出産祝いの絵本がいらない派・いる派の本音の意見を紹介します。
絵本は出産祝いの定番ですが「赤ちゃんのお祝いにはいらない」という意見もあります。これでは贈ってよいのか心配になりますよね。
そこで今回は、出産祝いとして絵本がいらない・嬉しいという両方の意見を紹介しつつ、本当に喜ばれる絵本も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
出産祝いに絵本はいらない?
出産祝いに絵本はいらないという意見もありますが、一般的には嬉しいと思うママが多いです。ではなぜ絵本が「いらない」と感じる場合があるのでしょうか。
まず、いらないと感じる理由として最も多いのは、すでに持っている絵本とかぶってしまうこと。特に二人目以降では、ベーシックな絵本を揃えている家庭が多く、定番商品を選ぶとかぶりやすくなります。
また、おもちゃなどと違って絵本には金額表記があるせいで、価格がモロにわかるのが気まずいと感じる人もいるようです。
「赤ちゃんが絵本を気に入ってくれない」「ママの好みでないからいらない」という意見もありますが、子供の興味関心はしょっちゅう変わるもの。
感受性や語彙を豊かにするためには、違うテイストの絵本をそろえるのも効果的なので、ママの考え方によるところも大きいでしょう。
一方、絵本は「たくさん読み聞かせてあげたいので何冊でも嬉しい」という意見が最も多いです。
絵本はベビーグッズなどに比べて優先順位が低くなりがちで、たくさん買えません。そのため、プレゼントでもらえるのは助かるという声もあるのです。
小さなボードブックタイプなら、病院や出先など、おもちゃの音を出せない場所でのおでかけにも便利です。自分で絵本を買うと単品購入が多くなりがちですから、ギフトセットがもらえると特別感があって嬉しいという意見もありました。
では、それぞれの意見をもう少し深堀してみます。
出産祝いの絵本がいらない派の意見
出産祝いの絵本がいらない理由としては、以下のものが挙げられます。
- 持っている絵本とかぶった
- 金額がモロにわかる
- 赤ちゃんが気に入ってくれない
- ママの好みでない
出産祝いの絵本に関して、なぜ上記のような理由が出てくるのかを解説します。
出産祝いの絵本がいらない理由1.かぶる
絵本は子育ての一環として、多くの親が前もって準備したり、友人や家族からのおすすめで手に入れたりすることが一般的です。
特に、名作や長く愛される定番の絵本、ベストセラーといったものは、多くの家庭で共通して持っているアイテムとなることが多いです。
そのため、これらの絵本を出産祝いとして選んだ場合、すでに持っている可能性が高く、かぶってしまうことが生じます。
さらに、予め欲しい絵本をリストアップして相手に伝えていない場合、重複のリスクはさらに高まります。
出産祝いの絵本がいらない理由2.金額の把握
絵本が出産祝いとしていらないとよく言われてしまう最大の理由は、金額がバレてしまうことかもしれません。
最近の絵本は高品質であり、それに伴い価格も高くなるものが増えています。
特定のブランドやオーガニック素材を使用した絵本、あるいは有名作家による限定版セットなどは、価格が一般的に知られていることも。
また、多くの人はオンラインショッピングを利用しており、商品ページで価格を簡単に確認できるため、贈り物としての絵本の金額が伝わってしまうことがあります。
出産祝いの絵本がいらない理由3.子供の好み
赤ちゃんは、その発達段階や性格によって、好きなものや興味を持つものが異なります。
初めての色や形、物の動きや音に反応する新生児期と、言葉やストーリーに興味を持つようになる幼児期とでは、求める絵本の内容も大きく変わります。
また、その日の気分や体調によっても、同じ絵本に対する反応が変わることがあります。
その結果、上記のように、一般的に人気の絵本を与えたとしても全く読んでくれない反応を示してくれないということが起こり得てしまいます。
出産祝いの絵本がいらない理由4.ママの好み
絵本の選び方には、ママ自身の教育観や趣味、価値観が大きく影響します。
例えば、教育的要素を重視するママと、アート性やストーリーを重視するママとでは、気に入る絵本のジャンルが異なるかもしれません。
また、親自身が子どもの頃に読んでいた絵本への思い入れや、その文化背景も選び方に影響する要因となります。
これらの要因を考慮して、出産祝いの絵本を選ぶ際は、贈る側が受け取る側の好みや状況をしっかりと把握し、できるだけ重複や不要な絵本を避けるように心掛けることが大切です。
出産祝いの絵本が嬉しい派の意見
出産祝いの絵本が嬉しい理由としては、以下のものが挙げられます。
- 何冊あっても嬉しい
- 必需品でないので頻繁に買えない
- 寝かしつけ前の読み聞かせに使える
- おもちゃの音が出せないおでかけ時に便利
- 自分ではギフトセットは選ばないから
それぞれの理由に対して、詳しく解説します。
理由1.何冊あっても嬉しい
出産祝いの絵本が嬉しい1番の理由「絵本は何冊あっても嬉しい」からです。
子供は成長するごとに異なるテーマや内容に興味を示すようになるもの。
初めは単純な形や色を学ぶ絵本から、徐々にストーリー性のある絵本、教育的な絵本へと興味が移っていきます。
同じ絵本を何度も読むことで、子供の記憶力や言葉の理解が深まるとともに、親子のコミュニケーションの機会も増えます。だからこそ、絵本は何冊あってもいいわけです。
多種多様な絵本があればあるほど、子供の成長を豊かにサポートすることができます。
理由2.必需品でないので頻繁に買えない
赤ちゃんの育児には多くの必需品が求められ、それに伴う出費も増えてきます。
おむつやミルク、ベビー用品や衣服など、日々の生活で必要となるものが先行してしまうため、絵本の購入は後回しになりがちです。
このような状況で、出産祝いとして絵本をもらうと、貴重な知育アイテムとして家族にとって大変ありがたく受け止められます。
理由3.寝かしつけ前の読み聞かせに使える
夜、寝かしつけの際の読み聞かせは、親子の特別な絆を深める時間です。
物語を通して子供の感受性や想像力を育み、一緒に冒険や発見を楽しむことで、親子の信頼関係をさらに強化できます。
また、読み聞かせを習慣にすることで、子供の言葉の理解や集中力の向上にも繋がります。
出産祝いで本をもらうと、このような大切な機会になってくれますね。
理由4.おもちゃの音が出せないおでかけ時に便利
外出先での待ち時間や移動中など、子供を静かに遊ばせる必要がある場面は多いです。そんな時、音が出るおもちゃよりも絵本は手軽で理想的。
絵本を見ながらの想像遊びや、親が内容を語りながらの遊びは、子供の知的好奇心をくすぐります。
さらに、持ち運びに便利なサイズが多いので、バッグに一冊忍ばせておくと安心ですよ。
理由5.自分ではギフトセットは選ばないから
ギフトセットの絵本は、デザインや内容がセットで考えられているため、個々の絵本を選ぶよりも質が高いことが多いです。
さらに、ギフトセット特有の豪華な装丁や特別な内容は、普段のショッピングでは手が出しにくいものです。
そのため、出産祝いとしてもらえると、親は特別なアイテムを手に入れることができ、子供も長く楽しめるアイテムとなります。
これらの理由により、出産祝いとして絵本は多くの家庭で歓迎されるアイテムとなっています。
出産祝いに絵本がいらないと思われにくい選び方
出産祝いの絵本が「いらない」と思われないためには、喜ばれる絵本を選ぶコツをおさえておきましょう。
具体的には、以下のポイントに気を付けて選んでみてください。
- 手持ちとかぶらないorかぶっても困らない
- 見た目もおしゃれなギフトセット
- オンリーワンが嬉しい名前入り絵本
- 生後0歳~幼児まで楽しめる
- 最近発売された流行りもの
出産祝いで最も悩みがちな「かぶりやすい問題」ですが、ベーシックな絵本を避けておけば大きな影響は無いでしょう。
さらに安心材料を加えるなら、持ち運びできるサイズや素材の絵本にすれば、かぶっても外出用・自宅用で使い分けられますね。
出産祝いで絵本を贈るなら、見た目もプレゼント感のあるおしゃれなギフトセットがおすすめ。世界に一つだけの名入れ絵本なら、市販品と差別化できるため喜ばれやすいですよ。
生後すぐ出産祝いを渡すなら、0歳から楽しめる赤ちゃん向け絵本がすぐ使えて便利です。数ヶ月経ってから渡すなら、月齢が大きい幼児向け絵本を出産祝いにすると、大きくなっても楽しめます。
二人目以降の出産祝いにするなら、最近発売された絵本を選んでみましょう。二人目以降は定番モノが揃っている可能性が高いので、これだけで手持ちとかぶりにくくなりますよ。
出産祝い向けの喜ばれる絵本セット
出産祝いで喜ばれる絵本セットを5つ紹介します。
0歳の赤ちゃんから幼児まで楽しめる様々な種類をピックアップしたので、出産祝いを選ぶときの参考にしてみてください。
はらぺこあおむし絵本セット
出産祝いで喜ばれる絵本セット1つめは、はらぺこあおむし絵本セットです。
ロングセラー絵本「はらぺこあおむし」は、ギフトセットの種類が多いのが特徴。おでかけに便利なボードブックタイプや、しかけのある布絵本タイプ、ラトルやミニタオルなどのちょっとした贈り物つきのギフトセットもおすすめです。
はっきりした配色の絵は、赤ちゃんの目にも視認性が高い点も嬉しいですね。
しましまぐるぐる・いっしょにあそぼセット
出産祝いで喜ばれる絵本セット2つめは、0歳児から楽しめる「いっしょにあそぼ」シリーズのセットです。
しましまぐるぐる、あかあかくろくろ、ぶんぶんきいろ、の3冊がセットになっています。
いっしょにあそぼシリーズは、コントラストの強い配色が特徴で、生後6ヶ月未満の赤ちゃんから絵本を見られると人気です。
月齢が低いうちから楽しめるので、生後すぐ渡す出産祝いとしておすすめですよ。
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いないいないばあ・あかちゃんの本セット
出産祝いで喜ばれる絵本セット3つめは、いないいないばあ・あかちゃんの本セットです。
「いないいないばあ」「いいおかお」「もうねんね」の3冊セットは、定番アイテムですから、かぶりにくい一人目の出産祝いとして特におすすめです。
昔からある絵本なので、ママも懐かしい気持ちで赤ちゃんに読み聞かせできるのではないでしょうか。
一家に一冊はもっておきたい王道の絵本は、実家に置いて親子3世代で楽しむのにも便利ですよ。
tupera tupera しかけえほんセット
出産祝いで喜ばれる絵本セット4つめは、tupera tuperaしかけえほんセットです。
「ぼうしとったら」「やさいさん」「くだものさん」の3冊セットは全てしかけ絵本となっており、少し個性的なギフトセットを選びたい人にぴったりです。
赤ちゃんの興味を惹くギミックが使われており、何度も繰り返し見開きページをめくりたくなりますよ。厚手の紙で作られているため、おでかけのお供にもおすすめです。
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シナぷしゅ絵本シリーズ
出産祝いで喜ばれる絵本セット5つめは、テレビ東京で放送中の「シナぷしゅ」シリーズです。
0~2歳児向けの人気番組「シナぷしゅ」は、ここ数年のトレンドですから、二人目以降の出産祝いとして特におすすめです。
テレビで見たことがあるシナぷしゅの絵本なら、上の子と一緒に楽しめるのではないでしょうか。
ゆびにんぎょう付きのタイプや、しかけ絵本など種類も豊富ですから、何冊かセットにして贈ると出産祝いにぴったりです。
出産祝いの絵本が赤ちゃんに与えるメリット
出産祝いに絵本を贈るとママが嬉しいだけでなく、赤ちゃんにとっても多くのメリットがあります。
絵本の読み聞かせには、赤ちゃんの発達を促すさまざまな知育効果が期待できるからです。たとえば、以下のような効果が見込まれるでしょう。
- 感受性を豊かにする
- 親子のコミュニケーションツールになる
- 発語をうながす
- しつけの役割
- ボキャブラリーが増える
「0歳の赤ちゃんに絵本を読んでもわからない」という声も一部ありますが、むしろ赤ちゃんには、ぜひ早いうちから読み聞かせを導入したいもの。
赤ちゃんは、ママのお腹の中にいるときから耳は聞こえるとされており、胎教として絵本を読み聞かせる人も多いです。
たとえば、カラフルな色彩の絵本や、独特の手触りが楽しい布絵本、めくって遊べるしかけ絵本などがおすすめです。
五感に良い刺激を与える絵本は、赤ちゃんの自然な興味を惹き出し、豊かな感性を育んでくれることでしょう。
出産祝いに絵本のギフトセットを選ぶのもあり
今回は出産祝いに絵本はいらないのか、嬉しい派の意見も踏まえ、具体的なギフトセットを紹介しました。
出産祝いの絵本は嬉しいと感じるママも多く、手持ちの本とかぶらなければ「いらない」と思われる可能性は低いでしょう。
個人的な経験則にはなりますが、0歳~1歳ごろの赤ちゃんは絵本をなめたりかじったりして劣化しやすいので、仮に手持ちとかぶっても後から役立つ場合も多いです。
絵本は、いくつあっても助かる鉄板の出産祝いですから、ぱっと赤ちゃんの目を惹くようなギフトセットを選んでみてください。
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