【実体験】スマイルゼミは本当に最悪？後悔する前に知るべきデメリット

実体験をもとにスマイルゼミは本当に最悪なのか・後悔する前に知るべきデメリットをまとめました。

スマイルゼミはタブレット形式の通信教育としては老舗で、幼児から高校生まで幅広い学年から支持されている教材です。

しかし「スマイルゼミ最悪」「通信教育には費用をかけたくない人には不向き」というマイナスな口コミを見かけることもあり、心配になってしまう人もいるのではないでしょうか。

スマイルゼミは合う家庭にはピッタリの教材ですが、子どもの性格や学習スタイルによって相性が大きく変わります。だからこそ、ネガティブなポイントを知り、我が子との相性を考慮することが「最悪」を回避する鍵になります。

このあと詳しく経験者だからこそわかる「いまいちなポイント」と、続けるべきか・やめるべきか・どう活用すべきかをまとめていきますので、受講すべきかどうか迷っている親御さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【最悪の理由】スマイルゼミの決定的なデメリット

スマイルゼミのどんなところが最悪と言われやすいのか、ここではデメリットに絞って見ていきましょう。

あらかじめデメリットについて知ることで、受講するときに気を付けるべきポイントや、ミスマッチになりやすい事項を把握できますよ。

専用端末は有料しかない

スマイルゼミでは、学習に使う専用のタブレットが必要で、自宅にあるiPadやAndroidタブレットでは代用できないため、最悪と感じる人もいるかもしれません。

専用タブレットは継続期間による特典などはなく、有料で購入しなければならず、税込で10,978円の初期費用がかかるので、入会のハードルに感じてしまうご家庭もあるでしょう。（タブレット無料キャンペーン時の入会がお得）

なお、これは12カ月以上継続した場合の端末価格であり、短期解約する場合は端末代金がより高額になります。

そのため「自宅にタブレットがあるから、それを使いたい」「すぐに辞めるかもしれない」という方には、不便に思えるかもしれません。

紙学習ができない

スマイルゼミはタブレットだけで学ぶスタイルなので、紙に書いて覚えるようなアナログな方法では受講できません。

一切の付録や副教材が届かないため、完全にデジタル完結の教材であり、鉛筆で書いて学ぶのも大事と感じる保護者の方は、市販のワークなど他の方法も取り入れる必要があります。

ちなみにスマイルゼミの専用タブレットは手をついたままでも本物の紙のように文字が記入できます。

書き順などはむしろアニメーションが合ったほうがわかりやすいという声もあり、一長一短があるので、とりあえず試してみてから判断してみてはどうでしょうか。

タブレット充電がめんどくさい

タブレット教材あるあるですが、こまめに充電をしないといけないのが面倒、というのもデメリットの1つです。

勉強中に電池切れの表示が出てくると、作業が中断されてモチベーションも下がってしまうので、マメに充電しておく必要があります。

たとえば、わざわざ学習スペースで環境を整えたのに、コンセントの近くで勉強せざるを得なくなっては本末転倒です。

スマイルゼミのタブレットは1回充電すれば数時間もちますが、学習後は日々の習慣をつくるためにも、「充電も一緒に行う」とルーティン化するのも良いかもしれませんね。

また、タブレットの置き場所をコンセント近くにして、使ったらスムーズに充電するという工夫もおすすめです。

主要教科だけに絞れない

スマイルゼミはどの学年でも受講教科があらかじめ定められており、単体教科の受講や主要教科だけというように、柔軟にカスタマイズすることができません。

幅広い教科が含まれているのはメリットでもありますが、「国・算だけでいいから安いプランにしたい」という細かい対応はできないんです。

全教科がセットになっているのが基本なので、「内容が多すぎて子どもが迷うかも？」と不安がる人もいるかもしれません。

豊富なジャンルを学べること自体は強みでもありますので、お子さまの様子を見ながら、教材との相性を重視して選んでみてはいかがでしょうか。

万人受けしそうだけど実はそうではない

最も多いのが、スマイルゼミを受講したけれど教材が合わなくて、子供が全然取り組んでくれないというパターンです。スマイルゼミは万人受けしそうだけど実はそうではないんです。

結局自宅学習なので、やるかやらないかは本人次第です。スキマ時間やイレギュラーな予定にも対応できるのは良いところ。あとは家庭内でのルールや目標は必須かと思われます。（引用元：塾ナビ）

こんな感じで相性が良くなく、やらない子は本当にしません。

タブレット代や受講費用を払ったのに全く取り組んでくれないとなれば、お金の無駄に感じられて「最悪」な気分になるのも無理はありません。

スマイルゼミは子どもだけで学習を進められるように設計されていますが、年齢や性格によっては自分から机に向かうのが難しいこともあるでしょう。

詳しくは後述しますが、特に幼児～小学校低学年のうちは、自立学習の習慣がしっかりと身についていないことも多いですので、保護者の声かけやフォローがあると、より学習が習慣化しやすくなり、最悪な結果は避けられるかもしれません。

料金が値上げされる

スマイルゼミでは基本的に学年があがるにつれて料金が高くなるため、だんだんと家計に負担を感じて「最悪」という人もいます。

たとえば、小学校1～2年生では国語・算数主体であるところ、小学校3年生からは理科・社会も増えますし、中学校になれば実技科目も含まれます。

受講範囲を踏まえれば妥当な料金とも言えますが、予算は人それぞれなので、最悪と感じる人もいるでしょう。

ちなみに2025年4月からスマイルゼミでは新AI機能が登場し、これに伴い料金改定が行われました。これから受講する方には影響が少ないですが、既存ユーザーにとって値上げは最悪なニュースだったかもしれませんね…。

ただし、今回の改定は単なる物価高によるものではなく、AI新機能の追加によるものですから、サービス自体が進化しているという点ではむしろ注目すべきポイントと言えるかもしれません。

【体験談】スマイルゼミを最悪だと感じた人

独自にアンケートして「スマイルゼミ最悪」と感じた人のリアルな声を取り上げてみます。

なぜ最悪と感じたのか、最終的にどうしたのかを聞いてみました。

体験談1「期待しすぎた自分に後悔…」

タブレット学習なら子どもが自主的に取り組むだろうと期待してスマイルゼミを始めました。しかし、いざ使い始めてみると、子どもは最初の数日は物珍しさで触るものの、すぐにゲームアプリばかりをもとめ始め、勉強に身が入らない状態に。

親が横について見張っていないと、勉強を開いたふりをして別画面へ行ったり、問題を理解しないまま「次へ次へ」と連打するだけになってしまいました。

一度ついた悪い習慣を戻すのは大変で、「やる気を引き出す」という触れ込みに期待した分、その落差が余計に辛かったです。

さらに、分からない問題が続くと子どもが不機嫌になり、タブレットに当たり散らすようになってしまいました。

タブレット学習が向かないタイプだったのかもしれませんが、気づくのに時間がかかってしまい、親子ともにストレスばかり溜まった印象です。

最終的には、紙のドリルに戻し、スマイルゼミは解約。結果的にうちの子には昔ながらの学習法の方があっていました。

体験談2「不調に振り回されてヘトヘト」

スマイルゼミのタブレットがフリーズし、その度に再起動を繰り返したり、問い合わせフォームからサポートをお願いしたりと、学習以前に機械のご機嫌取りが多くなってしまいました。

子どもは「また止まった！」と怒り出し、せっかく勉強に向き合おうという雰囲気が一瞬で崩壊します。

特に困ったのは、休日の午前に勉強しようとしたときに限って不具合が起きたこと。

うちは共働きで、スキマ時間にサッと学習してくれたら助かると思っていたのですが、実際はトラブル対応に追われて親の負担が増える結果に。

子どもも嫌がるようになり、最終的には解約して市販の問題集へ切り替える決断をしました。

体験談3「学習内容が合わず逆効果だった…」

スマイルゼミの教材は「個別最適化」と聞いていたので、子どものレベルに合わせてくれると思っていました。しかし実際は、やたらと簡単すぎる問題ばかり。

「こんなの簡単すぎる」と文句を言うばかりで、肝心の学習効果を感じることはありませんでした。

これでは本末転倒だと考え、半年で退会しました。今は学習塾に通ってじっくり勉強するようになり、落ち着いてきましたね。

体験談4「管理に気合が入りすぎてギブアップ」

スマイルゼミは親のスマホやPCで学習状況がチェックできるのですが、実際には日々の管理が想像以上に大変でした。

毎日学習しているかの確認、どこでつまずいているかの分析、そして改善点を考え…と、まあ別にしなくても良いのですが、私の性格上やらないと嫌で…。なまじそんな機能があると放っておけないのです。

自分のせいではあるのですが、ほぼ塾講師のような役割を押し付けられた気分になりました。

ふたを開けてみれば、親が毎日かなりの時間を割かなければならず、仕事と家事の合間で疲労がどんどん蓄積していきました。

結局、自分のためにも子供のためにも、専属の先生がいる学習塾の方がいいと思い、退会しました。

体験談5「ゲーム感覚が裏目に出てしまった」

スマイルゼミには勲章やアイテムがもらえる仕組みがあります。最初は「やる気を引き出す良い工夫だな」と感心していました。

しかし、実際にはアイテム集めのためだけに適当に答える、という悪循環が起こりました。

子どもは正解しようとするより、とにかく問題を高速で連打して終わらせ、アイテムをゲットすることだけが目的に。

間違えても気にしないので、学習内容がまったく身についていないことに後から気づきました。

これでは意味がないと判断し、タブレットの使用そのものをやめ、家庭学習は親と一緒に紙で進める方式に変更。スマイルゼミは結局1年も続かずに終了しました。

スマイルゼミは最悪じゃない！豊富なメリット

ここまで、マイナスな面について見てきましたが、スマイルゼミには豊富なメリットがあります。

スマイルゼミならではのメリットを知れば、最悪という不安はなくなるはず！次はスマイルゼミならではの強みを順番にご紹介していきます。

教科書準拠だから予習・復習・テスト対策も可能

スマイルゼミは、学校で使っている教科書に合わせて内容が作られている「教科書準拠」の教材です。使っている教科書を登録すれば、学校と同じ単元を使いながら日々の勉強に取り組むことができます。

そのため、学校の授業の予習・復習に使うのにも最適な教材と言えるでしょう。

教科書準拠のメリットは他にもあり、テスト対策や内申点UPにも大きな効果が期待できます。結果的には受験対策としても効果を発揮してくれるでしょう。

学校の授業の内容と連動しているため、応用的な学びが苦手というタイプの子でも、学習内容のバラつきに戸惑う心配がありません。

なお、ハイレベルな学習を求める子は「発展」「特進」といった、通常よりも演習量や難易度が高めのコースを選ぶことも可能です。

無学年学習で得意を伸ばせる

スマイルゼミの中でも「コアトレ」と呼ばれる学習機能は、学年にとらわれず、先の内容までどんどん進めることができると人気です。

これを「無学年学習」といいますが、得意な教科を伸ばしていきたい子や、中学受験を見据えている子にはぴったりの学習方法です。

たとえば算数が好きな子は、小学校低学年のうちから小4の内容までチャレンジするというように、学年の垣根を超えた学習が可能になります。

一方で、理解があやふやなところは学年をさかのぼって復習もできるので、苦手な教科の克服にも使えますよ。

楽しみながら自分の強みを伸ばせるのが、スマイルゼミならではのメリットです。

AI機能で一人ひとりに寄り添ったアプローチ

先述しましたが、2025年4月のアップデートによってスマイルゼミに新しいAI機能が加わりました。

幼児コースでは「はなせるえほん」という対話型の読み聞かせ教材を通じて、楽しみながら言葉や考える力を育てられるようになります。

そして、小学生・中学生コースでは「Coachez（コーチーズ）」が、子供と対話しながら最適な質問を投げかけ、自力で正解にたどり着けるようにフォローします。

単に正解へのヒントを教えるのではなく、子供が自分で「わかった！」と気づけるように対話で導いていくというイメージです。

AIがまるで家庭教師のように、正誤判定だけでなく保護者の代わりに解き方のコツまで教えてくれるようになります！

スマートだから収納場所に困らない

スマイルゼミはすべての教材がタブレットに配信されるので、プリントやドリル、付録が散らかるという心配がありません。

たとえばリビング学習をしているご家庭では、教材の置き場に困りがちですが、スマイルゼミならば片付けのストレスとは無縁です。

昔ながらの紙教材だと手つかずの冊子やテスト、付録がたまってしまいがちですが、その心配がないのもタブレット学習の良いところですね。

毎月の教材は決まったスケジュールで自動配信されるため、届くのを待つ必要がないという点もうれしいポイントです。

特に賃貸やマンションでお住まいの方であれば、すっきりとした環境で勉強を完結できるのは非常にメリットが大きいのではないでしょうか。

学習進捗を保護者が確認できる

スマイルゼミには、保護者向けの「みまもるネット」という専用の進捗管理機能があります。お手持ちのスマホやパソコンから、子どもがいつ・どんな勉強をしたのかをチェックできるサービスです。

学習の進み具合だけでなく、テストの結果などもわかるので、どこで苦戦しているのかもひと目でわかり、「今日は足し算の勉強頑張ったね！」などと、具体的な声かけがしやすくなります。

通知設定をすれば「今日の学習が完了しました」といった報告もメールで届くので、進捗状況を見逃してしまう心配もありません。

スマイルゼミは通信教育に費用をかけたくない人には不向き？

スマイルゼミが最悪と言われる理由として「通信教育に費用をかけたくない人には不向き」など、料金の高さを挙げる人もいますが、実際の値段はどうなのでしょうか？

確かに、スマイルゼミは専用タブレットを使用した学習スタイルのため、初期費用が他の教材と比べて高めに感じられることもあります。

ここでは、2025年4月からの料金体系やタブレットにかかる費用について見ていきます。

スマイルゼミの料金体系は高いのか

スマイルゼミの料金は、学年やコース、支払い方法によって異なります。以下に、各コースの料金表（税込表記）をまとめました。

幼児コース	毎月払い	6か月一括払い	12か月一括払い
年少	4,378円	3,894円	3,630円
年中	4,378円	3,894円	3,630円
年長	4,378円	3,894円	3,630円

小学生（標準）	毎月払い	6か月一括払い	12か月一括払い
小1	4,730円	4,180円	3,630円
小2	5,170円	4,620円	4,070円
小3	6,160円	5,610円	5,060円
小4	7,040円	6,490円	5,940円
小5	8,030円	7,480円	6,930円
小6	8,580円	8,030円	7,480円

小学生（発展）	毎月払い	6か月一括払い	12か月一括払い
小1	5,500円	4,840円	4,180円
小2	6,270円	5,610円	4,950円
小3	7,260円	6,600円	5,940円
小4	8,140円	7,480円	6,820円
小5	9,130円	8,470円	7,810円
小6	9,680円	9,020円	8,360円

中学生（標準）	毎月払い	6か月一括払い	12か月一括払い
中1	10,230円	9,570円	8,580円
中2	11,000円	10,450円	9,460円
中3	11,880円	11,220円	10,340円

中学生（特進）	毎月払い	6か月一括払い	12か月一括払い
中1	17,490円	16,390円	15,180円
中2	18,260円	17,270円	16,060円
中3	19,140円	18,040円	16,940円

高校生コース	毎月払い	6か月一括払い	12か月一括払い
高1	19,140円	18,260円	17,380円
高2	19,140円	18,260円	17,380円
高3	21,340円	20,460円	–

※高3生は5月以降12か月一括が不可のため

先述のとおり、スマイルゼミの料金体系は、学年があがるにつれて高くなるような仕組みになっており、受講の際には一括払い（12ヶ月）を選択するのが最もお得になります。

もし途中で退会するとしても残額は返金されるため、できるだけコストを抑えたいならば、一括払いで申し込むことをおすすめします。

タブレット料金が別途必要なので要注意

スマイルゼミでは、専用タブレットの購入が必要です。端末にかかる料金および支払方法による違いは以下のとおりです。

一括払い	分割払い
10,978円	1,078円 × 12回（合計12,936円）

また、タブレット代金の注意点として、6ヶ月以上、6か月未満での退会の場合はそれぞれ追加費用が発生することも念頭においておく必要があります。具体的な追加費用は以下のとおりです。

	6ヶ月未満	6か月以上12ヶ月未満	12ヶ月以上
追加料金	32,802円	7,678円	追徴なし

なお、12ヶ月以上継続して受講した場合は初期費用のみで、追加費用は発生しません。

追徴をできるだけ避けたい方は、1年以上の継続受講がひとつの目安となるでしょう。

なお、万が一の破損に備えて、端末用の保証制度に加入することも可能です。

タブレット保証の費用	交換にかかる負担	未加入の場合の新品費用
3,960円（年）	6,600円	43,780円

「タブレットあんしんサポート」に加入しておけば、不慮の破損の際にも最低限の費用で新しい端末をゲットできます。

保証制度は入会時もしくは交換および購入時にしか申し込めないため、検討中の方は手続きする前に保証の有無も考えておくと良いでしょう。

スマイルゼミが「最悪」ではない相性バツグンな人

スマイルゼミはネガティブな要素が少なからずありますが、しっかりハマる子には驚くほど効果を発揮する教材でもあります。

タブレット学習という特性上、向き不向きの差が大きく出やすい教材なので、「合うタイプ」を知らずに始めてしまうと後悔につながりがちです。

逆に言えば、相性さえ合っていれば“最悪どころかむしろ最強”になり得る教材ともいえます。ここでは、ここまでの知識をふまえたえうえで、スマイルゼミと特に相性が良いと考えられるタイプを紹介していきます。

すでに学習習慣があり自分で進める力を持っている子

スマイルゼミは、タブレット一つで完結する便利さが魅力ですが、その反面「やる・やらない」の裁量が子どもに大きく委ねられます。

そのため、日頃から宿題やドリルに抵抗なく取り組める子、机に座って勉強することが習慣になっている子ほど相性の良さが際立ちます。

こうした子どもにとってスマイルゼミは“自分のペースを保ちやすいツール”として働き、無学年学習にも自然と踏み出しやすく、得意科目の伸びも体感しやすくなることでしょう。

視覚的・直感的な学びが得意で動きのある教材を好む子

スマイルゼミの強みは、紙の教材では再現しづらい“動きのある理解”ができる点にあります。図形が回転したり、文章が音声で読み上げられたり、間違えた瞬間に解説が表示されたりと、視覚・聴覚の刺激を活用した理解がスムーズです。

そのため、文字情報だけでは集中が続かない子、イメージで理解するタイプの子、音声やアニメーションがあると学習に入り込みやすい子には抜群の相性になります。

ただの可視化ではなく、学習プロセスそのものが“体験”として感じられるため、飽きにくく、正答への導線が短いというメリットが生まれますよ！

共働きで「丸つけの時間がない」家庭

スマイルゼミが真価を発揮するのは、忙しい家庭にこそかもしれません。

帰宅後すぐに夕食の支度をしなければならない日、仕事で疲れて子どもの勉強を丁寧に見てあげられない日、そんな日常の負担を大幅に軽減してくれるのがスマイルゼミの自動採点と即時フィードバックです。

誤答の理由を視覚的に示したり、その場で解説を読み上げたりしてくれるため、親が横にいなくても“つまずいた瞬間”に小さな理解を積み上げていくことができます。

共働き家庭にとっては、単なる教材ではなく“時間を生み出すサポートツール”として機能してくれますよ！

紙教材よりもタブレットでまとめたい家庭

学年が上がるにつれて、ドリルやプリントは確実に増えていきます。学校もそうですが、通信教材も例外ではありません。

収納場所に困る、どこまでやったのか管理が大変、子どもが紙をなくす…こうした悩みを抱えている家庭にとって、デジタル一本化できるスマイルゼミは相性の良い選択肢になります。

紙の教材が家に溜まらず、学習履歴が自動的に蓄積され、保護者アプリから進捗を確認できるため、「管理のしやすさ」という点では他の通信教育より一歩抜きん出ています。

得意な科目を伸ばしたい子または先取り学習が向いている子

スマイルゼミの無学年学習（コアトレ）は、学年の枠に縛られず“できるところまで先へ進める”のが特徴です。これは特定の科目が得意な子や、理解が早くどんどん進めたい子に向いています。

先取りをすることで学校の授業がより理解しやすくなり、成功体験が積み重なるため、その効果は学習習慣の定着にもつながります。

スマイルゼミと相性が悪く「最悪」だと後悔しやすい人

スマイルゼミにはメリットがある一方、向いていないタイプの子や家庭が利用すると「最悪だった」「全然続かなかった」と感じてしまうことがあります。

ここでは、スマイルゼミと相性が悪くなりがちなケースを、できるだけ具体的に、実際の利用者のつまずきと重ねながら紹介します。

もし一つでも思い当たる点があれば、事前に注意したり別の選択肢を検討しておくと後悔を避けられますよ！

自分から勉強することが極端に苦手で親の声かけが必須な子

スマイルゼミはタブレットを開けば始められる手軽さが魅力ですが、その分自分で学習をスタートさせる力が求められます。

そのため、普段から宿題を渋るタイプの子、机に向かわせるまでに親が何度も声をかけなければならない子の場合、タブレット学習は便利どころか逆にハードルが高くなることがあります。

タブレットを起動させても、ゲームやお楽しみ機能にばかり興味が向いてしまい、なかなか本編に取り組まない——そんな悪循環が続くと、親のストレスも増え、「これなら紙教材のほうが良かった」と後悔につながるかもしれません…。

書いて覚えるタイプで紙のワークがないと不安になる子

スマイルゼミは完全デジタルがコンセプトですので、ノートを広げて手を動かしながら覚えたい子、漢字練習は紙じゃないと集中できない子、図を描いて考えることが得意な子とはかなり相性が悪いです。

特に漢字や計算など書いて覚える要素が強い単元では、タブレット上の書き心地では満足できないこともあり、学習が身につきづらいと感じる家庭も少なくありません。

机に座る環境の確保が難しく生活リズムが安定していない子

タブレット学習と聞くとどこでもできるというイメージがありますが、集中して取り組むためには紙教材同様に一定の学習環境が必要です。

そのため、リビングが常にバタバタしている、兄弟姉妹の生活パターンがバラバラ、学習時間がその日によって大きく変わる……こうした環境だと、スマイルゼミを続けるのは難しいかもしれません。

毎日の生活ルーティンが整っていないと、タブレットを開く習慣そのものが定着しづらく、「結局ほとんど触らずに終わった」という後悔につながるケースも見られます。

デジタル機器の制限に厳しい・タブレット利用ルールが曖昧な家庭

スマイルゼミにはゲーム的なご褒美システムやアバター機能など“モチベーション維持の仕掛け”がありますが、これらが逆に気になってしまうなら、スマイルゼミはやめておいた方が良いです。

日常的にデジタルの使用を最小限にしたいという家庭では、そもそもタブレット学習が方針と矛盾しますし、逆にルールが曖昧だと「学習よりゲームばかり触ってしまう」状態になりかねません。

デジタルとの距離感をどう取るのかは家庭によって異なりますが、いずれにしてもタブレットという媒体をどう扱うかがスマイルゼミの成否に直結します。

親が完全に丸投げしたいと思っている家庭

スマイルゼミは、丸つけや部分的な解説を自動化してくれる効率的な教材ですが、決して完全放置で学習が成立する教材ではありません。

特に低学年では、タブレットの操作、学習の進め方、問題文の読解など、親のちょっとしたサポートが必要な場面が多くあります。

そのあめ「本当にすべて自動でやってくれるんでしょ？」という期待で始めると、どうしてもギャップが生まれやすく、結果として不満につながってしまいます。

最悪を回避！スマイルゼミで失敗しない対策と活用法

スマイルゼミは子どもとの相性や家庭の状況によって評価が大きく分かれる教材ですが、どんな子でも一定の成果につなげる運用のコツが存在します。

ここではスマイルゼミを上手に使いこなすための具体的な対策と、日々の活用法を紹介していきます。

最初の1～2週間を伴走期間と決めて使い方を一緒に整える

スマイルゼミの失敗パターンで多いのが、「渡した瞬間に全部自分でやれるはず」と思い込んでしまうケースです。実はそれは稀なケースです。

特に低学年の場合、教材の使い方に慣れるまでに少し時間がかかることがありますので、最初の1～2週間は子どもと一緒に学ぶ期間と割り切り、タブレットの操作方法、問題の読み方、学習の流れを横で見守りながら整えていくことが成功の近道になります。

習慣化の基盤ができるまでを親が伴走することで、急な挫折を防ぎ、スマイルゼミを「相性のよい教材」へと育てていくことができます。

取り組む時間を固定化し小さなルーティンとして組み込む

スマイルゼミは気軽に取り組める反面、決まった時間がないと後回しにされがちです。

宿題の前に10分、夕食後に15分、登校前に1ユニットなど、家庭ごとに決まったタイミングを設定することで、子供が考えなくても自然とやる流れを作ることができます。

短い時間でも必ず触れる仕組みを作ることで、やらない日が続いて気まずくなる……という悪循環を避けられます。習慣化さえ成功すれば、学習効果は自然と積み上がっていきますよ！

ご褒美機能のコントロールでやりすぎとやらなすぎを防ぐ

スマイルゼミにはアバターやゲームといったご褒美要素がありますが、これらをどう活用するかで満足度は大きく変わります。

家庭であらかじめ学習を終えたら何分だけ遊べるなどのルールを決めておくと、子どもは安心して取り組めるようになり、親も管理がしやすくなります。

ご褒美は敵ではなく、正しく使えば学習習慣の強力な味方になりますので、上手に使いこなすようにしましょう。

紙の学習と組み合わせて書いて覚えたい子の弱点を補う

タブレットだけでは書き込み量が物足りないと感じる場合では、日々の学習に少しだけ紙を加える方法が有効です。

漢字練習をノートで補う、間違えた問題だけ紙に書かせる、計算の途中式はノートに残すなど、デジタルと紙の役割を分けることで、スマイルゼミの弱点を綺麗に埋めることができます。

全部を紙でやろうとすると負担が増えますが、必要な部分だけ紙に戻すハイブリッド学習にすることで、どんなタイプの子でもスマイルゼミを使いやすくなります。

親が成果を見る立場に回り学習の質をコントロールする

スマイルゼミは自動採点によって丸つけの負担を減らすことができますが、だからこそ親は“フィードバックを与える側”として関わることが大切です。

管理アプリを使って今日頑張った点を確認し、一言伝える、継続している日数を目に見える形で褒める、苦手単元に寄り添う——そんな小さな声かけが、子どもの“やる気の燃料”になります。

親が先生の代わりをする必要はありませんが、結果を確認し、温度感を持って見守る姿勢は学習効果を大きく左右します。

【まとめ】スマイルゼミ最悪を避けるにはお試しを

今回はスマイルゼミが「最悪」と言われる理由や実際の口コミ、メリット・デメリットや料金について調査してみました。

スマイルゼミが「最悪」という意見のほとんどは、その子に合わなかっただけ、もしくは予算との不一致のケースが多いです。

スマイルゼミの料金体系は受講前に確認できますから、おおよその受講期間や教育費の上限と照らし合わせて、試算してみると最悪の事態は防げるのではないでしょうか。

タブレット代や料金は決して最安ではないものの、AIによる個別サポートなどは他の教材にはないスマイルゼミ独自の魅力です。

幸い、スマイルゼミには14日間の返金保証もあるので、迷っている方はまず体験してみてはいかがでしょうか。