからないところを明確にするようにしてください。
理解できてない単元へ戻る
理解できていない単元へ戻ることも重要です。
わからないところが少しだけなら、そこだけ学べばよいですが、単元が一つ丸々理解できていなければ、そこまで戻って学習しなおすことをおすすめします。
先生に相談する
わからないところは、先生に相談するのも良いでしょう。
先生なら、わからないところをわかりやすく、上手に教えてくれるからです。そのため、わからないところは素直に認め、先生に相談をしてみてください。
通信教育などを利用する
通信教育などを利用するのも、一つの手段です。通信教育なら、わからなかったところやつまずきやすいところを重点的に学習することができます。
そのため、通信教育を利用することで、うまくわからない部分を減らすことができるようになります。
また、通信教育は子供が飽きないような方法で勉強に興味を持たせることができるので、家庭学習の習慣が身に付きやすいです。
単純に勉強不足の子もいると思うので、家庭学習を充実させたい人は、通信教育を検討してみるのもよいですよ。
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小学二年生算数のつまずきは対処できる
小学二年生の算数のつまずきは、十分に対処可能なレベルです。
算数でつまずいてしまったから算数が苦手だ、と苦手意識を持つのではなく、つまずいたところを重点的に勉強することで、十分追いつくことができます。
本記事では、小学二年生が算数でつまずきやすい部分や、対処法などを解説してきました。しっかり勉強をして、つまずくことなく次のステップへ進んでいきましょう。
子供の勉強に不安であれば、家庭学習を充実させてあげるのが1番よいです。家で勉強できる子は自然とお勉強も伸びていきます。
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