タブレット学習は効果なし?と思っている方もいるかもしれませんが、タブレット学習は効果ありです。文部科学省の調査でも「タブレット学習は効果がある」と発表されています。
本記事では、そんなタブレット学習の効果を深堀りしていきます。
効果がない、意味がないと感じる理由や、タブレット学習の健康への影響、危険性、実感できる効果まで解説します。
「タブレット学習ってどうなの?やっぱり身につかない?」と心配な方は、ぜひ最後までご覧ください。
文部科学省が「タブレット学習は効果あり」と認定
タブレット学習は効果がある、と文部科学省が明確に発表しています。
今、文部科学省はICT教育としてタブレット学習を全面的に推し出していますが、その裏付けとして本当にタブレット学習に効果があるのか様々な調査を行っています。
調査の一環として、小学校と中学校、高校それぞれにタブレット学習をやった児童とやらなかった児童に分け、テストの点数がどう変わるかを文部科学省が調査しました。
小学校児童2155人を対象にしたタブレット学習の効果を検証してみたところ、すべての教科において4~7点ほど点数がアップする結果になっています。具体的の結果は以下の通りです。
教科 | タブレット学習をした児童 | タブレット学習をしていない児童 | 点数の差 |
算数 | 82.1点 | 76.2点 | 5.9点 |
社会 | 73.3点 | 66.6点 | 6.7点 |
理科 | 86.8点 | 82.1点 | 4.7点 |
中学校・高校の生徒852人を対象にしたタブレット学習の効果を検証する結果は、すべての科目において5点から10点ほど成績がアップする結果になりました。各科目の結果は以下の通りです。
教科 | タブレット学習をした児童 | タブレット学習をしていない児童 | 点数の差 |
算数 | 78.8点 | 73点 | 5.8点 |
社会 | 71.9点 | 61.4点 | 10.5点 |
理科 | 57.5点 | 50.1点 | 7.4点 |
文部科学省が行ったタブレット学習の効果検証の実験結果としては、全てにおいてタブレット学習をしていた児童の方が、していなかった児童よりも成績が良い結果になっています。
この結果をバックボーンとして、文部科学省はタブレット学習に効果があると太鼓判を推しているわけです。
その他、文部科学省はタブレット学習の意欲に効果があるのかどうかも調査していますが、すべての児童に学習意欲の向上が見られたと結論づけています。
学力の向上もでき、学習意欲も上がるということから、今後も文部科学省はタブレット学習は効果ありと判断し、ICT教育の推進していくとしています。
なお、数あるタブレット学習教材の中でも、学習意欲向上とお勉強のバランスがよいのは進研ゼミチャレンジタッチです。
チャレンジタッチは、お勉強に前向きでないような子でも楽しくお勉強できる工夫が随所にあります。したがって、自然と家庭学習する習慣がつきやすいんですよね。
タブレット学習の効果はとにかくお勉強の意欲を上げて、勉強する習慣をつけること。その効果を最大限発揮してくれるのが「チャレンジタッチ」です。
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タブレット学習が効果なしと言われる理由
日本の教育を全て一身に受ける文部科学省が「タブレット学習は効果があり」と認めているにもかかわらず、タブレット学習が効果なしと言われている口コミは少なくありません。
簡単にまとめると、こんな口コミが多いです。
- 選択問題形式なので適当に答えても成立する
- タブレットには勉強以外の誘惑が多い
- タブレット学習は途中で飽きやすい
- ご褒美のゲームが勉強の動機になってしまう
- 机で学ぶ習慣が身につかない
タブレット学習は選択問題が多くて適当に答えてしまう
タブレット学習は基本選択問題が多いです。選択問題形式なので適当に答えても成立するのが難点です。
従って、じっくり書いて学ぶ学習が少ないので「考える力」が身に付きにくいのが心配な点です。
勉強以外の誘惑が多くて効果なしと感じる
タブレットには勉強以外の誘惑が多いです。専用タブレットがある教材なら誘惑も少ないですが、タブレット学習の中には、iPadなどの市販タブレットで行うものもあります。
そんな環境下では、余計な誘惑のせいで「お勉強へ向き合う時間」が短くなってしまいます。具体的な”誘惑”はこんな感じです。
- 他のアプリをしたくなる
- インターネットを使ってしまう
- Youtubeなどを見てしまう
- カメラやお絵描きで遊ぶ
昨今では幼児・小学生なら、タブレットを使える子も多いので対策をしておかないと、せっかく取り組む「おうち学習」の効果が発揮できません。
タブレット学習は勉強へ取り組む姿勢が身につかない
勉強へ取り組む姿勢が身に付かないので、タブレット学習には効果はないという意見もあります。
子供にとって、タブレット学習はとても楽しいので「お勉強やろう」という感覚ではなく「タブレットで遊ぼう」という感覚で取り組む場合も多いんですよね。
でも幼児・小学生の頃に育みたい事って「お勉強へ取り組む心」だったりしませんか?
- お勉強へのやる気
- 遊びたいという気持ち
タブレット学習だと、どっちの気持ちでお勉強をしているのか、わかりにくいんですよね。
タブレット学習は途中で飽きやすい
タブレット学習は途中で飽きやすいので「効果がない」という意見もあります。タブレット学習に限った話ではないのですが、「遊び」を目当てにしていると急に飽きがちですよね。
タブレットで遊びたい!!という感覚だけだと急にやらなくなってしまうので、しっかり目的意識も一緒に育んであげないと危険です。
ご褒美のゲームが勉強の動機になってしまう
ご褒美が勉強の動機になってしまうので「タブレット学習は効果なし」と考える方もいます。
タブレット学習の中には、お勉強した分だけご褒美が貰える仕様のものがあります。例えばスマイルゼミは問題を解いてスターをGETすると、スターの数だけゲームができます。
チャレンジタッチは学習そのものがゲームと融合している内容が多く、楽しくできる反面、遊び要素も強いです。
RISU算数は問題を解いてポイントをためると景品と交換でき、楽天英語ABCマウスは問題を解いてコインを集めると、アプリ内でアイテムと交換できます。
このようにだいたいのタブレット学習で「ご褒美機能」が搭載されているのです。これも賛否両論なんですが、否定的な見方をすると「ご褒美がないと勉強しない子」になる可能性があります。
上記で紹介したタブレット学習教材のレビュー記事もあるので、あわせてご覧ください。
机で学ぶ習慣が身につかない
タブレット学習だと子供によってはリビングでやる・ソファーでやる・寝転んでやるという態度になってしまい、机で学ぶ習慣が身につかないという意見も多いです。
タブレット学習は移動中にできるのもメリットの1つ。そう言われる事もあるのですが、机で学ぶ習慣をつける効果は確かにつきにくいかもしれません。
机でしっかりお勉強させたいという方は、小学生向け紙教材の通信教育を検討した方がよいです。
紙の教材を使ったテキストでは、親が採点をするので子供の学習状況を把握することができます。コミュニケーションも取れますし、子供の学習をしっかり見たい方にもおすすめです。
タブレットも紙教材もメリット・デメリットがあります。
どちらも併用してあげると、より学ぶ習慣も身につきますし、両方のいいところを取ることができます。
紙教材のおすすめはこちらです。
タブレット学習は効果なし?実際に受講してみた
タブレット学習が効果なしと言われている理由が、本当なのか検証してみるべく、実際にタブレット学習を受講して効果があるのかないのか身をもって経験することにしました。
健康への影響が不安になる
タブレット学習とさせていると、健康面の不安がいつもつきまといました。
タブレット学習は目が悪くなるというデータはないのですが、昨今子供の近視が増えているのも事実です。紙教材と比べるとやはりブルーライトの影響が大きく、目の心配は正直絶えません。
スマホ世代という事もあり、目の心配はこれからもずっと付きまとうと思うので、うちの場合は「ブルーライトカットシート」等を貼り対策しました。
じっくり考える癖が身につかない
タブレット学習では自分でじっくり考える癖がつきにくいと感じました。なぜなら、間違うとヒントが出ますし、アニメーションで誘導してくれるから。
このように、タブレット学習は1人でも進めやすいように工夫されているので、「悩み抜く」という学び方は苦手です。
もっとも、幼児~低学年の頃は勉強が嫌いになるリスクもあるので、躓きすぎるのも良くないのですが、紙教材に比べると誘導はかなり親切ではありました。
例えばスマイルゼミなら3回間違うと、このように答えが出て解説が始まります。1人でも理解できるように丁寧に進めてくれますが、やり方がまずい子だとわざと間違えて進めてしまう・・という口コミもあったりします。
読んで考える工程が身につかない
タブレット学習は自動で問題を読み上げてくれるため、目で見て、読んで、考えるという工程を省いています。
幼児期は親が読む手間が省けるので、ありがたいポイントなんですが、小学生になると「問題を読んで理解する」という工程が育めません。
ほったらかしにすると効果がない
タブレット学習教材は良くも悪くも子供1人で進められるので、ほったらかしにしてしまいがちですが、そうすると効果が出にくいです。
タブレット学習に取り組んできましたが、小さな子ほどいっしょにお勉強してあげることが、タブレット学習の効果を発揮する1番のポイントだと実感しています。
上記の効果がないと感じたことも、いっしょにやってあげる事で解消することができます。慣れてくると、正しい取り組み方でタブレット学習に取り組んでくれるようになるので、まずはいっしょにタブレット学習をやる習慣をつける事が重要です。
ここからはそんなタブレット学習の中でも学習効果が出やすいタブレット学習教材の選び方を解説していきます。
学習効果が出やすいタブレット学習の選び方
タブレット学習の効果を最大限発揮するためにも、我が子に合ったタブレット学習をえらぶ必要があります。
学習効果が出やすいタブレット学習教材の特徴をまとめておきます。
紙に書く感覚に近いタッチペンを使う教材を選ぶ
タブレット学習をするなら、紙に書く感覚に近いタッチペンを使う教材を選びましょう。
タブレット学習はタッチペンで書くんですが、物によっては書きにくい物もあります。今は改善されてますが、チャレンジタッチも一時期「書きにくい!」といった口コミがありました。
2023年現在の「タブレットへの書きやすさ」を比較すると、以下のようになります。
良い
- スマイルゼミ、じゃんぷタッチ、チャレンジタッチ(1年生)
- チャレンジタッチ(2~6年生)
- RISU算数
悪い
専用タブレットがあるタブレット学習教材で比較すると、スマイルゼミ、こどもちゃれんじのタブレット学習「じゃんぷタッチ」、チャレンジタッチ1年生の書き心地は抜群によいです。
チャレンジタッチは最新タブレット「チャレンジパッドネクスト」に対応している学年は、書き心地が進化していますが、対応していない学年はまだちょっと書きにくさがあります。
書きやすさについてもう少し深堀りしていきます。
具体的なタッチペンを比較すると、例えばこれは、上がスマイルゼミ・下がRISU算数です。
スマイルゼミの専用タッチペンは先が細くてかたいのが特徴。スマイルゼミのペンはタブレット学習の中でもずば抜けて書きやすく、紙に書く感覚に限りなく近いです。
こんな感じで3歳児でもスラスラ書けます。スマイルゼミはペン以外もタブレットのスペックが良いので『スマイルゼミのタブレットスペックが凄い』の記事も見てみて下さい。
一方でRISU算数のペンは、市販品でもよくある先が丸いタイプ。このペンは先が柔らかいので「書き心地」が鉛筆とかけ離れているんですよね。
RISUは算数特化教材で書く事が多くないので特に気になりませんが、他の教材なら対策を考えてあげた方が安心です。
例えば、国語など書く学びが多い教材はペンだけ買うのもありですし、お絵描きや紙に書く習慣は別でちゃんと考えてあげるのもアリです。
専用タブレットがある教材を選ぶ
専用タブレットがあるタブレット学習を選んだ方がタブレット学習の効果が出やすいです。理由は、ipadなどで学ぶ学習は余計な誘惑も多く、集中して取り組みにくいからです。
専用タブレットがある教材だと、インターネットが制限されいて「お勉強専用のタブレット」と捉えて取り組むことができます。具体的には以下の4教材が専用タブレットのあるタブレット学習教材です。
- スマイルゼミ
- チャレンジタッチ
- RISU算数
- 天神
スマイルゼミやチャレンジタッチは全科目対応&教科書準拠の王道タブレット学習教材です。迷ったらこの2つから選べば間違いありません。
RISU算数は算数専用のタブレット学習教材。天神は全科目対応で、受験にも対応した高難度教材ですが、買い切りタイプなので、初期費用が高いのが特徴の教材です。
どれも専用タブレットで集中して学べるので、タブレット学習の効果は期待できます。内容は全然違うので、気になる教材をチェックしてみてください。
効果が出るタブレット学習の取り組み方
タブレット学習をやっていて気づいたのは、むやみやたらにタブレット学習をやらせても効果が出ないということです。
効果が出るタブレット学習をしたいのであれば、教材に対する取り組み方を工夫しなくてはいけません。
タブレット学習を何社も実際に受講しているうちに、効果的な取り組み方が見えてきたので、その具体的な方法をシェアしていきます。
ゲーム形式の問題は後回しにさせると効果的
ゲーム形式の問題は後回しにさせることもタブレット学習で効果を出すために大事です。タブレット学習はゲーム感覚で学ぶ問題が多いです。代表的な物はチャレンジタッチですね。
こちらは九九をゲーム感覚で覚えていく学習になります。こうやってみると「ゲーム感強すぎるかな?」と思うかもしれませんが、九九を覚える事に関してはめちゃくちゃ早いです。
しかしゲームばかりやってしまうと、「お勉強をする」という意識が芽生えないのが難しいところです。大きくなった時に「ちゃんとお勉強と向き合える子」になって貰うためにも、【取り組ませ方】は気をつけてあげましょう。
具体的な取り組ませ方は、ゲームの学習は基本の問題が終わってからにするのがおすすめ。
ゲームをやりたがるのは、子供だとある程度は仕方ないと思います。ゲームを禁止すると、やる気の低下にもつながるため、「ご褒美」的な位置づけでやらせてあげると、お勉強にもなって一石二鳥です。
ただやはり「ゲーム自体がちょっと・・・」という方もいると思いますので、そんな方は思い切って紙教材から始めて見ると良いと思います。
進研ゼミにはチャレンジタッチだけでなく、紙教材のオリジナル版もあるので、机でしっかりお勉強してほしい方は、紙教材を検討してみてくださいね♪
バランスよく学習させることが効果を高める
好きなところばかりさせずにバランスよく学習させるよう、お子様にはたらきかけてみてください。タブレット学習はやり方を間違えると、好きな所ばかりやる傾向があります。
例えばスマイルゼミではこのように「きょうのミッション」としてやる事を明確にしてくれますが、それを飛ばして、自由に進める事もできてしまいます。
基本的にはバランスよく進めやすいように、カリキュラムを組んでくれる教材が多いです。しかし、親がある程度管理してあげないと、苦手な所がほったらかしになる事もあります。
タブレット学習は効果あり
文部科学省が言う通り、しっかりと取り組めばタブレット学習は効果があると思います。ただし、適当に教材を選んだり、真剣に取り組まなければタブレット学習は効果が出ないでしょう。
選び方のコツでも解説しましたが、専用タブレットがある教材で、書きやすいペンの教材がおすすめです。
2022年現在ではスマイルゼミかチャレンジタッチが間違いない教材です。この2教材ならタブレット学習の効果を十分に実感できるはずです。
もちろん先にお話ししたように効果を感じにくいポイントやタブレット学習自体のデメリットもあります。
しかし、それは取り組み方次第でなんとかなります。何で学ぶかよりも、お勉強への取り組み方の方が重要です。
最後にスマイルゼミとチャレンジタッチについて、簡単に紹介しておきますね。
スマイルゼミは月額3,278円から学べる全科目対応のタブレット学習教材です。英語学習がとても充実していて、小学生英語教材の人気No.1(イードアワード)を何度も受賞している教材になります。
スマイルゼミは先取り学習もでき、AIが子供に合わせてカリキュラムを組んでくれる最新のタブレット学習教材です。チャレンジタッチよりも遊び要素が少ないので、シンプルにお勉強をさせてあげたい方は、スマイルゼミを検討してみてはいかがでしょうか。
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