小学生に通信教育は不要なのか、わが子に本当に必要な学習法は何なのかまとめました!
「小学生に通信教育って必要なのかな?」と思っていませんか?最近は塾やオンライン学習が増えたこともあり、「通信教育は不要」という声も耳にしますよね。
実際に小学生時代に通信教育を試したものの、続かなかったという知り合いもいるのではないでしょうか。
その一方で、通信教育がピッタリ合う子も確かにいます。通信教育のおかげで小学校の授業が楽になり、成績も上がったというケースも少なくないです。
双方のケースがあるからこそ、本当に不要かどうか気になるところですよね。そこでこの記事では…
- 小学生に通信教育が不要と言われる理由
- 小学生が通信教育をするメリット
- 通信教育を使わない場合の代替学習法
- 小学生が通信教育をやってみたリアル体験談
これらを分かりやすく紹介します。ぜひお子さんに合った学び方をきめる参考になると思いますので、ぜひ最後までチェックみてください。

小学生に通信教育が不要と言われる理由
小学生の学習法として人気のある通信教育ですが、全員にとって万能な学習法ではありません。
実際に導入してみた家庭の中には「思ったより続かなかった」「うちの子には合わなかった」という声が多く見られます。ここでは「不要」と言われる主な理由を、より具体的に掘り下げてみます。
先に結論言ってしまうと通信教育が不要と感じられる背景には…
- 子どものやる気や性格との相性
- 家庭の生活リズムや保護者の関わり方
- 学校や習い事とのバランス
…といった要素が複雑に関わっています。
つまり、通信教育そのものが悪いわけではなく、「子どもや家庭のスタイルに合わないと負担になる」というのが本当の理由だと言えるでしょう。
毎日続かない・教材がたまる
通信教育を始めると、毎月きちんとカリキュラムが組まれた教材が届きます。ところが、子どものやる気は必ずしも毎月同じではありません。
- 学校行事や習い事で忙しい
- ゲームや遊びに気を取られてしまう
- 苦手な単元に入ると一気にやる気が下がる
こうした理由で手をつけない日が続き、結果的に教材がどんどんたまってしまうことがよくあります。
たとえば「夏休み前から7月号、8月号をためてしまい、気づいたら秋になっていた」というケースも珍しくありません。
たまっていく教材を見ると保護者もストレスを感じ、「これはもう不要なのでは?」と感じてしまうわけですね…。
また、子どもによっては「教材が届く=やらされる」という気持ちになり、かえって学習意欲を下げる可能性もあります。
学校の勉強で十分と感じる家庭も多い
小学校の授業は、基礎的な学力をしっかり身につけられるよう設計されています。宿題も毎日出されるため、真面目に取り組めば一定の学習量は確保できます。
特に低学年では、内容自体がそこまで難しくなく、授業+宿題で十分理解できるケースも多いです。そのため、追加で通信教育を導入しても「内容が重複している」「子どもが退屈そう」という状況になりがち。
学年や子どもの性格によっては、通信教育よりも日常生活や習い事から学ぶほうが効果的と考える家庭も少なくありません。
保護者のサポート必須が負担になる
「通信教育は子どもが自分で取り組めるもの」というイメージを持たれがちですが、実際には保護者の関わりが欠かせません。
- 丸つけや採点をする必要がある
- 間違えたところを一緒に確認する
- 毎日の声かけでやる気を引き出す
これらを続けるには時間も根気も必要です。1日でもやめてしまえば、今まで身につけてきた習慣がパーになってしまう可能性もあります。
特に共働き家庭や下の子がいる家庭では、教材を見る余裕がなく「教材は届いているけど親が関われない → 子どもがやらない」という悪循環に陥りやすいです。
- 「自分が疲れているときに丸つけまでやるのは正直つらかった」
- 「『早くやりなさい』と毎日言うのがストレスになった」
- 「通信教育があるせいで親子関係がギスギスした」
このような気持ちは、経験した人ならわかる「あるある」なのではないでしょうか。
小学生の時に通信教育をするメリット
ここまで「不要」と言われる理由を紹介してきましたが、実際には通信教育が小学生の子どもの学習にプラスになる場面も多く存在します。
相性が良ければ通信教育が強力なサポートになることも確かです。ここでは、代表的なメリットを3つに分けて詳しく見ていきましょう。
なお、先に結論言ってしまうと、通信教育には「続けやすい仕組み」「安心できる教材」「費用の手頃さ」というメリットがあります。
学習習慣づけに役立つ
通信教育は毎月決まった時期に教材が届く仕組みになっているため、自然と「新しい号が来たら勉強する」という流れを作りやすいのが大きな特徴です。
特に低学年のうちは、自分の力で計画的に勉強を進めるのが難しいものです。
しかし通信教育なら「このテキストをここまでやる」というゴールが明確に示されているため、子どもにとってもわかりやすいです。
通信教育は学習内容そのものよりも、「家庭学習のリズムを作る」という点で効果を発揮する、と言ってもいいかもしれません。
教科書に沿った学習ができる安心感
多くの通信教育教材は、全国の小学校で使われている教科書に準拠しています。そのため「学校で習ったことと同じ内容が載っている」ことが多く、復習や定着に役立ちます。
例えば算数では、授業で「わり算」を習った直後に、同じ単元が教材に登場する仕組みになっています。これにより、授業で理解できなかった部分を家庭で補えるのです。
また、国語の漢字や文章読解についても、学校の教科書に沿った形で学べるため、テスト対策としても有効です。
塾よりも費用が抑えられる
塾に通わせる場合、月謝は数千円〜数万円と高額になることが多いですが、小学生向け通信教育なら月2,000〜5,000円程度で利用できるケースがほとんどです。家庭の経済的な負担を抑えつつ、一定の学習を補えるのは大きなメリットではないでしょうか。
特に低学年では「まだ塾に行かせるほどではないけど、家庭学習だけでは不安」という保護者にとって、通信教育はちょうどいい中間地点となります。
さらに大抵の教材は繰り返し使えるため、下の子がいる家庭では「兄姉の教材を使い回してコスト削減できた」という例もあります。
子どもが自力で勉強できる仕組みを作れる
通信教育には他にもこんなメリットがあります。
- 添削課題を提出するとシールやコメントがもらえる等、小さな成功体験を積み重ねられる。
- 最近はタブレット教材が増え、子供が自発的にゲーム感覚で学べる仕組みが子どもに好評。
つまり、通信教育は「子どもが自力で勉強できる仕組み」を作るうえで有効なツールなのです。ここを評価するかしないかで「不要」かどうかのボーダーラインになりそうですね。
小学生の我が子に通信教育をさせてみた体験談
次は小学生の我が子に通信教育をさせてみた体験談を紹介します。
実際にやらせてみた結果、必要だったのか不要だったのかという「結論」を出してもらったので参考にしてみてください。
体験談1.学習習慣をつけるきっかけになった
うちの子は小学2年生のときに通信教育を始めました。それまでは学校の宿題をやる程度で、自分から机に向かう習慣はほとんどありませんでした。
通信教育を導入した理由は「学習の習慣づけ」と「基礎の補強」です。教材は月ごとに届き、イラストやキャラクターを交えて問題を解く形式になっているので、最初は“遊び感覚”で手をつけられたのが良かったと思います。
続けているうちに、「毎日ちょっとずつやる」という習慣が自然にできました。特に算数の計算ドリルや漢字練習は、学校の授業だけだと反復が足りない部分を補ってくれるので助かっています。
ただ、親の立場からすると「必要か不要か」と言えば、子どもの性格に大きく左右されると感じます。
うちの子は“外から与えられた課題があると頑張れるタイプ”なので通信教育がうまくはまりました。そうでない子には不要といえるのではないでしょうか。
体験談2.親のフォローがないと活かしきれない
我が家では小学校3年生の娘に通信教育を試しました。きっかけは学校の成績が平均的で、特に算数の文章問題を苦手にしていたから。通信教育なら自宅で基礎から学び直せるのではと思ったのです。
しかし実際にやってみると、教材自体はよくできていても、子どもが自発的に進めるかどうかは別問題でした。娘の場合、最初の1週間は楽しそうに取り組んでいましたが、だんだんと「またこれやらなきゃいけないの?」と面倒がるように。
そのときに親が一緒に問題を読んであげたり、「今日はここまでやろうね」と目標を立ててあげたりすることで、ようやく続けられるという状況です。
つまり、通信教育は教材だけに頼るのではなく、家庭でのフォローが不可欠だと痛感しました。もし親が多忙で全く見てあげられない環境なら、教材は宝の持ち腐れになると思います。
結論として「必要か不要か」で言えば、親子で一緒に取り組む覚悟があれば必要ですが、放置して自動的に力がつくことを期待するなら不要だと感じました。
体験談3.得意を伸ばす役割として活用
息子が小学4年生のときに通信教育を始めました。理由は学校の授業が「物足りない」と本人が感じていたからです。
特に算数は得意で、授業進度が遅いとつまらないようだったので、発展問題や応用問題を扱うタイプの通信教育を導入してみました。
結果として、息子にとって通信教育は「得意分野をさらに伸ばす」役割を果たしました。難易度の高い問題に挑戦できるので、「自分は算数が得意だ」という自信にもつながっています。また、学年を超えて先取り学習できる点も魅力でした。
一方で、苦手分野である国語の読解にはあまり効果がなかったのも事実です。興味がある分野には積極的ですが、文章題になると教材を溜めがちでした。
この経験から考えると、通信教育は「必要か不要か」を一括りにできるものではありません。学校で十分に満足している子には不要かもしれませんが、得意や興味を深掘りしたい子にとっては必要であり有効です。
我が家の場合は「算数好きの子には必要、国語に関しては別の方法が必要」という結果になりました。
体験談4.教材が溜まって逆効果になった
我が家では小学1年生の娘に通信教育を始めさせました。きっかけは「低学年のうちに基礎を固めておきたい」と思ったからです。
最初の数週間は新しい教材が届くのを楽しみにしていましたが、だんだんと毎日の生活リズムの中で後回しになっていきました。
宿題や習い事、遊びの予定に追われて「今日はやらなくていいや」となる日が増え、気づけば封を切らずに教材がたまっていきました。
その光景を目にするたびに、親子ともに罪悪感のようなものを感じてしまい、結局数か月で解約することに。
この経験から学んだのは、通信教育は「継続できなければ意味がない」ということです。教材の質自体は良かったのですが、我が家の生活リズムには合いませんでした。
必要か不要かでいえば、続けられる子には必要ですが、負担に感じる子にとっては不要、むしろマイナスに働く可能性があります。
体験談5.親子のコミュニケーションが増えた
息子に通信教育を導入したところ、思わぬ効果がありました。それは「親子の会話が増えた」ことです。要か不要かを考えると、我が家にとっては「必要」でした。
問題を解くときに「ここわからない」「こういう意味?」と息子が質問してくるので、私も一緒に考える時間が増えました。
学校の宿題は量が少なく、親の出番はほとんどありませんでしたが、通信教育のおかげで学習に関して親子でやり取りする機会ができました。
それによって、子どもの思考のクセや得意不得意も見えてきて、家庭学習の方向性を考えるきっかけになりました。
体験談6.習い事との両立がカギだった
娘は小学4年生のとき、ピアノやスイミングなど習い事で週に4回外出していました。そのため、家庭学習をどう確保するか悩んで通信教育を始めました。
良かったのは、通信教育が「好きな時間にできる」という柔軟性を持っていることです。塾のように決まった時間に通わなくても、自宅でスキマ時間に取り組めるので、習い事との両立が可能でした。
ただし、夜遅くにまとめてやろうとすると集中力が持たず、結局中途半端になってしまうことも。
習い事を優先する家庭にとっては、通信教育は必要性が高いと思います。一方で、塾に行く時間が確保できる子どもなら、通信教育は不要かもしれません。
つまり、「家庭の生活スタイルに合うかどうか」が必要か不要かを分ける最大のポイントだと感じています。
小学生のわが子は通信教育は不要?
ここまで、通信教育が「不要」と言われる理由や、それでも残るメリット、さらにリアルな体験談まで紹介してきましたが、「我が子の場合どうなのだろう」と悩む人は多いのではないでしょうか。
わが子に通信教育が本当に必要かどうかは一律で決められるものではなく、子どもと家庭の状況によって変わります。
向いている子ども・家庭の特徴
小学生向け通信教育が「効果的」と言えるのは、以下のような場合です。
- コツコツ型の子ども:決められた課題をコツコツこなせる子は教材を溜めずに進めやすい。
- 小学校低学年の子ども:学習習慣を作る段階で「毎月届く教材」がリズムづくりに役立つ。
- 保護者が関われる家庭:丸つけや声かけをできる親がいれば、通信教育の効果を最大限引き出せる。
こうした条件が揃う家庭にとっては、通信教育は「不要」どころか強力な味方になるのではないでしょうか。
向いていない子ども・家庭の特徴
一方で、次のような状況では「不要」と感じる可能性が高いでしょう。
- 飽きっぽい子ども:最初だけ取り組んで後は放置してしまうケースが多い。
- 学校の勉強で十分理解できている子ども:わざわざ通信教育で同じ内容を繰り返す必要がない。
- 保護者が忙しい家庭:丸つけや進捗確認をする時間が取れず、教材が溜まる原因になる。
- 自由度の高い学習を好む家庭:市販ドリルやアプリなどで柔軟に学習内容を選びたい。
通信教育は「誰にでも合う万能教材」ではないため、「子どもと家庭のタイプを見極めて導入すべき学習法」と考えるといいかもしれません。
通信教育が不要な家庭におすすめの代替学習法
「通信教育を試したけれど続かなかった」「うちの子には合わなさそう…」と感じた場合でも、学習の手段は他にもたくさんあります。
むしろ通信教育にこだわらず、子どもの性格や家庭のスタイルに合わせた方法を選んだほうが効果的なケースも多いです。ここでは、通信教育の代わりに取り入れやすい学習法をいくつか紹介します。
先に結論言ってしまうと、通信教育が不要と感じた家庭でも、学習の選択肢は無限にあります。
- 市販ドリルで必要なところだけ補強する
- アプリや動画で楽しく学ぶ
- 図書館や地域支援で学習環境を広げる
重要なのは「自分の家庭に合った学習法を選ぶ」ことです。通信教育に縛られないほうが、自由度が増して子どもに合った学びをデザインできる可能性もあります。
市販ドリル・参考書を活用する
一番オーソドックスで取り組みやすいのが、市販ドリルや参考書の活用です。
書店には「学年別ドリル」「漢字練習帳」「計算ドリル」など豊富な教材が揃っており、必要なものだけを選んで取り組むことができます。
例えば、算数の計算に不安がある子には「100マス計算」や「毎日○分計算ドリル」、国語の漢字が苦手な子には「漢字練習ノート」など、弱点に特化した教材をピンポイントで使えるのが強みです。
また、通信教育のように毎月届く仕組みではないため、親が子どもの理解度を見ながら進め方を調整できます。余計な教材が溜まらず、「必要な分だけ買う」というシンプルさは大きなメリットですね。
家庭学習アプリ・YouTubeで学ぶ
最近はデジタル教材や学習アプリも充実しており、通信教育に代わる選択肢として人気を集めています。
例えばスタディサプリ小学生講座。動画授業+演習問題で月2,000円ほどで塾より圧倒的に安く、わかりやすいと評判です。
またYouTube教育系チャンネルも良いかもしれません。YouTubeは「無料でここまで解説してくれるのか」と驚くほど充実しています。
これらは学校でつまずいた単元を映像で学び直せるため、理解度が深まる子も多いです。
図書館や地域の学習支援を利用する
意外と見落とされがちなのが、地域にある学習リソースです。
公共図書館の学習スペースや、放課後子ども教室や地域ボランティアの学習支援などなど…こうした場は、通信教育に比べて「人とのつながり」があるのが魅力です。勉強が苦手な子でも「友達と一緒だから頑張れる」というモチベーションが働きます。
また、図書館の児童書コーナーを活用することで、自分の興味に合った本を自由に選び、読書習慣をつけることも可能です。これは通信教育にはない大きな強みですね。
【まとめ】通信教育と相性が良いならやってみると良いかも
「小学生なら通信教育は必ずやるべき」と考える必要はなく、そして「不要だ」と言い切る必要はありません。通信教育が不要かどうかを決めるのは、子ども本人と家庭の実情です。
子どもが楽しく学べるか、家庭の負担が無理なく続けられるか、コストと効果が釣り合っているかを冷静に見極めて、「うちの子には必要か?不要か?」を判断することが、最良の学習法を選ぶ第一歩になるでしょう。
通信教育が不要かどうか迷っている方は、今回の知識をぜひ参考にしてみてください。

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