塾なしで中学受験は失敗するのかをまとめたページです。
塾なしで中学受験をすると、マイペースで学習できるメリットがありますが、志望校によってはレベルが追い付かず無謀な取り組みになる可能性もあります。
本記事では、塾なしで中学受験で合格した人の事例や通信教育で中学受験する方法、科目別の勉強方法を解説します。
塾なし中学受験で失敗したくない人は、ぜひ最後までご覧ください。
塾なしで中学受験は失敗する?
塾なしで中学受験はやっぱり失敗するのか、というと、必ずしも失敗するわけではありません。
塾なしで中学受験は無謀という人もいますが、塾無しでも中学受験に合格できる人は実際にいます。
全国の実績と比較すると少数派なのは間違いないですが、塾無しでも中学受験に成功することは可能といえます。
ただ、塾無しで中学受験を乗り切っている人たちは、塾なしで中学受験に挑むための「準備」ができているのも確かです。
詳しくは後述しますが、塾なし中学受験で失敗しないためには、最低限以下の条件を満たす必要があります。
- 家で勉強する習慣がしっかりついている
- 勉強を見てあげる時間を確保できる
- 参考書や通信教育に投資できる
- 小3までに基礎固めできている
ざっくり言えば、家で勉強する環境が整っているかどうか、基礎学力が十分にあるか、という2点です。
これら2点がそろっているなら、塾なしで中学受験も可能です。失敗するリスクはゼロではないですが、志望校次第では十分な可能性があるでしょう。
塾なしで中学受験するための勉強のコツ
塾なしで中学受験に合格するためのコツを紹介します。細かい勉強法は子供にあわせて調整する必要があるので、ここでは特に大事なコツについて解説していきます。
参考書選びに時間をかける
塾なしで中学受験をするために、大事なのは「参考書選び」です。
塾なしで中学受験に挑むためには、どのような参考書を使うかが非常に重要なので、参考書選びには十分時間をかけましょう。
選ぶポイントは次の2つです。
- 志望校の傾向にあっているか
- 子供のレベルにあっているか
塾なし中学受験で失敗しないためには、志望校を早めに絞り、その対策をしっかりしていくことに勝機があります。そのため、志望校の傾向にあっている参考書を選ぶのがベストといえます。
志望校に合格した人の意見を聞いたり、過去問を見て、傾向が似ている参考書を選ぶのがよいです。塾に行っている子がいるなら、先生に聞いてもらうのもいいですよ。
また、参考書のレベルは子供に合ったものを選びましょう。偏差値が上がってきたなら買い換えて、レベルの高い物に代えていくのも重要です。
より志望校に近く、むずかしい問題集や参考書を目指していくのが、家庭学習で中学受験する大きなポイントになりますよ。
基礎を固める
「中学受験はハイレベルな勉強が必要」というイメージがあるかもしれませんが、何よりも大切なのは基礎固めです。
なにごとも基礎あっての応用です。基礎がしっかりできていないと、むずかしい中学受験の問題で必ずつまづきますし、ケアレスミスの原因になります。
とくに塾なしで自宅で学習していると、ついつい先に進めたくなり、基礎固めがおろそかになることがあります。これは塾なし中学受験対策のよくある失敗例なので、親がしっかりと意識してあげましょう。
低学年での基礎固めは通信教育でやっている人も多いです。
スマイルゼミや東進オンライン学校、RISU算数などは中学受験の準備にもよく使われる通信教育教材なので、低~中学年に家庭学習教材を導入したい人は検討してみるとよいですよ。
同じことを繰り返す
塾なし中学受験の良い所でもあるのですが、繰り返し学習がしやすい環境なので、何度も繰り返して、完全に定着させるような学習を心掛けましょう。
習うよりも慣れろとも言いますが、繰り返し学習は自宅学習の大きなメリット。参考書でも通信教育でも何度も復習して、頭に刷り込みましょう。
計画を立てる
塾なし中学受験をするなら親子で計画を立てて進めるようにしましょう。
塾だとカリキュラムを組んで、それに従いお勉強していきますが、家庭学習ではそうはいきません。
マイペースでできるメリットもありますが、遅れてしまうリスクもあるので、年間のカリキュラムは最初に立てておいた方がよいです。
カリキュラムの立て方は志望校にもよりますが、比較的難しい難関校を目指すなら6年生の丸一年は受験勉強に費やすぐらいのイメージを持っておいた方が無難です。
そのためには逆算して先取り学習をする必要もあります。通信教育を1年先取りして終わらせるなど、工夫して計画を立てて進めていきましょう。
通信教育を活用する
塾なしで中学受験するなら効率よく進めつつ、それなりの勉強量も必要になります。
参考書や問題集だけでは学習量が足りなかったり、効率が落ちたりするので、通信教育を活用するのもよいでしょう。
中学受験の対策がしっかりしているのはZ会や進研ゼミ。高学年ならこの2つから検討してみてください。
特にZ会はかなり高難度な問題も多いので、レベルアップに使いたい人はZ会がおすすめですよ。
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教科別:塾なしで中学受験するための勉強法
教科別の塾なしで中学受験するための勉強法を解説します。
細かい対策は志望校や子供、学年によって異なるので、ここだけは押さえておきたいということを各教科でまとめてみました。
国語
塾なし中学受験で国語の勉強をする勉強法を紹介します。
中学受験の国語では、次のような問題が出題されます。
- 漢字・語句
- 文法
- 説明的文章の読解
- 文学的文章の読解
学校によっては詩・短歌・俳句のような出題がある場合もありますが、まずは基本項目を押さえておきましょう。
ポイントしては、漢字・語句と長文読解。ここが点数を取りやすい箇所です。
そこで用意したいのが国語辞典。わかりやすい国語辞典があると、わからない語句や単語に出くわしたときにすぐに調べて答えが見つかります。
これは、漢字・語句だけに当てはまることではなく、長文読解でも同じです。長文読解では、意味の取りにくい文章が出てくることがありますが、その際には単語の意味を調べると理解できることが多いです。
塾なし中学受験では強制力なく、自分の力で勉強を続けていかねばならないので、困ったときに調べて解決できる方法に慣れておくのがとても重要なんです。
「あ~もうわからない・・・」となれば子供はやる気がなくなってしまいます。しかし、わからない時にどうすればいいか、を知っていれば、家でも1人で勉強を進められるようになります。
この習慣化と調べ学習ができるようになってくると、国語のような暗記や読解科目の成績も伸びるので、早いうちから国語辞典を用いて漢字・語句と長文読解の学習を進めていきましょう。
算数
次は、塾なし中学受験算数編です。
中学受験算数で押さえておきたいのはまず計算力。計算力は算数の基礎で、少数や分数の計算を含めて、しっかり基礎を身に付けておく必要があります。
また、図形や文章題も苦手になりやすいポイントです。早めにこの辺の課題を学習し終えておくと、中学受験の時に有利になりますよ。
算数の勉強に使う教材は色々ありますが、計算・図形・文章題をバランスよくやるならお世辞抜きに「RISU算数」一択です。
RISU算数は計算問題と応用問題を最適ミックスで提供している教材。考えないと内容が解けない問題もたっぷりあります。
中学受験組も御用達の通信教材なので、算数力をまず鍛えておきたい、という人はRISU算数を試してみてくださいね。
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理科
続いて、理科を塾なしで中学受験対策する方法について解説します。
理科は一度苦手意識を持ってしまうと、後々まで尾を引く教科。早いうちにしっかり勉強をして得意にしておくのが得策です。
というのも、理科は範囲が多岐にわたる教材なので、実験、知識、思考力、計算も必要になり、1教科の勉強量としては実はかなり多くなります。
実験については、実験動画で学ぶのがよいです。学校の実験授業で覚えきれないことでも、実験動画を利用すれば、短期間で身に付きます。
例えば、NHK for school。
NHK for schoolで見れる動画は小学生の理科の勉強にとてもよいので、こちらも参考にしてみてください。
教材は暗記中心のものと、絵や写真で感覚的に理解しやすい2つの参考書があるとベストです。
理科のウエイトは国語や算数に比べると劣るので、子供が使いやすいものから始めてみましょう。
社会
最後に、塾なし中学受験社会編をお送りします。中学受験の社会では、点数配分は多くないのですが、学習時間は多く必要です。
内容は地理・歴史・公民の3つ。それぞれ別々に勉強していく必要があります。
どれも大事なことは「興味関心」です。
したがって、低学年のころから動機付けを頑張るとうまくいきやすいですよ。
例えば歴史であれば「図表が載った年表や歴史漫画」がおすすめです。Youtubeの日本の歴史動画などもよいでしょう。
地理はビジュアルのイメージ理解がよいので、日本地図ポスターを壁に貼ってスキマ時間にも暗記できるようにしましょう。
日本地図や世界地図は当ブログちいく村でも無料配布しているので、ぜひ活用してみてくださいね。
過去問の繰り返し学習
最後に中学受験の志望校が決まれば、過去問は徹底して学習しましょう。
過去問の学習をすることで、その学校の傾向をつかむだけでなく、どのあたりができていないかを親子ともに把握することができます。
塾なら先生が勝手に対策をしてくれますが、塾なしではそうはいきません。
自分で過去問を解き、近しいレベルの問題集や通信教育でできない所を補填していきましょう。
こうすれば結局塾でやることと基本的なアプローチは同じになります。高学年になり志望校が定まってきたら過去問でしっかりとお勉強していきましょう。
応用力・思考力
塾なしで中学受験するためには「応用力・思考力」を身につける必要があります。しかし、このような発展的な力こそ「塾」の強みなので、塾に行かない人は、家庭学習で応用力や思考力を付ける必要があります。
そこでおすすめなのが「カンガエMAX」というアプリ教材です。
カンガエMAXとは、「考える力」を伸ばすためだけに作られた教材で、問題はすべて難しい文章を読み、論理的・数的な思考を駆使して、設問を解くような問題となっています。
例えば、以下の問題は国語ではなく算数の問題の一部です。長い文章を読んだ後、設問に挑戦していきます。
そのため、他の通信教育やドリルでは身に付かない「文章を読んで理解し、考えて、こたえを導く」という中学受験に必須な素養を養うことができるのです。
塾なしでは成長させにくい「思考力や応用力」をしっかり鍛えていけるので、このような力も低学年の頃から養ってあげましょう。
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塾なしで中学受験できる
塾なしで中学受験できるかというと、できます。
100%失敗しないことはありえませんが、少なくとも塾に行くデメリットを払拭し、自分のペースで学習を進められるメリットがあります。
特にまだ塾にいくか迷っているような低~中学年の子は、塾に行くよりも基礎固めや家庭学習の習慣付けが大事です。
塾に行くとできてない部分も飛ばしてドンドン進みがちなので、通信教育教材などを取って、マイペースで学習していくと、塾なし中学受験の準備もうまくいくはずです。
競争力や推進力は塾に劣りますが、子供のペースを最優先にして勉強していけるので、いけるところまで塾なしで中学受験を頑張ってみてはいかがでしょうか。
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