スマイルゼミを実際に受講してやめてしまった人のリアルな「辞めた理由」をまとめました。

スマイルゼミは「タブレット1台で学習が完結する」「自宅で効率的に学べる」という魅力から、とくに幼児コース・小学コースの対象となる家庭に選ばれています。

しかし実際には「続けられなかった」「辞めた」という声も少なくありません。子どもが楽しんで学んでくれると思ったのに、気づけば親子でストレスを抱えていた…そんな経験をしたご家庭もあるわけです。

これから受講しようと思っている人は、そんな事態はなるべく回避したいですし、すでにやめようか検討している人は同じ理由の人がいるか知りたいはず。

そこで本記事ではスマイルゼミ受講してやめてしまった人にヒアリングをし、スマイルゼミをやめたリアルな理由を整理しました。

「うちの子に合うのか」「続けて意味があるのか」と迷っている方にとって、リアルな判断材料になるはずです。是非最後までチェックしてみてください。

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見たい所に飛べる目次
  1. スマイルゼミを辞めた理由の共通点【幼児・小学コース】
  2. スマイルゼミを辞めた理由【幼児コース編】
  3. スマイルゼミを辞めた理由【小学生コース編】
  4. スマイルゼミを辞めたいと思わない理由
  5. スマイルゼミ辞めた理由からわかるリスクヘッジ
  6. 【まとめ】スマイルゼミ辞めた理由を参考にして今後どうするか決めよう

スマイルゼミを辞めた理由の共通点【幼児・小学コース】

スマイルゼミは「専用タブレット1台で学習が完結する」という利便性から、多くの家庭で利用されています。しかし、実際には「やめました」という親の声も少なくないこともわかりました。

まずは幼児・小学の各コースで親が解約に踏み切った理由を整理し、これから利用を検討している方、あるいは現在継続すべきか迷っている方に向けて、なぜやめたのかという共通項をまとめてみます。

費用対効果に納得できなかった

多くの親が口をそろえるのが「料金に見合う成果を感じられなかった」という理由です。

  • 幼児コース:市販のワークや知育教材で十分と感じる家庭が多く、月額を払う意味を見いだせなかった。
  • 小学コース:別のものに目移りして、まともにやってくれないケースが多々ある。

「〇〇より安いから」という理由で受講してしまうと、期待した効果が得られない場合、やめてしまうケースが多いようです。

子どもの性格や学習スタイルに合わなかった

スマイルゼミは「自分で進められる子」に強い教材であり、全ての子に合うわけではありません。

とくに小学・幼児コースでは「遊び感覚が強すぎて学習にならない」「すぐ飽きてしまう」「紙に書かないので定着しない」といった声が多数みられます。

生活リズムとの両立が難しかった

幼児コースでも「外遊びや体験学習の時間を減らしたくない」という考えからやめる家庭がありました。小学コースでも習い事との併用を悩んでいる家庭がちらほら・・。

はりー
はりー
つまり「毎日タブレットを開く」という前提そのものが、実生活と合わなかったわけだね

紙に書く学習の不足

どのコースにも共通する不満が「紙に書く練習が不足している」という点です。

「指でなぞるだけでは字が書けるようにならなかった。」 「ノートにまとめる習慣がつかず、テストに直結しない。」という不満点が、やめる理由になっています。

特に受験を見据える家庭では「実際に手を動かすアウトプットが重要」と考える親が多く、紙教材や市販問題集に戻るケースが目立ちます。

質問や対話の機会が乏しい

「スマイルゼミはわからないときに聞けない」という不満も多くありました。

とくに幼児コースや小学コースは、親が読み上げや操作を手伝わないと進められないという意見が少なくないです。

塾であれば先生に直接質問できるため、「不明点をすぐ解決できない不便さ」がスマイルゼミ解約の決定打になることも少なくありません。

デジタル依存や家庭への影響

幼児コースや小学コースでは「タブレットばかり触りたがる」「外遊びや親子の会話が減った」という懸念が多く見られました。

兄弟で取り合いになったり、寝る前の利用で生活リズムを乱すケースもあります。

はりー
はりー
結果的に、学習習慣をつけるどころか家庭のストレス源になってしまう場合もあるんだね… では個別に「やめた理由」をみてみよう!

スマイルゼミを辞めた理由【幼児コース編】

スマイルゼミ幼児コースを受講していたものの、何らかの理由でやめてしまった人たちの意見を集めました。

何故やめてしまったのか、幼児コースならではの理由が判明しましたので、まとめて紹介します。

遊び感覚が強すぎて学習にならなかった

スマイルゼミ幼児コースを始めたとき、親としては「楽しく学べる」というコンセプトに大きな魅力を感じていた。

幼児期に机に向かう習慣をつけるのは難しいから、タブレットでゲーム感覚で取り組めるのが良いと思った。

しかし実際にやってみると、うちの子は学習そのものよりもタブレットという存在そのものに夢中になってしまった。

たしかに毎日タブレットを触ること自体は続いていたが、タップやなぞり書きで適当に遊んでいる感じが強く、親から見て「学んでいる」というより「遊んでいる」印象だった。

幼児期の学びは「手を使って書く」「親子で会話しながら考える」ことが大切だと思っていたので、スマイルゼミだけに頼るのは不安が残ったが、結果的にその不安が実現されてしまったという感じ。

親のサポートが思った以上に必要だった

「タブレットが子どもを導いてくれるから親の負担は少ないだろう」と考えて幼児コースを始めたが、実際にはかなり親のサポートが必要だった。

まだ文字の読み書きが十分ではない年齢なので、問題文を親が読んであげたり、操作の仕方を教えたりしないと進められなかった。

結局、子ども一人で完結することは少なく、親がそばに付きっきりになる時間が多かった。忙しい日にはタブレットを開かずに終わってしまうこともあり、親にとって「手間のかかる習い事」になってしまった。

親としては「もっと自主的に学べる」と期待していた分、現実とのギャップが大きく、続けるのが難しいと判断した。

紙に書く練習が不足していた

幼児期に最も大切だと思っていたのは、鉛筆を持って字を書く練習だった。しかし、スマイルゼミは基本的にタブレットの画面に指や専用ペンでなぞるだけ。

子どもは楽しそうに取り組んでいたが、実際に鉛筆を持たせてみると、字が書けないことに気づいた。

親としては「学んだはずなのに、実際のスキルにつながっていない」とショックだった。

幼児期は特に「手を動かす」「紙に残す」経験が重要だと考えていたため、スマイルゼミを継続することに疑問を持った。

結局、紙のドリルやひらがな練習帳に切り替えた方が、子どもの成長につながると判断し、解約を決めた。

スマイルゼミは便利ではあったが、「書く力」を重視する我が家の方針とは合わなかった。

生活習慣を乱した

スマイルゼミ幼児コースは、学習というより「タブレットを毎日開く」ことに重点が置かれていたように思う。

うちの子も毎日やりたがったが、それが逆に生活リズムを乱してしまった。例えば寝る前に「少しやりたい」と言い出し、ブルーライトの影響なのか寝つきが悪くなることがあった。

また、タブレット自体が遊びの延長に見えてしまい、「もっとしたい」と駄々をこねることも増えた。実際に学習をすれば良いのだが、ただタブレットを触っているだけだったりと身になっていない印象だった。

親としては「学習の習慣をつけたい」という思いで始めたのに、結果的には「デジタル依存を助長しているのでは」と不安になった。

幼児期は自然と触れ合ったり、体を動かしたりすることが大事だと思い、スマイルゼミの利用はやめることにした。デジタル学習はもう少し大きくなってからで十分だといまは考えている。

コストに見合わなかった

料金は月額で考えるとそれほど高額ではないが、それでも市販のワークや知育ドリルに比べれば割高。市販の教材なら数百円から千円程度で十分に質の高いものが手に入るし、繰り返し使える。

実際に数か月スマイルゼミを使ってみても、子どもの力が大きく伸びたという実感は得られなかった。むしろ親が一緒に絵本を読んだり、折り紙やブロックで遊んだりする方が総合的な力がつくのではないかと感じるようになった。

「月額料金を払ってまで続ける意味があるのか?」と考えるようになり、我が家では解約を選んだ。コストパフォーマンスという観点からは、幼児期の学習にはもっと安価で柔軟な方法があると思う。

子どもの集中力が続かなかった

幼児コースを始めてみて気づいたのは、うちの子は長時間タブレットに集中できないということだった。

最初は新しいものに興味を持って数分取り組むが、すぐに飽きてしまい、「もうやめる」と席を立ってしまう。結局、一回の学習が5分も続かず、親が「最後までやろう」と声をかけなければ終わらなかった。

親としては「タブレットなら夢中になって続けられるのでは」と期待していたが、現実は逆で「短時間で気が散ってしまう」という結果になった。

子どもの年齢や性格によるのかもしれないが、うちの子には向いていなかったのだと思う。

集中力が育っていない時期に無理にタブレット学習をさせるより、絵本の読み聞かせや積み木遊びで自然に集中力を養う方が良いと感じ、解約することにした。

親子の関わりが減ってしまった

幼児期の学びで大切なのは、親子が一緒に取り組む時間だと考えているのだが、スマイルゼミを導入してからは「タブレットに任せきり」になってしまい、親子で机に向かう時間が減ってしまった。

子どもも「ママ読んで」「一緒にやろう」と言うことが少なくなり、一人で黙々と画面に向かうことが増えた。

親としては「便利な教材だから仕方ない」と思いながらも、心のどこかで「もっと会話をしながら学ばせたい」という気持ちがあった。

幼児期の成長は、親とのやりとりを通して培われる部分が大きい。スマイルゼミはその点で物足りなさを感じた。

結局、我が家では「親子の関わりを大切にしたい」という思いを優先し、解約に至った。タブレット学習はもう少し大きくなってからでも遅くないと考えている。

承知しました!先ほどの「ですます調」を、少しやわらかく自然な 話し言葉 に直してみました。日常的に親御さんが話すような雰囲気にしています。

外遊びや体験学習の時間を減らしたくなかった

幼児期は机での勉強よりも、外で体を動かしたり、自然や人と関わったりする経験の方が大事だと思っているんです。

でもスマイルゼミを始めてから、子どもが「外で遊ぶよりタブレットをやりたい」って言うことが増えてきて、ちょっと不安になりました。

「今日は公園に行こうよ」と誘っても、「タブレットやるから行かない」って言い張る日もあって…。

このまま幼児期からデジタルに偏ってしまうと、五感を使った経験とか友達との関わりが減っちゃうんじゃないかと心配になったんです。

それで「この時期はタブレットより体験を優先したい」と思って、解約することにしました。学習は小学校に入ってからでも十分間に合うと思っています。

子どもが嫌がるようになった

最初は楽しそうに取り組んでいたんですけど、数か月経つと「もうやりたくない」って子どもが言うようになりました。

親が「やろうよ」と声をかけても、「つまらない」「ゲームじゃないから嫌だ」って反発して、無理にやらせると泣いてしまうこともあったんです。

「せっかく契約したんだから続けさせたい」という気持ちもありましたが、幼児期に無理やりやらせて嫌な思いをさせるのは逆効果だなと感じました。勉強嫌いになってしまうリスクの方が大きいと思ったんです。

最終的に「嫌がるものを続けさせるより、自然に学びを楽しめる方法を選んだ方がいい」と判断して、スマイルゼミを解約しました。

今は絵本や知育玩具で遊びながら、楽しく学べる時間を大事にしています。

幼児コースを辞めた具体的な理由を集計して紹介しました。一長一短ではあるものの、合わない人は、上記のような理由でスマイルゼミをやめたようです。

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スマイルゼミを辞めた理由【小学生コース編】

スマイルゼミ小学生コースを受講していたものの、何らかの理由でやめてしまった人たちの意見を集めました。

何故やめてしまったのか、小学生コースならではの理由が判明しましたので、まとめて紹介します。

やったフリ学習に気づいて紙教材へ回帰

正直に言うと、スマイルゼミを始めたときは「これで学校の勉強をしっかりサポートできる!」と期待していました。

共働きで家に帰るのが遅い日も多く、私自身が子どもの宿題や学習を細かく見てあげられないことに罪悪感があったんです。

タブレット学習なら、自動採点もあるし、親がつきっきりにならなくても良い。これはうちにぴったりだと思いました。

でも実際に続けてみると、だんだん子どもがスマイルゼミを「遊びの延長」みたいに扱ってしまって。

たしかに楽しくなる工夫はいっぱいあるんだけど、気がつけば「今日は適当に問題を終わらせてゲームしたいから急いでやる」みたいな感じになっていました。

結局、学習内容をきちんと身につけるというより「やったフリ」になってしまっていたんです。

それに加えて、紙のワークやノートに書いて学ぶことも大事だと改めて思うようになりました。

小学校の先生からも「タブレット学習もいいけれど、ノートに自分でまとめる力をつけた方がいい」と言われて、確かにその通りだなと感じたんです。

実際、テスト前に紙に書いて整理することが、うちの子には合っているみたいで。

毎月の受講料も決して安くはないですし、費用対効果を考えたときに「今はスマイルゼミをやめて、ドリルや市販の教材で十分だな」と結論を出しました。

子どもも「タブレットじゃなくてもいい」とあっさり納得してくれて、むしろ机に向かって書く習慣が戻ってきたのが良かったと思っています。

時間に追われ義務感だけが残った

最初はタブレットで勉強できるのがすごく新鮮で、アプリのゲーム感覚で解ける問題を楽しんでいました。

でも半年ぐらい経ったころから、だんだん「同じことの繰り返しだな」って感じ始めたようで…。応用とか発展的な問題は少なくて物足りなかったようです。

あと、学校の勉強や趣味で時間がどんどん削られていって、正直タブレットを開く余裕がなくなっていたようです。

スマイルゼミって毎日やるのが前提だけど、学校から帰ってきて宿題して…って流れの中で、スマイルゼミをやるのはもう義務感でしかなくなっていました。

「今日のミッションやらなきゃ!」って焦ってましたけど、内容が頭に入ってないようでした。。

しかし、自分からはやめると言わないので「もうあんまりやってないし、解約したら?」って言ってみるとあっさりやめました。

「やっと解放された」と安堵している姿を見て、もっと早めに言えばよかったと思いました。

基礎止まりの教材に物足りなさを感じた

私がスマイルゼミをやめさせたのは、「教材のレベル」と「子どもの学習習慣」のバランスが崩れていたからです。

最初はデジタル教材の良さを活かして、学年を超えて先取り学習・復習などなど…色々できるのではないかと考えていました。

しかし実際には、うちの子は毎日の「今日のミッション」をこなすだけで精一杯になってしまい、主体的に自分で学びを広げるという段階には至りませんでした。

さらに、教科書に準拠しているのは良いのですが、やはり基礎的な内容が中心で、中学受験や難関校を目指すには物足りなかったのです。

問題の難易度も、本人の力を伸ばすというよりは「できた気になる」ような構成が多いと感じました。親としては、もっと応用力を養う教材に時間とお金を使いたいと思ったのが大きな理由です。

また、スマイルゼミは「親の関与が少なくても回る」と宣伝されていますが、実際には子どもが自分で管理できなければただの放置になってしまいます。

私も仕事が忙しく、毎日子どもの進捗を細かく見てあげられない状況でした。その結果、「タブレットをやったかどうか」だけが会話の中心になってしまったのです。

わが子にとっては簡単すぎて続かなかった

娘はタブレットで勉強するのは好きなんだけど、集中力が続かないタイプ。最初のうちは「今日のミッション終わった!」って達成感を感じていたけど、だんだんそれが「とりあえずタップして終わらせる」作業になっていったんです。

正直、私から見てもスマイルゼミの問題は「簡単すぎる」ことが多かった。学校の授業とほとんど同じ内容だから、予習・復習の補助としては悪くないけど、それ以上の力を伸ばす感じはない。

娘は本当は算数が得意で、もっと難しい問題に挑戦した方が伸びると思うのに、スマイルゼミだと物足りなさそうでした。

娘の場合、結局「紙に書いて考える勉強」に戻した方が、結果的に学力が伸びました。だからスマイルゼミをやめたことは正解だったと思います。

紙に書かない学びは定着しなかった

息子がスマイルゼミを使っているのをそばで見ていて、私は最初から「長くは続かないだろう」と思っていました。

理由は学びの基本は「自分の手で書くこと」「声に出して読むこと」だからです。息子にめちゃくちゃ頼まれたので無理に始めましたが、結果的に読み通りになってしまいました。

タブレットで問題を解くのは効率的かもしれませんが、頭と体をしっかり使った学びにはなりにくい。私が受験していた頃も、紙に鉛筆で書くという行為そのものが記憶を定着させるのだと実感していました。

実際、息子はスマイルゼミを「ゲーム機」みたいに扱っていて、毎日「今日のミッション」をこなしても、テストになると点数が伸びない。

息子は「やっているのになぜ?」と首をかしげていましたが、私は「やり方が浅いからだ」とすぐに分かりました。画面上で答えをタップするだけでは、深く考えなくても解けてしまうことが多いんです。

それに、毎月の受講料もばかになりません。私の感覚からすると、紙のドリルを買えば数百円で同じ基礎学習ができるのに、なぜこんなに高額なのかと疑問に思っていました。

もちろん時代に合わせた学び方も大事ですが、「費用と効果」を冷静に比べれば、スマイルゼミをやめてしまうのは自然な流れだったでしょう。

塾代わりと期待したが役割不足だった

都会に比べて塾が少ない地方に住んでいるので、「オンラインで学校以上の学習ができれば」という期待が大きかったんです。

うちの周りには学習教室がなく、車で30分以上かけて送迎するのも現実的じゃない。だから、家で完結できるスマイルゼミはとても魅力的に見えました。

でも実際に半年以上続けると、「家庭学習の中心にはなりにくい」という現実が見えてきました。まず、学習の進度が学校とほぼ同じなので、結局「授業の予習・復習の補助」にしかならない。

私としては「塾に行かない分、より発展的な内容までやってほしい」と思っていたのですが、その部分が物足りなかったんです。

さらに問題だったのは、子どもが「やらされている」と感じ始めたこと。毎日のミッションをタップして進めるだけで、本人の達成感が薄い。

私も最初は「今日の分やったのね」と安心していましたが、だんだん「本当に力になっているのか?」と疑問が強くなり…。学校のテストに直結する力がついているようには思えませんでした。

最終的には、地元の本屋で買える市販のワークや、ネットで見つけた発展ドリルに切り替えました。費用も抑えられるし、親が一緒に関わる時間も増える。

今思えば、もっと「家庭の学習方針」と合っている教材を選ぶべきだったと感じています。

親が任せすぎた結果形だけの学習に

正直に言うと、私たち夫婦がスマイルゼミを選んだ一番の理由は「親が手間をかけずに済むから」でした。

共働きで帰りも遅く、子どもの勉強を見る余裕がない。だから「自動で採点してくれる」「学習記録を親アプリで確認できる」という仕組みは、とてもありがたく感じました。

しかし、現実はそんなに甘くなかったんです。子どもは最初こそ毎日夢中になっていましたが、だんだん「最低限のノルマをこなして終わり」という状態に。

画面では「達成!」と表示されるものの、内容が頭に残っていない。つまり「形だけの勉強」になっていたんです。

結局、子どもが学校の小テストでケアレスミスを繰り返したり、応用問題に手が出せなかったりして、「これは本質的に伸びていないな」と痛感しました。

結論として、親の関与がゼロでは成り立たない。だからスマイルゼミをやめて、代わりに「親子で取り組める教材」に変えました。

もちろん時間は奪われますが、子どもの考え方を直接見られることが大きなメリットでした。

スマイルゼミは便利でしたが、うちのように「任せきり」にした家庭では逆に学力が伸び悩む原因になったのだと思います。

小学生コースを辞めた人にアンケートをとって、具体的な理由を紹介しました。スマイルゼミで伸びた人も多くはいるものの、人によっては上記のような理由でスマイルゼミをやめたようです。

ちゃこ
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スマイルゼミを辞めたいと思わない理由

スマイルゼミを受講していた人のアンケートを取っている中で「やめようと思っていたけど結局継続して、その結果やめなくて良かった」という人や「そもそも辞めたいと思ったことなんてない」という人もいました。その体験談を紹介していきます。

最初は面倒がっていたが続けて自信になった

スマイルゼミを始めてすぐの頃、うちの息子は「毎日やらないといけないの?」と面倒くさがり、すぐにやめたいと言い出しました。

親としても、無理に続けさせても逆効果かもしれないと思い、「もうやめようか」と検討しました。ですが、「せっかく始めたのだから、最低でも3か月は続けよう」と決めて様子を見ることにしたんです。

すると、少しずつ「昨日より早く終わった!」「全部正解できた!」と本人が小さな達成感を味わうようになりました。タブレットが自動で丸付けしてくれるので、自分の成長がすぐに見えるのも良かったのだと思います。

気づけば「今日のミッション終わった?」と親が声をかける前に取り組むようになり、最初にやめなくて良かったと実感しました。

今では学年のテストでも安定して良い点数を取れるようになり、本人の自信につながっています。

成果が見えずにやめそうになったが結果的に伸びた

始めた当初、半年ほど経っても「これといった成果が見えない」と感じ、正直「やめてもいいかな」と考えていました。

ところが、その後の学校の授業で先生から「計算スピードが上がった」と褒められたんです。その一言で、スマイルゼミの積み重ねが確かに力になっていると実感しました。

子ども本人も褒められたことが嬉しかったようで、「もっと頑張りたい!」と意欲的に取り組むようになりました。

今では、家庭学習の軸として欠かせない存在になっていますし、「成果は少し遅れて出る」ということを学んだ経験にもなりました。

遊び感覚ばかりで不安だったが学習習慣が定着

うちの子はスマイルゼミを始めた当初、とにかく「ご褒美のゲーム」ばかり楽しみにしていて、肝心の勉強は適当に済ませてしまうことが多かったんです。

「これでは意味がない、やめさせた方がいいのでは?」と真剣に考えました。

ところが続けているうちに、どうせやるならちゃんとしないと、と心を入れ替えたようで、真面目に解き始めたのです。

次第に「ちゃんと真剣に勉強してから遊ぶ」という流れが自然に身について、今は「学習=生活の一部」になっています。勉強嫌いにならず、むしろポジティブに取り組めているのは、やめなかったからだと思います。

スマイルゼミは「自信を育てる場所」

娘がスマイルゼミを始めてからもう2年以上が経ちますが、一度も「やめたい」と言われたことがありません。

正直、最初は「飽きてしまうんじゃないかな」と心配していました。しかし実際はまったく逆で、スマイルゼミを続けている理由のひとつは学習の成果が見えることだと感じています。

特に算数が苦手だった娘が、タブレットの分かりやすい説明とアニメーション解説により、少しずつ「できた!」を積み重ねられたことが大きいです。

紙のテキストだと解説を読んでもよく分からず親が補足していましたが、スマイルゼミではタブレット自体が丁寧に教えてくれるため、娘は「自分で理解できた」という自信を持てました。

勉強が義務ではなく習慣になった

スマイルゼミを続けていて親として嬉しいのは、勉強が“義務”ではなく“習慣”になったこと。タブレットを開くことに抵抗がなく、「とりあえずやろうかな」という空気が自然に生まれています。

学習を進めると貯まるスターや、月末の表彰バッジが娘のモチベーションを自然と高めてくれます。これが習慣化につながった大きな理由です。

「今日はここまで頑張ったんだよ!」と自分から報告してくれるほど。自主性が育っているのを実感しています。

結果的に成績も上がり、本人の自己肯定感まで育ててくれているので、やめる理由が見つからないというのが正直なところです。

共働き家庭でも安心して任せられる家庭教師のような存在

わが家は共働きで、平日は子どもと一緒に学習時間を十分取れないことが悩みでした。

そんな中、スマイルゼミを始めてからは、親が手厚くサポートできなくても子どもが一人で進められる学習環境が整ったと感じています。

子ども自身がやめたいと言い出さない理由も、まさにこの「学びやすさ」にあると思います。

色々いいところはありますが、一番いいのは教科書準拠で学校の授業とリンクしているため、「今日学校で習ったところだ!」と理解がスムーズなところ。

予習復習も自然にでき、勉強についていけないという焦りがなくなったことで、落ち着いて学習に取り組めるようになりました。

中学になっても続けたいと言っている

スマイルゼミのタブレットは学習管理が絶妙で、やるべき内容や学習時間の目安が明確に表示されます。そのため、親が介入しなくても「今日はこれをやろう」と自主的に取り組めるようになりました。

わが家ではこれは非常に大きなポイントで、忙しくても勉強の質が落ちないという安心感があります。

さらに、保護者向けの学習状況レポートがとても便利で、仕事中でもスマホで子どもの進捗や理解度が確認できます。

「今日はよく頑張ったね」と帰宅後に褒められるため、子どものやる気が続く良いサイクルができました。

やめたいどころか、子ども自身が「中学になっても続けたい」と言うほどで、家庭学習の土台として欠かせない存在になっています。

「やめたい」という言葉を聞いたことがない

小学4年生の息子は、以前はとにかく勉強が苦手で、机に向かうだけで機嫌が悪くなるタイプでした。そんな息子でもスマイルゼミだけは自分から続けてくれています。

「やめたい」という言葉を聞いたことがないのは、“できた”を実感できる仕組みが息子に合っていたからだと思います。

タブレット学習は視覚的で分かりやすく、遊び感覚で学べる教材も多いので、息子のように集中が続きにくいタイプでも取り組みやすかったようです。

特に漢字の書き取りは、タブレットがリアルタイムで書き順やとめ・はねを判定してくれるため、「正しく書けた!」という感覚が得やすく自然と上達。

学校の漢字テストでも満点を取れるようになり、自信につながりました。

勉強が苦痛から変わった

スマイルゼミには「きょうのミッション」という1日の学習メニューがあり、息子はそれをクリアするのをゲーム感覚で楽しんでいます。

アバター用のアイテムをゲットできるなど、子どもを飽きさせない設計になっているのも継続できているポイントです。

このような設計がハマったため息子が「スマイルゼミは楽しいから続けたい」と言ってくれます。これは、勉強が“苦痛”から“遊びと成長の両立”へと変わったからなのではないでしょうか。

親としては、学習習慣が身につき、成績まで安定した今、やめる理由が本当に見当たりません。

スマイルゼミ辞めた理由からわかるリスクヘッジ

スマイルゼミには短期のお試し制度があります。これを利用して子どもに実際に触れさせることは、とても大きなリスクヘッジになります。

紙の教材の方が集中できる子もいれば、デジタル学習を楽しむ子もいます。親の想像だけでは判断できない部分を、体験がしっかりと教えてくれるはず。

親が一緒に見守る時間を作る

スマイルゼミでは2週間のお試し期間が設けられています。この期間を活用して、子供とスマイルゼミの相性を確認する必要があるのですが、その際に大切なのは、子ども任せにしないことです。

親も一緒に横で見守り、学習の流れや子どもの反応を確認することで「続けられそうかどうか」が見えてきます。

子供にやらせて「どうだった?」と聞くよりも、子供がやっている姿を自らの目で見て、わが子に合っているかどうかを確認するようにしましょう。

合わなかったら無理に続けない

スマイルゼミを試してみて、明らかに合ってなさそうであれば無理して受講せずにすっぱりと「受講しない」という選択肢を選ぶのも大いにアリです。

子どもが合わない教材を続けてしまうと、学習そのものにマイナスのイメージを持ってしまいかねません。早めに切り替えれば、別の方法を探す余地が広がり、子どもの「学ぶ楽しさ」を失わずにすむはず。

教材そのものよりも大切なのは、子ども自身の個性や習慣との相性。親子で一緒に体験し、判断することが後悔しない選択につながることでしょう。

【まとめ】スマイルゼミ辞めた理由を参考にして今後どうするか決めよう

スマイルゼミは決して悪い教材ではありません。基礎固めや学習習慣づけには有効ですし、自分から進んで学べる子には非常に相性が良いです。

しかし、親の声から見えてくるのは「万能ではない」という事実です。もしこれから契約しようか、もしくは継続しようか迷っているのであれば、以下の要素を事前に検討しておくと後悔することがないはずです。

  • 子どもは「自主的に取り組むタイプ」か「声かけが必要なタイプ」か?
  • 紙に書く練習や親子の関わりをどう確保するか?
  • 部活や外遊びなど、生活リズムと両立できるか?
  • 費用対効果に納得できるか?

これらを見極めたうえでスマイルゼミの導入・継続を判断することが大切です。

「家庭の教育方針」「子どもの性格」「ライフスタイル」との相性を冷静に見極めることこそが後悔のない道を手に入れるための近道です。是非参考にしてみてください。

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ABOUT ME
ちゃこ
ちいく村の運営者「ちゃこ」です。本業では特許を20件以上出願している研究者ママ♡子供のために200万円以上もつぎ込んで、全教材・通信教育を使ってきた知育オタクです。これまでも研究者目線で100人以上のママに通信教育を紹介してきました。子供の知育教材のことなら私におまかせください♪
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