先生が笑う自主学習を20つまとめました。
自主学習は生徒さんが自ら学んだ内容をノートに記録し、それを担任の先生に提出して評価を受けます。
少々めんどくさいと思う子も少なくないので、評価の際に、教師からの肯定的なフィードバックや褒め言葉がもらえると、生徒にとって大きな喜びとなります。
だからこそ、先生が笑う自主学習を求める人は少なくないと思うのですが、なかなか難しいですよね。そこで、実際に先生を笑わせることができた人の体験談をもとに、自学ネタを豊富に紹介します。
紹介する自主学習ネタはいずれも取り組みやすく、難解なものは含まれていません。ですから、褒められる自主学習を目指して無理に高度な内容に挑戦する必要はないです。
先生を笑わせたり喜ばせたりすることで、自主学習はより楽しいものになり、それが成績の向上や学力のアップにつながり、自信を育む効果もあります。
自宅での学習が楽しく続けられるようになれば、学ぶ喜びとともに、さらなる成長を期待できるでしょう。そのきっかけとなる情報が詰め込まれていますので、是非参考にしてみてください。
先生が笑う自主学習20選
担任の先生を笑わせたり、喜んでもらえたりした自学ネタを紹介します。
1. 漢字練習を60ページする
2. 先生に伝えたいメッセージを添える
3. 図工の自学として先生の絵を描く
4. 猿人類から現在の人間に至るまでの過程を描く
5. 毎回オリジナルキャラを描く
6. トイレマップを作る
7. 先生の観察日記を書く
8. 架空の日本地図を書く
9. 我が家の夕食メニューを紹介する
10. 知ると怖い花言葉をまとめる
11. フランス語を学ぶ
12. 担任の先生の子供の名前を考える
13. 先生の良いところをまとめる
14. ひまわりについてかなり深く調べる
15. 漢字の成り立ちを調べてまとめる
16. 学校にいる先生全員の名前の漢字と英語を練習する
17. 新聞の風刺画をまとめる
18. ドラえもんの秘密道具をまとめる
19. 先生のダメなところをまとめる
20. すべての都道府県名を書いて覚える
なかなか実現が難しいものから簡単にできるようなものまであるので、お子さんにあったものをチョイスしてみてください。
ではそれぞれの自主学習ネタ について、実際の体験談をもとに詳しく紹介していきます。
漢字練習を60ページする
1ページと言わず、漢字練習を60ページもすれば、先生が笑う自主学習になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
小学生1年生の息子がいるのですが、休み時間や家庭で取り組むための自主学習ノートを使用しています。習った漢字を練習や算数の計算を練習して、次の日に先生にノートを提出してスタンプやシールをもらえることが嬉しいようで、息子も熱心に取り組んでいます。そんな息子は自主学習の漢字練習を週末の休みで60ページというたくさんの量をやったので、担任の先生はとても笑って喜んでくれたそうです。そしていつもとは違う特別な銀色のインクでスタンプを押してくれたり、大きなシールを貼ってくれたので、息子も喜んでいました。
息子さんの漢字練習への取り組み量は驚異的ですね。ここまで驚異的な量をすれば、先生も笑ってしまうというわけでしょうか。
先生の特別なスタンプやシールも、息子さんにとってさらなる励みになったことでしょう。
先生に伝えたいメッセージを添える
いつもやっている自主学習の片隅に、先生に伝えたいメッセージを添えると、先生が笑う自主学習になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
息子は自主学習ノートの端に、”休んでしまった1番仲の良いお友達に早く会いたい””今日はとてもがんばりました”というような先生に伝えたいメッセージを書くことがあります。そのことに対しても先生は微笑ましいとき思うようで、息子に笑顔で反応してくれるそうです。
生徒さんがメッセージを通じて先生に聞いてほしい気持ちを表現することによって、先生にポジティブな感情が生まれたようですね。
この自学が先生と生徒さんとの間の絆を強化し、関係性をより温かくしてくれるはず。
図工の自学として先生の絵を描く
図工の自主学習の一環として先生の絵を描けば、先生が笑う自主学習になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
息子はあまり勉強が得意ではなく、自主学習ノートも嫌々取り組んでいました。ある日の宿題で、あまりにも勉強をしたくなかった息子は、図工の授業の復習という体裁のもと、自主学習ノートに絵を描いたようでした。懇談時にその絵を先生に見せてもらってびっくり。そこには先生の絵がありました。ただの似顔絵ではなく、先生が段々と進化していくという絵でした。最初はただの人間なのですが、第二形態、第三形態と進化していき、最終形態は筋肉ムキムキで頭にタケコプターを装着した先生が描かれていました。先生は若く綺麗な女の先生で、その絵とのあまりのギャップに笑ってしまいました。先生もこの絵を私に見てほしくてたまらなかったようで、大笑いしながら自慢げに見せてくれました。そしてそのページには大きな花丸がつけられていました。息子が先生のことが大好きな理由が分かった一件でした。
図工の自学と表して、先生の進化する絵を描いたのは、創造力を発揮したユニークな方法ではないでしょうか。
先生の反応が肯定的であったことは、生徒さんの力量によるものでしょう。ユーモアが求められますが、面白い自主学習の例だと思います。
猿人類から現在の人間に至るまでの過程を描く
猿人類から現在の人間に至るまでの過程を工夫して書けば、先生が笑う自主学習になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
うちの小学3年生になる息子が、学校の図書館で見つけた「ダーウィンの進化論」に描かれている猿人類から現在の人間に至るまでの過程を描いた絵にとっても関心を持ったらしく、自主学習にて”人間の進化論をテーマとした自由研究もどきの作品”を先生に見せました。その内容は四足歩行の猿から始まり、そこから二足歩行の猿人類、そしてアウストラロピテクスやネアンデルタール人を経て今に至るまでの姿を絵にし、そこに言葉を用いて説明していているもの。そこにまとめとして「人類は物凄く進歩してスマホだったり、飛行機だったり、いろいろな物を作って生活が便利になったが、その一方では便利になったゆえにあまり頭と身体を使わなくなって逆に退化している」という結論を添えました。それを見た先生は「素晴らしい」と大変喜んだ反面、人間の進化の過程を描いた絵があまりにもリアル過ぎてツボにハマったのか、大爆笑していました。
人類の進化について深く探求したこの自主学習は、生徒さんの科学的好奇心を刺激したようですね。イラスト系自学はたくさんありますが、なかでもめずらしい自学です。
進化の過程を書くだけでなく、現代社会に対する独自の見解を取り入れているため、ユーモアやアイディアの豊富さも必要とする自主学習となっています。
先生の反応からも、このような創造的な自学がいかに価値あるかがわかるのではないでしょうか。これは真似しやすそうな自学といえますね。
毎回オリジナルキャラを描く
いつもやっている自主学習の片隅に、オリジナルキャラを添えれば、先生が笑う自主学習になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
定期的に自主学習ノートを担任の先生に提出する必要がありましたが、ノートの隅にスペースが余っていたので、何となくイラストを描いて提出しました。そのイラストというのが、カニをモチーフとしたオリジナルキャラクターです。担任の先生は、中年の優しい女教師だったのですが、最初の頃はイラストに特に触れてきませんでした。怒られなかった私は、自主学習ノートを提出する度に、様々なキャラを考えて描きました。剣を持ったキャラや、炎を操るキャラなど、毎回違うキャラを生み出していくことに。さすがの先生もリアクションしてくれるようになり、オリジナルキャラへの感想が添えられるようになりました。ある日、たまたまキャラを書き忘れてノートを提出した時、先生が「いつものオリジナルキャラがいなくて寂しかった、毎回楽しみだからまた見たい」と笑顔で言ってくれて、とても嬉しかった記憶があります。その先生のことが大好きになりました。
様々なオリジナルキャラを描き続けることで、生徒さんは自己表現やイラストのスキル・アイデアを磨いていけますし、先生も笑ってくれると言う、まさに一石二鳥の自学です。
先生の肯定的な反応が新たなキャラクターの創出を促し、生徒さんとのクリエイティブな交流を生み出していますね。
これなら、いつもの自学に+ αで取り組めるので、とくに絵を描くのが好きな子は、真似しやすい自主学習ではないでしょうか。
トイレマップを作る
自分が住んでいる地域のリアルなトイレマップを作れば、先生が笑う自主学習になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
自主学習にて、駅や公園の公衆トイレ、ショッピングモール、スーパーやコンビニなどのトイレマップを作って、先生を喜ばせていました。トイレがあるかどうかはだけではなく、男女で分かれているかや、個人的に感じるキレイさの星付け(5段階で付けていました)などについて1ヶ月以上かけてコツコツと調べていました。先生も割と近所にお住まいで小さなお子さんもいたので、これは便利だねと笑って喜んでいました。特に先生が感心していたのは、調査の仕方や注意点について初めに書いていたことです。お店の人に聞いてからトイレを開ける、子供は1人で外のトイレは行かないなどモラルや防犯についてもかいていたのでそれが印象的だったようです。また、公園のトイレについて「汚い時があるので注意!」と書かれていたのには笑っていたようです。
公共のトイレの場所と状態を地図にまとめたこの自主学習は、かなり大変ではありますが、かなり大変であるが故に、先生が喜んでくれるのも頷けますよね。
生徒さんは調査方法やモラルについて、かなり考慮していますし、社会的スキルも身についたのではないでしょうか。先生がこの取り組みに対して肯定的な反応になるのも納得です。
先生の観察日記を書く
自主学習として先生の観察日記を書けば、先生が笑う自学になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
娘は良く漢字や四字熟語を調べて書いたりしていたのですが、途中で飽きてしまった様子。次はどんな事をするのかと思っていたら、担任の先生を時々観察をしていたようで、担任の先生の観察日記のような事を書いていました。内容は担任の先生の良い所やしてもらって嬉しかった事、その日に話して楽しかった話です。さらに先生が好きな事や好きな物などを聞いていたようで、そう言うのも書いていました。また、先生を怒らせると怖い所、どんな事で怒っていたのかなども書いていたようです。担任の先生は自分を沢山見て知ってくれていたのがとても嬉しかったようで、宿題ノートにはお誉めの言葉が書いてありました。
先生の日常を観察し、その記録をノートに残すことは、かなりの深い洞察とユーモアが求められます。
だれでもできることではないとは思いますが、うまくできれば、生徒さんと先生との関係が、より強いものになるのではないでしょうか。
架空の日本地図を書く
自分オリジナルの架空の日本地図を書けば、先生が笑う自主学習になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
子供が最近日本地図にハマっていて、よく都道府県のことについて調べていました。ですが、それだけでは満足できなくなったのか、プライベートで架空の街を考えるようになりました。それを拡大して架空の日本地図を作り始めたので、私がそれを自主学習ノートに書いてみたらと提案してみました。私自身も日本地図を詳しく調べて書いていた記憶はありますが、架空の都市を作るという発想はなかったので、本物の地図に形も似せて、地方分けもして、周囲の海の名前まできちんと考えたりと、予想以上のクオリティの高さに驚いたほどでした。それは担任の先生も同じだったようで、その斬新な発想が受けたのか、校内代表者数名だけが張り出される、職員室前の掲示板にユニーク賞として掲示してもらえました。幼稚園児の頃から、絵を描くと他の子と色遣いが違うとか発想が斬新だと言われたことがあったので、それが才能として認めてもらえたのが親として、とても誇らしかったです。
架空の日本地図を作成することで、生徒さんは地理学への興味を深めるとともに、創造性を大いに発揮することができたようですね。この自主学習が校内で認められたのも頷けます。
生徒さんのこのような独創的なアイデアは、学びの可能性を広げる重要な要素ですし、担任の先生が喜びやすい自学ネタになりやすいようです。
我が家の夕食メニューを紹介する
つつみ隠さずに我が家の夕食メニューを紹介すれば、先生が笑う自主学習になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
娘が自主学習ノートに毎日の夕食の食事メニューを記載し、そのメニューではどういう具材が使われているか、どういう栄養素があるか、カロリーはおよそ何kcalになるか?と調べたものを記載していました。担任の先生を笑わせてしまったのは、三日程同じメニューが続いたことがあったからです。そのメニューは「たまごやき 味付けのり ごはん」と手抜き感が満載。とても夕食とは思えません。親としては恥ずかしいところなのですが、それで先生を笑わせたようです。ウチの子供の悲しそうな顔を想像して笑ってしまったんだと思います。
ご家庭の夕食メニューを通して、家族生活の一部を学校に持ち込む、という自主学習ですね。個人的な事情をさらけだすことにより、先生を笑わせたようです。
家庭の状況をさらけ出すことになるので、親御さんの許可がいる自主学習にはなりますが、人にはあまり知られたくないような事情も含めると、高い確率で担任の先生は笑ってくれそうです。
知ると怖い花言葉をまとめる
よく知られているものではなく、あまり知られていない「知ると怖い花言葉」をまとめれば、先生が笑う自主学習になるかもしれません。
実際にやってみた方の体験談を紹介します。
小学3年生のわが子が「花言葉」を調べてノートに書いて担任の先生を喜ばせました。先生は花が好きで様々な花言葉を知っているのですが、自分の子供が調べた花言葉は「知ると怖い花言葉」でした。先生は愛や恋などの花言葉は知っていたのですが、怖い花言葉はあまり知らなかったようで、子供がネットで調べて書いたノートを見てわらって喜んでいたようでした。特に「月下美人」という花言葉が気に入ったようです。(意味は「危険な快楽」というもの)先生が本当に喜んでいたのだなと感じたことは、三者面談の時に先生が自分の子供が調べた知ると怖い花言葉を1つ使って家族に花をプレゼントしてみた、というエピソードを聞いたときです。その花言葉を家族が知っていたようで、家で大喧嘩になってしまったようでした。話を聞いた時に自分と子供は大笑いしてしまい、先生も大笑い。子供はとても良い先生に出会えたなとその時に思いました。
通常とは異なる視点から花言葉を調査した自主学習は、学問的好奇心を育みつつ、担任の先生の笑顔まで生み出したようですね。
「先生も花言葉が好きだった」というのが今回のポイントではありますが、だれでも真似できる自主学習といえそうです。
フランス語を学ぶ
先生の想像をはるかに超えるくらい、本気でフランス語を学べば、先生がよろこぶ自主学習になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
子供が小学5年生の時の話です。子どもは学習意欲が高く、英語の学習が大好きでした。第二外国語の習得にも関心があり、フランス語も少し勉強していました。自学ノートにてフランス語の文法や単語などを中心にまとめて楽しく勉強していたようです。絵を描いて単語をイメージしやすくしたり、英語と比較して文法を書いたり工夫していたのが先生の目に留まったそうです。この取り組みが先生にも気に入られていたようで、先生から返ってくる自学ノートにはいつも赤ペンで「すごいね!こんな意味があるんだね!」等のうれしくなる言葉を書いてくれていました。家庭訪問や学校行事で先生にお会いするときも、先生はよく子どものことを覚えていてくれて、楽しそうに思い出話をしてくれます。自学意欲がある児童として印象に残っているようです。
自主学習で英語に取り組むケースはよくあるかもしれませんが、フランス語と言うのはなかなか珍しいのではないでしょうか。
そんなフランス語の学習に本気で情熱を傾けることは、生徒さんの学習意欲を高め、新しい文化への理解を深めます。だからこそ、先生も喜んでくれたのでしょう。
生徒さんにとっても、将来の学習に対する姿勢に肯定的な影響を与えた自主学習になったのではないでしょうか。
担任の先生の子供の名前を考える
出産を控えている担任のために、生まれてくる子供の名前を本気で考えれば、先生が笑う自主学習になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
担任の先生が妊娠していることがわかり、子どもが自主学習ノートにて、先生の子どもの名前を考えると言い出しました。図書館で子どもの名前の本を借りて、先生の名字から字画を考えて子どもの名前を真剣に考えていました。まだ男の子か女の子かわからないこともあり、ノートにはたくさんの名前を書いていました。その他にも流行りの名前も書き加えていて、だいたい3から5ページは名前ばかり書いていたと思います。そして最後のページには先生へのコメントを書いていました。「元気な赤ちゃんを産んでほしい」「先生が学校からいなくなっても頑張る」と書いたコメント。その下に先生からのメッセージがあり、とてもうれしかったと書いてありました。もしかすると先生は子どもの名前を勝手に考えられて迷惑だったかもしれず、懇談でそのことを聞くと、先生が「とてもうれしかったです。あんなに真剣に名前を考えてもらえて、笑顔になりました。教師やっててよかったと思います」と言っていただけました。
生まれてくる子供の名前を考えるという自学は、生徒さんが先生に対して持っている深い思いやりを示すことができます。このような個人的な関心事を共有することで、先生との関係性はより強くなることでしょう。
真似できるケースはかなり限られてくるとは思いますが、先生との関係性が深まる、心温まる自主学習ですね。
先生の良いところをまとめる
生徒の視点から見て、先生の良いところをまとめれば、先生が笑う自主学習になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
先生の良い部分や、どんなことをした時に喜んでくれるのかをまとめた自主学習です。先生が頑張っているところを自分なりに分析してまとめていて、先生本人もこんな癖が自分にあったんだとびっくりしていたり、こんなにしっかり見ていてくれるんだと笑って喜んでくれていたようです。ちなみに、子供は良い点の一つのつもりで書いていた、「先生は授業を早く終わらせて面白い話をしてくれる」という部分に対して、先生も「授業よりおしゃべりが好きなことがバレていたか!」といった反応をオーバーリアクション出してくれたと、我が子はもちろん他の生徒さんたちも一緒になって笑ってくれたようで、仲が良いクラスなんだなと安心できました。
先生の良い点を分析してまとめることは、尊重と感謝を育む素晴らしい自学なのではないでしょうか。
生徒さんが日々どれだけ注意深く観察しているかを先生に伝えることとなり、教師との間の肯定的な関係を促進してくれることでしょう。
ひまわりについてかなり深く調べる
担任の先生がびっくりするくらい、ひまわりについてかなり深く調べれば、先生が笑う自主学習になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
子どもは現在小学生になりますが、何事においても興味を示す子どもです。特に理科に興味を持っていまして、去年の夏ごろ日陰で育っているヒマワリについてノートにかなり詳細にまとめていました。「大きくなったヒマワリは沢山の葉を持っており、それぞれの葉は傾きを持って茎に付いています。横方向から光が指している場合、それぞれの葉に当たる光の強さに違いが生じ、その結果、それぞれの葉から茎に送られるオーキシンの量に差が生じ、茎が曲がるのです。」という様な内容。私からすると、ヒマワリは太陽に向かって育つ、ぐらいの知識しかありませんでしたので、勉強になりましたね・・。先生にそのノートを提出すると「すごい!!」と笑って、大きく花丸を付けてくれたとのこと。先生に頭をなでられたのがうれしかったそうです。
ひまわりの成長過程に関する詳しい自主学習は、生徒さんの自然科学への興味と理解を深める素晴らしい取り組みだと思います。
生徒さんが自然科学にたいして好奇心をどのように追求するのかを先生に示すこととなるので、先生がわらって喜ぶ自主学習となったこともうなずけます。
漢字の成り立ちを調べてまとめる
難しい漢字がなぜそのような形になったのか成り立ちを調べれば、先生が笑う自主学習になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
毎日1ページ自主学習ノートを埋める宿題があるのですが、長女は「文章を書くこと」や「難しい漢字を書くこと」に興味があったことも影響して、難しい漢字を調べてその成り立ちを書いてノートを埋めていました。漢字源という漢字の成り立ちを説明する辞書のようなものがあるのですが、それがなかなか興味深く、長女は毎日開いたページから面白い成り立ちのものを探して、それをノートに書くというのをやっていました。先生でも知らないものも多かったようで、わらって「おもしろいね!」「もっと知りたい。」と言ってくれたとのこと。我が子にとって一種の成功体験になったようです。
漢字の成り立ちについて学ぶことは、言語だけでなく文化への理解をも深めます。
その上で、生徒さんが自分の学習にどれだけ熱心であるかを示すことができたので、担任の先生も笑顔になったのでしょう。
集中力と熱意が必要になりますが、比較的真似しやすい自学なのではないでしょうか。
学校にいる先生全員の名前の漢字と英語を練習する
学校にいる先生全員の名前の漢字と英語をとことん練習すれば、先生が笑う自主学習になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
小学2年生の息子が漢字の練習がてら、学校の先生のフルネームを自主学習ノートに全員分書いていました。もちろんほぼ習っていない漢字ばかりなので、見よう見まねで書いてバランスや細かい部分がおかしな漢字になっていましたが、先生からはわらって「良い取り組みだと思います」というコメントが。これで勢いにのった息子は、今度は学校の先生全員分のアルファベットをノートに書いていました。今度は上手に書けていたので、先生からも花丸と共に「英語ができるなんて知りませんでした!すごい!」というコメントが。さらに嬉しくなった息子は今度は先生たちの年齢をどうやら学校で聞いてまわって調べ尽くし、先生たちの漢字のリベンジ(書き直し)と共に、名前のあとに全員分の(年齢)をつけて提出しました。これには先生もわらって「先生さえ全員の年齢知らなかったから勉強になりました!」とのこと。息子も先生が爆笑してくれたと喜んでいました。
全ての先生の名前を漢字と英語で書くことは、生徒さんが言語能力を磨くと同時に、校内の人々への関心を深めていけます。だからこそ、先生からの肯定的なフィードバックをもらえたのでしょう。
自主学習における、ポジティブな相互作用の典型といえるのではないでしょうか。比較的真似もしやすいのではないかと思います。
新聞の風刺画をまとめる
新聞の風刺画をまとめてみれば、先生が笑う自主学習になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
我が子は、新聞に掲載されている風刺画の内容とそのポイントをまとめる自学で、先生を笑わせたことがあります。新聞掲載の内容を調べることは時事の理解につながり、なぜ風刺画として描かれるのかを自分なりに考えることで、勉強になっていたようです。風刺画を描いている人について調べたり、この風刺画は何がポイントなのかもまとめて、自分オリジナルのイラストも添えます。もともと漫画を描くのが好きな子ですので、なかなかのクオリティだったと思います。子供ならではの個性が発揮され、先生だけでなくクラスのお友達からも人気が出た自学になったようです。風刺画の中に含まれる刺すような表現のなかに、子供が書いたポイントとイラスト。そのコントラストが小学生らしいユーモアのあるノートになっていたと思います。
新聞の風刺画をまとめる自学は、時事への関心と批判的思考能力を育みます。さらに社会科学への理解を深めると同時に、生徒さんの創造的表現の場にもなるでしょう。
先生と共有されるこのような自学は、教育的な価値が高いですし、両者の関係性やクラスの雰囲気を和やかにする効果もあったようですね。
ドラえもんの秘密道具をまとめる
人気キャラクターであるドラえもんの秘密道具をまとめれば、先生が笑う自主学習になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
自主学習ノートで娘がハマっているドラえもんの秘密道具について調べたら、先生は笑ってくれたようです。今までは毒キノコの種類などを調べていて、先生からも「毒キノコを見つけたときは気をつけよう!」などさらっとした返答だったのですが、ドラえもんの時には娘だけでなく先生もハマったようです。「ドラえもんのひみつ道具は1000個以上もあるんだね!」「どこでもドアが使ってみたいんだね。先生もどこでもドアが一番使ってみたくて、もしあったらぎりぎりまで家で寝ていたいな!」とまさかの先生の願望まで書かれてあって、先生のテンションが上がった姿が想像でき、思わず笑ってしまいました。先生もその自学をみせたとき、とても笑顔だったようです。
自分が好きなドラえもんの秘密道具についてまとめることで、同じくドラえもんが好きな先生との距離がさらに縮まったようですね。
お互いにドラえもんが好き、というのがポイントになっているとおもいますが、良い自主学習となったのではないでしょうか。
先生のダメなところをまとめる
ユーモアたっぷりに”先生のだめなところ”をまとめれば、先生が笑う自主学習になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
息子が「先生のいいところと、なおしたほうがいいところ」という、突拍子のないタイトルの自主学習をしていました。(当初は「なおしたほうがいいところ」ではなく「ダメなところ」でした。)
子どもの学習には極力口を出さないようにしていますが、ダメなところというのは人を傷つけることがあると説明し、提出前に「なおしたほうがよいところ」に修正しました。
よいところは、「優しい」「いつも笑顔」「元気」「給食をいつも残さず食べる」「声が大きい」などで、なおしたほうがよいところは、「寝ぐせをなおしたほうがよい」「ドアは静かに閉めたほうがよい」「遠足のとき、歩くのが早い」など、小姑みたいな言葉が並んでいました。そして、まとめの文章は「先生大好き」。実は担任の先生が彼女に振られたと聞き、先生を励ましたかったそうです。戻ってきたノートには、花丸と「先生嬉しかったよ、ありがとう」のメッセージが残っていました。運動会で先生とお会いしたとき、あのときはありがとうございました!と、ニコニコお礼を言われてしまいました。ちなみに先生は後に彼女と再度お付き合いすることになったそうで、子どもから受けた指摘を直すようにしているそうです。普段の自主学習は、算数や国語など授業に関係した内容ばかりだったので、子どもの行動に驚きました。
先生の改善点を考えることは一見突拍子もないものですが、うまくいけば先生を笑顔にできそうですね!
ただ、先生を笑顔にするためには、ユーモアさや批判的思考と同情心のバランスを取らなければいけません。
難易度はかなり高い自主学習とは言えますが、うまくいくことができれば、担任の先生とより強い関係性を結ぶことができるのではないでしょうか。
すべての都道府県名を書いて覚える
日本の都道府県全てを書いて覚えれば、先生が笑う自主学習になるかもしれません。実際にやってみた方の体験談を紹介します。
息子が自主学習に都道府県を北は北海道、南は沖縄まですべて書いて学習していました。まだ書くことが出来ない漢字も多く、ほとんどはひらがなで書いていましたが、覚えるために、例えば「しがけん しがけん しがけん」のように何度も何度も書いていたようです。ある日、担任の先生から笑いながら電話がかかってきて「息子の自主学習ノートがすごい」とのこと。息子が一生懸命自主学習ノートで学習しているのを、他クラスの先生からも褒められたそうです。
都道府県名を一生懸命に覚えようとする姿勢は、学習に対する真剣さと努力を先生に伝えることができます。
間違いから学ぶことの価値がこの自主学習には込められているため、先生もそのプロセスをみて、笑顔になっているのでしょうね。
先生が笑う自主学習の特徴・共通点
ここでは、先生が笑う自主学習の特徴・共通点について、さらに詳細に解説します。
創造性とオリジナリティ
先生が笑う自主学習ができている生徒さんは、ただ課題をこなす以上のことをしています。
架空の都市や日本地図を作り上げること、独自のキャラクターを毎回新しく考えること、人類の進化をユニークな視点で捉え直すことなど、これらの自学はかなりの創造力・アイデアが必要です。
このような自主学習をすることができれば、先生を笑わせることだけではなく、自身の個性や創造性を開花させる機会にもなるでしょう。
積極的な学習姿勢
先生を笑わせることができる自主学習は、生徒たちの積極性が求められます。漢字練習で60ページを完成させる、新しい言語を学ぶといった自学が顕著な例でしょう。
このような自主学習は、学ぶことへの情熱だけでなく、目標達成に向けたモチベーションの高さが必要になります。
生徒さんが自分自身で学習目標を設定し、それに向かって努力を重ねていることがわかる自主学習だからこそ、先生もポジティブな感情になるのでしょう。
先生とのコミュニケーション
先生を笑わせることができる自主学習は、生徒さんが先生へのメッセージを添えたり、先生の絵を描いたり、先生の子供の名前を考えたりなど、学生と教師の間のコミュニケーションが介在していることが多いです。
これらの自主学習は、生徒さんと教師の間の信頼関係や相互理解の構築につながるため、教師を単なる指導者としてではなく、自分たちの学びや成長を支えてくれるパートナーとして認識するきっかけにもなってくれるでしょう。
社会的意識と関心
生徒たちが社会的なテーマや問題に対して意識を持ち、それについての理解を深めようとすれば、先生が笑ってくれる自学になりやすいです。トイレマップの作成や風刺画のまとめといった自学が例と言えるでしょう。
これらの自主学習は、生徒たちが自分たちの周りの世界を理解し、それに対する自分なりの見解を持つことの重要性を学ぶ機会になります。
また、自分たちの知識やスキルを、実際の問題解決に貢献するきっかけにもなるため、担任の先生としても、とても意義ある自主学習と評価されるのではないでしょうか。
ユーモアの感覚
夕食メニューの紹介、先生のダメなところをまとめるなどの自主学習は、先生が笑ってくれる自学にとって、ユーモアがいかに大切なのかを教えてくれます。
ユーモアは先生を楽しくするだけでなく、生徒さん自身が新しい情報をより深く理解し、記憶に残りやすくする手段として機能します。つまり一石二鳥と言うわけです。
ユーモアの感覚を身に付けるのはかなり難しいですし、もともとの才能であることも多々ありますが、ユーモアを持って自主学習に望めば、先生が笑ってくれる確率も高まります。
担任の先生に喜んでもらえる自学ネタまとめ
先生を笑わせたり、喜ばせたりすることができる自主学習のネタと題して、多彩な自学ネタをご紹介しました。
紹介してきたネタを「どんな子に向いているのか」と共にもう一度まとめると、以下の通りになります。
- 漢字練習を60ページする: 根気強く集中力が高い子、漢字を書くのが好きな子
- 先生に伝えたいメッセージを添える: コミュニケーションを大切にし、人の気持ちを考えることができる感受性豊かな子
- 図工の自学として先生の絵を描く: 創造力が豊かでユーモアのセンスがある子や、あまり勉強が得意ではないけれども、芸術的な表現で自己表現することが得意な子
- 猿人類から現在の人間に至るまでの過程を描く: 歴史や科学に興味がある子、好奇心旺盛で探究心が強い子
- 毎回オリジナルキャラを描く: 創造力と想像力が豊かな子、新しいアイデアを次々に生み出すことができる子
- トイレマップを作る: 細かい観察力と分析力を持つ子、地域社会や周囲の環境に関心が高い子
- 先生の観察日記を書く: 観察力が鋭い子、人間関係に興味を持っている子、感謝や尊敬の気持ちを表現することが得意な子
- 架空の日本地図を書く: 地理や地図に興味がある子、空間認識能力が高い子、創造的な発想を楽しむ子
- 我が家の夕食メニューを紹介する: 家庭生活をさだけ出すことに抵抗がない子、食に関する知識や栄養について興味のある子
- 知ると怖い花言葉をまとめる: 好奇心旺盛な子、特定のテーマに深く掘り下げて調査することが好きな子
- フランス語を学ぶ: 言語学習に対する高い興味と学習意欲を持つ子、自己学習に積極的な子
- 担任の先生の子供の名前を考える: 想像力豊かな子、他人への配慮が深くて親しみやすさを持つ子
- 先生の良いところをまとめる: 肯定的な視点を持ち、周囲の人の長所を見つけて評価することができる子
- ひまわりについてかなり深く調べる: 自然科学に強い興味を持つ子、一つのテーマに対して深い理解を求める子
- 漢字の成り立ちを調べてまとめる: 言語や歴史に興味があり研究心が旺盛な子
- 学校にいる先生全員の名前の漢字と英語を練習する: 社会性が高くてコミュニティへの関心が強い子
- 新聞の風刺画をまとめる: 社会的なテーマに敏感で批判的思考能力がある子、表現力が豊かな子
- ドラえもんの秘密道具をまとめる: 創造的な思考が好きな子、物語やキャラクターに深い関心を持つ子
- 先生のダメなところをまとめる: 批判的思考を持ちつつもユーモアのセンスとバランス感覚を持っている子
- すべての都道府県名を書いて覚える: 記憶するのが好き(得意)な子、地理に関する学習に興味がある子
このリストから、我が子に合ったネタを選ぶことで、笑わせるための自主学習ネタ探しに費やす時間を大幅に削減できるはず。
自主学習は単なる宿題を超えた、学力向上や自己成長への確かなステップです。楽しく取り組むことで、その効果はさらに高まります。先生を笑わせることができれば、自主学習へのモチベーションもさらに高まることになるでしょう。
この記事が、自主学習をより豊かで楽しいものにするための一助となれば幸いです。紹介したネタを活用して、自学の時間を充実させてください。
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