「RISUきっず」と「スマイルゼミ」、どちらの教材がお子さんにぴったりか悩んでいる親御さんは多いですよね。
この2つはどちらも幼児向けのタブレット学習教材ですが、特徴が異なり、どちらにも良さがあります。
そこで今回は、両方の教材を我が子に試してみた私が、それぞれの教材を7つのポイントで比較してみました。
結論から言いますと「RISUきっず」は、思考力を養いたい方や、ゲーム要素なしで集中して学習したい方におすすめです。特に算数を得意にしたいお子さんや、将来は中学受験を考えているご家庭に向いています。
一方、「スマイルゼミ」は、すべての教科をバランスよく学びたいと考えている方にぴったりです。年齢に合った内容を無理なく楽しみながら学べるので、家庭学習を始めたばかりのお子さんにも向いていますよ。
両方を併用することも可能ではありますが、最も大切なのは、それぞれの教材の良さを理解し、お子さんの興味や学習ニーズに合った選択をすること。
この記事を最後までご覧いただくと、各教材のメリットとデメリットがよくわかるはずです。ぜひ、お子さんにとって最適な算数の教材を選んでみてくださいね。
RISUきっず・スマイルゼミを併用して7項目で比較した結果
RISUきっず・スマイルゼミを併用して7項目で比較した結果を先にお伝えいたします。この記事における結論のようなものなので、はっきり言ってここだけ知っておけばいいかもしれません。
「RISUきっず」は、年中から年長のお子さん向けの教材で、主に算数を学ぶことができます。2022年3月からは英語の学習もスタートしました。
簡単な英語から中学受験の基礎まで、幅広くカバーしているのが特徴です。年間の料金は33,000円で、他に追加費用はかかりません。ただし、タブレットの感度が少し悪いという点がデメリットですね…。
一方、「スマイルゼミ」は、年少の冬から受講可能で、高校までさまざまなお子さんが対象となっています。
小学校就学前は、10の異なる教科を学ぶことができます。こちらも簡単な内容から始められ、教科書レベルを超える先取り学習も可能です。
幼児コースの料金は年間39,336円で、タブレット代として10,978円が必要になります。
タブレットの感度は良好で、手を置いても書けますが、人によっては内容が簡単すぎると感じることもあるかもしれません。
ちなみに2022年4月からは「コアトレ」という新しい学習コンテンツがスタートして、さらにボリュームアップしていますよ。
「RISUきっず」は1週間の無料体験が可能で、「スマイルゼミ」は2週間の全額返金保証と資料請求ができますので、お子さんに合うかどうか試してみることができます。
では、ここからは7項目に分けて、それぞれの教材の特徴を比較していきます。
RISUきっずとスマイルゼミを受講対象の年齢で比較
「RISUきっず」と「スマイルゼミ」は、それぞれ幼児向けの学習教材です。しかし、お子さんがどの年齢から学習をスタートできるかは少し違いがあります。
RISUきっずの対象年齢
「RISUきっず」は、年中から年長のお子さんが主な対象ではありますが、実は数の概念がわかりはじめる3歳ごろからの取り組みも可能です。
実際、早めのお子さんでは3歳から始めているケースもありますよ。
教材を使い始める目安については、その子の性格や学習への興味、能力によって個人差が大きいです。かずが好きそうな子なら、早めに試してみるのも良いかもしれません。
スマイルゼミの対象年齢
一方、「スマイルゼミ」は、最も早くて年少の冬から始めることができますが、この教材は学年に合わせた内容が用意されているため、年齢だけでなく学年にも注意して選ぶ必要があります。
さらに、注意したいのが「途中で学年を変更することはできない」という点。小学校に入学すると、教科書に合わせて学習が進みますから、異なる学年の内容を受講すると後から不便に感じる可能性が高いです。
RISUきっずとスマイルゼミを教材コンテンツの内容で比較
次は「RISUきっず」と「スマイルゼミ」、それぞれの教材内容について詳しく見てみましょう。
RISUきっずの教材内容
「RISUきっず」は算数に特化した教材であるのが最大の特徴です。無学年制で進められるので、お子さん一人一人の理解度に合わせて学習を進めることができますよ。
小さいお子さんでも先取り学習がしやすいように、関連した内容が順番に学習できる工夫がされています。
分からない問題があれば、その子に合った解説ムービーが送られてくるので、動画を見ながら勉強することができますよ。
算数は学問の全ての土台となる基本的な科目。ここの理解を終えておかないと、応用問題や違う分野を学ぶのも難しくなる重要な学科です。
そんな算数を1から10までたっぷりと学ぶことができるのがこの教材となっています。
スマイルゼミの教材内容
一方、「スマイルゼミ」は10項目(ひらがな、カタカナ、ことば、英語、知恵、かず、かたち、とけい、生活、自然)を幅広くカバーしているのが特徴です。
多様な教科をバランス良く学ばせたい親御さんに、特におすすめですね。
毎月、学年に合った内容が配信され、「きょうのミッション」が設定されているため、お子さん一人でも学習を進めやすいですよ。問題はイラストと音声で解説されるので、とても分かりやすいです。
また、2022年4月からは「コアトレ」という新しいプログラムが始まりました。算数と国語の2教科について、先取り・さかのぼり学習ができるようになったんです。
そのため、お子さんが自分のレベルに合った学習を進められるように設計されているのがメリットといえます。
さらに、他の子と競いながら学習を定着させるゲーム感覚のイベントにも参加できますよ。ただし、コアトレは「きょうのミッション」には含まれていないため、自ら時間を設定して取り組む必要があります。
RISUきっずとスマイルゼミの学習の難易度を比較
次は「RISUきっず」と「スマイルゼミ」の学習レベルについて詳しくお話しします。
RISUきっずの学習レベル
「RISUきっず」は、数を覚えはじめた幼児向けの簡単な問題からスタートし、徐々に小学校1年生レベルまで対応する内容が学べます。
最初は基本的な問題が多く、少しずつ足し算や引き算に進むイメージ。就学前に身に着けておきたい算数を習得できるので、入学後もスムーズに算数の授業が受けられることでしょう。
カリキュラムはマップに沿って進み、早い子なら数か月でクリアできちゃいます。小学生コースに進むと、さらに高度な問題に挑戦することができますよ。
つまり、「RISUきっず」を終えた後も学びは続くため、段階的に学習を深めることが可能です。
スマイルゼミの学習レベル
一方、「スマイルゼミ」は、学年に合わせた問題が出される教材であるため、基本的には未就学児が小学校入学前に習得しておきたいことが中心です。
デジタル教材のイラストやカラーリングもポップで親しみやすく、子供たちにとって取り組みやすい作りになっているのが特徴。
例えば、時計の問題を見てみると、「RISUきっず」では選択式で答える問題が多いのに対し、「スマイルゼミ」では実際に時計を描くような問題もあります。
先述したように、2022年4月からは「コアトレ」がスタートしました。これにより、国語と算数の2教科ではありますが、無学年式で先取り・さかのぼり学習に対応となったため、より高いレベルでも学べますよ。
一部のお子様にとっては「スマイルゼミ」の内容が簡単すぎるというデメリットも、これでカバーできますね。
RISUきっずとスマイルゼミの料金設定を比較
「RISUきっず」の年間料金は33,000円で、これは年契約の場合です。分割払いも可能ではありますが、途中解約しても基本料金は返金されませんので、その点には注意が必要です。
また、「RISUきっず」をクリアすると小学生向けの「RISU算数」に進みますが、そうすると料金体系が変わるため、追加コストが発生します。
特に「RISU算数」の料金体系は少し複雑で分かりづらい部分があるので、小学生コースに進む前にはしっかりと料金を確認しておくことをおすすめします。
「スマイルゼミ」の料金は年中・年長ともに年間39,336円で、これは年一括払いの最安値です。この他にタブレット代として10,978円が必要です。
破損した場合にそなえて、タブレットの補償も可能ですが、サポートは別途費用がかかります。サポート費用は年間3,960円かかるので、こちらも確認しておくと良いですね。
なお、スマイルゼミでは、短い受講期間で解約すると、タブレット代金が以下のように追加で請求されてしまうので要注意。
たとえば、6ヶ月未満の退会の場合、追加で43,780円(内訳:基本代10,978円+追加費用32,802円)がかかります。
6ヶ月以上12ヶ月未満の退会の場合は、追加で18,656円(内訳:基本代10,978円+追加費用7,678円)がかかります。1年以上継続した場合、追加費用は無いですが、タブレット代の10,978円は必須です。
解約時にタブレットの返却は不要ではあるものの、あまりに早く退会するとコストが発生するので、その点は考慮しておきましょう。
RISUきっずとスマイルゼミをタブレットの動作・性能で比較
「RISUきっず」と「スマイルゼミ」のタブレットはどちらも10インチの画面です。
しかし、スマイルゼミは結構枠が大きくて、文字やイラストが大きめに表示されるので、こっちのほうが見やすいと感じるかもしれません。
一方でRISUきっずのタブレットも便利ですが、全体的に素朴でコンパクトな作りです。
特に異なるのはタッチペンの性能です。スマイルゼミのタッチペンは、手を画面に置いてもペンのみが反応するように設計されています。
小さな子どもが使うときでも持ちやすい太めの三角の形状もポイント!ただし、タッチペンをなくしてしまうと変えるのに3,080円かかるので管理には注意しましょう。
これに対して、RISUきっずのタッチペンは本当に普通のタイプです。よくあるタッチペンやタブレットと同様に、手が画面に触れるとペンの反応が悪くなることがあります。
問題の読み上げ機能についても違いがあります。スマイルゼミは問題を自動で読み上げてくれます。
それに対し、RISUきっずでは問題を自分で読む練習ができ、読めなかった場合にボタンを押すと読み上げてくれます。
RISUきっずだと自動で読んでくれないのが嫌という人も中にはいますが、私の個人的な意見では、自分で読む練習は子どもの読解力を伸ばすのに役立つので、逆にメリットかなと思います。
自動添削機能はどちらのタブレットにも備わっていて、子どもが一人で問題を解いたらそのまま即座にフィードバックを受けることができます。
ただし、RISUきっずの注意点として、小学生コースになると読み上げ機能がなくなるため、親のサポートが必要になる場面も出てきます。
このように、どちらの教材でも一長一短があるので、お子さんのニーズに合った方のタブレットを選んでみてくださいね。
RISUきっずとスマイルゼミを無料体験の内容で比較
「RISUきっず」と「スマイルゼミ」は、どちらもお試し期間がありますが、内容が少し異なります。
「RISUきっず」では、クーポンコードを使用して申し込むと、最初の1週間を無料で体験できます。この無料体験期間が終わった後は、料金が自動で引き落とされますので、続けて受講しようと思った場合は何もしなくてOKです。
続けて学習を希望しない場合だけは注意が必要です。無料体験申し込み後に届くメールに、お試し期間(具体的な日付)が載っていますから、その間に判断しましょう。
なお、体験してみてやめたいと思った場合は、体験費用として1,980円を自己負担する必要があります。
一方、「スマイルゼミ」は契約したあと2週間以内であれば、何の問題もなく全額返金保証が適用されます。
つまり、無料体験という制度ではなく、本契約のあと2週間以内に「やっぱりうちの子には合わない」と感じたら、解約すると全額が返ってくる(=実質無料)という仕組み。
はじめに支払った会費やタブレット代金も返金されるので安心です。ただし、タブレットを返却する際の送料は自己負担となります。
少し仕組みは違いますが、どちらのサービスもリスクなくお試しできるということです。ぜひ実際の使用感を試してみて、お子さんに合った方を選び学習をスタートさせてみてくださいね。
RISUきっずとスマイルゼミのデメリット・欠点を比較
RISUきっずとスマイルゼミ、どちらも実際にやってみて感じた一番のデメリットについてお伝えします。
まず、RISUきっずについてですが、やはりサービスは算数しか学べない点がデメリットですね。
2022年3月から英語の学習も始まりましたが、内容はかなり簡単なレベルなので、本格的な英語教育を求める場合は要注意です。
算数は他の教科の基礎となる重要な教科ではありますが、RISUきっずだけだと算数のみなので、総合的には十分な学習量にはならないかもしれません。
もちろん、中学受験を考えて算数を強化したい人や、算数がとても苦手で伸ばしたいという人には、声を大にしておすすめできます。
一方、スマイルゼミのデメリットは、10項目という幅広い分野が網羅されているものの、内容が年齢に合わせたレベルであるため、簡単すぎて物足りなさを感じる場合があります。
我が家の子どもが受講していたとき、今日のミッションが簡単すぎてサクサク進みすぎていました。すぐにカリキュラムが終わってしまっていたので、少しもったいなく感じたことも。
しかし、2022年4月から始まったコアトレにより、国語と算数は無学年制で先取り学習が可能になったため、これをうまく活用すればデメリットを解消できると思います。
今日のミッションとコアトレの両方に、うまく取り組めるように工夫しながら使うのがベストでしょう。
RISUきっず・スマイルゼミを併用した結果どっちが良かったのか
私の個人的な見解ですが、どちらが良かったかというとスマイルゼミです。
2022年からスマイルゼミでコアトレが始まったのが大きなポイントで、スマイルゼミを受講して「きょうのミッション」と「コアトレ」を進めていくのがとても効率的で良かったなと思います。
実際、スマイルゼミでコアトレが始まったときには、スマイルゼミですべての学習ができるのでこれで完結するなと思っていました。
しかし、子供によって合う合わないがあるかもしれません。「きょうのミッション」と「コアトレ」の両方に取り組むモチベーションは、かなりのものになります。
両方ともやるという前提で考えていると肩透かしをくらうかもしれません。毎回毎回モチベーションマックスで子供は頑張ることはできないのですから…。
また、スマイルゼミはゲームが楽しすぎるという問題もあります。ご褒美のゲームに夢中になりすぎて、学習が進まないことは正直言ってよくあります。
普段からゲームという環境に慣れていない子ほど、ゲーム要素にはまりすぎてしまうかもしれません。
幼児のうちは夢中で進めてくれていたはずなのですが、成長と共に教材が合わなくなってくることもあるので、やはり個人差も大きいものだと思います。
少なくとも我が家の場合、幼児のうちはスマイルゼミが合っていたと感じました。その子に合うかどうかは試してみないとわからないことも多いので、1回は体験してみるのが良いと思います。
RISUきっずをおすすめしたい人・スマイルゼミをおすすめしたい人
それぞれの教材が向いている人をまとめると、まず、RISUきっずは考える力をしっかり身につけたい人や、ゲーム要素が不要というご家庭向きです。
また、算数を特に伸ばしたい親御さん、中学受験を視野に入れているご家庭にも合っている教材だと思います。
一方、スマイルゼミは、すべての教科をバランスよく勉強したい人にぴったりです。年齢に合った内容を無理なく身につけたい場合や、初めて家庭学習を始める子にも向いています。
楽しく学習習慣をつけたいと思っているご家庭にもあっているかもしれませんね。
RISUきっず・スマイルゼミを比較した結論
本記事をまとめると、RISUきっずは年中から年長をメイン対象にしており、算数に特化した教材です。
2022年3月から英語の学習もスタートしましたが、あまり本格的とは言えないので、主に算数を強化する教材だと思えばOKです。
学習レベルは就学前の簡単な内容が中心ですが、終了したら自動的に小学校コースに移行し、その後は中学受験の基礎レベルまで対応しています。料金は年間33,000円のみでわかりやすいですね。
デメリットとしては、タブレットの感度がやや悪いという点、そして、算数以外の教科(英語以外)が学べない点です。
なお、RISUきっずではクーポンコードを利用することで1週間の無料体験が可能ですよ。申し込みはRISUきっずの無料体験ページから簡単に申し込めます。
一方、スマイルゼミの幼児コースは年少冬から始められて、年長までを対象としており、10項目の分野を網羅しています。
学習レベルは簡単なものから教科書レベルまで対応しており、算数と国語は先取り学習も可能です。料金は年間39,336円に加え、タブレット代として10,978円が必要です。
タブレットの性能は手をついても書ける点が優れていますが、デメリットをあげるならすこし内容が簡単すぎることが挙げられます。
2022年4月からコアトレがスタートし、より高度な学習も可能になったので、簡単すぎるかどうかはさほど心配いりません。スマイルゼミでは2週間の全額返金保証があるため、安心してじっくり試すことができますよ。
RISUきっずは、自分で考える力を得たい、またはゲーム要素がいらない人、算数を特に伸ばしたい人、中学受験を考えている人にぴったりです。
一方、スマイルゼミは、すべての教科をバランスよく勉強したい人、年齢に合った内容を無理なく身につけたい人、初めて家庭学習を始める人に向いています。
コアトレ・毎日のミッションを活用して地道に学ぶなら、スマイルゼミが良いでしょう。中学受験を考えていて、算数の応用問題まで鍛えたい場合は、RISUきっず~RISU算数を選ぶと良いかなと思います。
本記事を参考に、お子さんにぴったりの算数教材を選んでみてくださいね!
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