赤ちゃんが絵本を自分でめくる時の上手な読み聞かせの方法を紹介します。
赤ちゃんに絵本の読み聞かせをしていると、ページを先にめくってしまったり、全然聞いてくれなかったりしますよね。
本記事ではそんな、赤ちゃんが絵本をめくってしまいうまく読み聞かせできない時の対処法を紹介します。
誰でもできる上手な読み聞かせ法を解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
なお、幼児教育・知育に興味がある方は、当ブログの人気記事もあわせてご覧ください。
赤ちゃんが絵本を自分でめくる時の対処法
育児情報誌やTVなどでも
幼児期に1000冊絵本を読むとか
毎日10冊読むとか
色々絵本については言われていますが、思ったより難しいと感じる方も多いと思いのではないでしょうか?
その目標も大事ですが、その前に1冊の絵本をちゃんと読み聞かせてあげる事のほうが大切だと思います。
たくさんの種類の絵本を読むのは絵本に慣れた2歳半~4歳ぐらいからで十分だと思います。
一つずつ対処法をご紹介していきたいと思います。
ハマる絵本を選択する
赤ちゃんが気に入る絵本を選択する。
これは当然必要な事です。
と思うかもしれませんが、私の経験では
王道の有名絵本を買う
結局これが一番ハマってくれました。
図書館で色んな絵本をかりたり、マイナーだけど面白そうな絵本もたくさん買いましたが、結局ハマったのは有名な王道の絵本でした。
やっぱり子供受けが良く、万人に愛されているから人気があり「王道」なんだと実感させられました。
絵本に関しては独自の路線にする必要もないので、有名な絵本を買ってあげれば高確率で気に入ってくれると思います。
このあたりはロングセラーの絵本なので迷っている方にはおすすめです。
(すでに知っている絵本ばかりかもしれません)
にこにこ
しましまぐるぐる
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おさかなちゃんのできた
いないないばぁシリーズ
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はらぺこあおむし
だるまさんシリーズ
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ぴょーん(まつおかたつひでさんのシリーズ)
2歳半ぐらいではこんなのも有名です。
パンダかぞえたいそう
最初はこのような超有名な絵本を揃えるだけで十分です。
しっかりと繰り返して理解を深めてあげましょう。
絵本にハマっても絵本をペラペラめくってしまう場合もあります。
その場合は飛び出す絵本を読んであげるのも一つの方法です。
飛び出す絵本は普通の絵本よりも立体的な動きがあるので、子供もそっちに気を取られちゃんとページ一つ一つに興味を持ってくれやすいです。
このころは飛び出た絵を破ったりしてしまいますが、気にせず何冊か読んであげてください。
慌ててめくらなくても面白いので話を聞く事に慣れてくると次第に普通の絵本もめくらなくなってきます。
このように「めくる」以外にも面白い所を教えてあげるのもよい方法です。
飛び出す絵本も安価なものがいっぱいありますので、悩んでいる方は一度試してみてはどうでしょうか?
絵本の読み聞かせする時の姿勢を正す
大人にも言える事ですが姿勢はとても重要で、勉強などでも姿勢によって知識の定着率が変わるともいわれています。
赤ちゃんの場合は月齢によって姿勢は変わります。
お座りができるようになったらお膝の上に座らせて読んであげる場合が多いと思います。
親子で触れ合いながら一緒にできるのでもちろん良い方法なんですが、絵本をめくりまくる問題が勃発しやすいです。
ただ、月齢が小さい時は言葉もわからないので、この頃はめくらせてあげてもよいと思います。
赤ちゃんが絵本をめくることで指先のトレーニングになったり、絵や色の変化で様々な感性を学び取ったりしています。
0歳の赤ちゃんの時から指先をいっぱい使っていると、どんどん器用になっていろんな遊びが出来るようになります。
言葉も分からずただただ絵本に興味津々なだけなので、最初のころは絵本を好きにさせる事を優先しましょう。
この姿勢読み聞かせを続けていてもお子様によってはうまくいくのですが、ずーっとめくりまくる子もいます。
(うちの子はめくりまくる子供でした)
この「めくる」問題を解決する一つの方法として、姿勢を正す事があげられます。
1歳~2歳ぐらいの子供におすすめの姿勢は「紙芝居方式」です。
こんな感じです。
子供を座らせて紙芝居を見せるように、子供の前に座って絵本を読み聞かせます。
子供って自分の手の届く範囲に何かあると触っちゃうんですよね。
でもこの姿勢なら手はぎりぎり届かないし、下を向くよりも前を向いた方が人間は集中力が発揮できます。
何よりテレビを見ているような雰囲気で絵本を見せれるので、結構おとなしく見てくれる子は多いです。
この方法に慣れてくると絵本の読み聞かせがグッと楽になります。
絵本をめくりたがる子に悩んでいる方はまず姿勢から変えてみて下さい。
絵本を読む場所を整える
赤ちゃんが絵本をペラペラめくっちゃう
集中しない
これらの原因は色々あるのですが、周りの環境を整えてやるのも大切です。
うちの場合、知育おもちゃを大量に所持していたので、常に何かが床に散乱していました。
そんな環境で絵本を読んであげてもすぐに他のおもちゃに気がとられます。
途中でやめたり、ペラペラめくって、ハイ終わり、次はコレ、のように絵本から離れることが多かったです。
ですので、絵本を読む空間を作ってあげる事でこのような悩みは少し減りました。
絵本を読む前にはお片付けをして、周りに何もない決まった場所で読み聞かせをするようにしました。
そうすると以前よりもちゃんと聞いてくれるようになりました。
子供の好奇心は活発ですぐに色々なところに向くので
それを取り除いてあげる事
一つの絵本に集中させてあげる事
これでちゃんと聞いてくれるようになります。
1~3歳児は特に片付けができず散らかっている事が多いと思いますが、絵本の前にはお片付けという習慣をつけるようにしましょう。
絵本が好きな子であれば、お片付けも上達すると思います。
姿勢に次いで環境も大切なので、絵本の読み聞かせに悩んでいる方は専用の場所を確保してみるのもいいかと思います。
絵本を読むタイミングを決める
これは絵本に限らずですが、毎日やってあげたい事がある場合はルーティーンを作ってあげる事が一番大切です。
お風呂や寝かしつけも同じですね。
我が家では絵本を、お昼ごはんの後とお風呂上がりの後に絵本を読んであげてました。
寝る前には絵本を読もうとよく言いますよね。
大人でもそうなんですが知識を詰めた後にしっかり睡眠をとることで脳は情報を整理し定着させます。
子供も同じで絵本を寝る前に読んであげると読み聞かせの効果は最も高いと言われています。
これも習慣化ができてくると絵本への集中力も高くなってきますので絵本を聞かない、めくりまくるといった問題も減ってくると思います。
絵本の読み聞かせの習慣化は知育効果にも大変よいので、ぜひ実践してみてください。
習慣化する際のコツは、
。 寝る前とはいえ「眠い時にしない」ことです
我が家でお昼ごはんの後、お風呂の後にしているのは直後は少し目が覚めているからです。
お昼ごはんやお風呂の後、1時間ぐらいでいつも眠たくなるのがわかっていたので、その前に読むようにしていました。
眠くなるとイヤイヤが始まるので、これが続けるコツです。
お子様によってタイミングが異なると思うのでできるだけご機嫌な時を狙って読み聞かせをしてあげて下さい。
できればその後「寝る」と効果は高いと言われています。
もちろん、子供が読みたいと言ってきた時はいつでも読んであげて大丈夫です。
その時も脳は活性化しているのでより効果的ですね。
絵本の数は多くなくてもよい
我が家もたくさんの絵本を用意したのですが実はその必要はないのです。
最近の研究では、たくさんの絵本をいっぱい読むことよりも一つの絵本を繰り返し読んであげる事のほうが言語定着率や頭の活性化に良いと言われています。
大人に例えると反復練習のようなものですね。
その通りです。
同じ内容を繰り返し伝えてあげることでその絵本への理解が深まります。
子供は大人が思っている以上にその絵本の事がわかりません。
繰り返し、指差しや声かけしながら同じ絵本を見ることで内容の理解が深まって初めて楽しくなってきます。
絵本をすぐにめくる、集中しない子供のほとんどは「絵本の内容がわからないから面白くない」だと思います。
何度も読んであげて気に入った絵本であればすぐにめくったりはしません。
興味がありそうな絵本があれば、それを繰り返し読んであげてください。
繰り返してあげる事で絵本の内容が理解できます。
子供にとって理解できた絵本はどんなに魅力的でも理解できていない絵本より楽しいのです。
少ない冊数でよいので、繰り替えし読み聞かせしてハマらせてあげましょう。
ちなみにうちの場合は0歳児向けの絵本を1歳前後の時に気に入り
ずーっと読んでいましたが、2歳になってもまだその絵本を読んでほしいと持ってきます。
音声読み聞かせを取り入れる
親が読むわけではなく音声や映像を流して読み聞かせる方法もあります。
方法はたくさんあるのですが(有料のCD等も売っています)無料でできてうちの子がハマった方法ははらぺこあおむしの絵本×はらぺこあおむしの読み聞かせでした。
Youtubeなどではらぺこあおむしの歌とアニメーションがあると思います。
これをTVで流して見せると手元に絵本をもって歌とアニメーションに合わせて手元の絵本も自分でめくっていました。
そして音声とアニメーションに合わせて教科書(絵本)をめくっているその姿はとても可愛いです。
これなら自分でめくってくれてもOKですよね?
お気に入りの絵本や題材であればこのような方法でも絵本をしっかり理解させることができますし、お母さんの読み聞かせとは違った刺激を与えてあげることができます。
絵本の中の絵がTVで動いている
内容が歌になっている
ページの切り替えのタイミングを自分で考える
中々通常の読み聞かせでは実感できない刺激があるのでこのような読み聞かせも交えてあげるとより絵本に興味を持ってくれると思います。
さらに最近では読み聞かせのアプリなんかもあります。
OTOBANK Inc.が提供するアプリ【みいみ】は
- プロによる音声読み聞かせが無料
- 物語の音声を吹き返して遊べる
- 人気の絵本や名作童話が多数配信
このようなアプリが無料で配信されたりしているので、iPadがある人はこのようなデジタルに頼るのもありですね♪
上手に読み聞かせて絵本めくる問題を解決しよう
赤ちゃんが絵本をすぐにめくるのは絵本に興味があるからです。
しかし興味がある状態からもう一歩踏み込めるように工夫してあげないといつまでもこれはめくるおもちゃだと勘違いしてしまいます。
めくる事を覚えて絵本に興味が向いてきたら時期を見て下記のことを実践してみてください。
読み聞かせる姿勢を正す
読み聞かせの場所を整える
ハマる絵本を選択する
読み聞かせをするタイミングを決める
絵本の数は少なくてもよい、繰り返し読むこと
音声読み聞かせを取り入れる
これらを実践することで絵本をめくりまくっていた我が子は凄く絵本が好きになってくれました。
絵本は知育に良い
これは有名ですが、なかなか読み聞かせするのも大変だと思います。
まずは、環境と姿勢を整え、有名な絵本を数冊読み聞かせしてあげてください。
興味が向いた絵本を繰り返し読んであげれば次第にその絵本がより楽しくなってきます。
1冊でも気に入れば絵本は楽しいと理解してくれるので他の絵本にも興味がわいてきます。
言語の発達にも寄与すると言われているので絵本の読み聞かせに悩んでいる方はぜひ一度実践してみてください。
育児中のママはこちらの記事もチェックしてみてくださいね。お得なプレゼントや絵本の情報をまとめています。
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