海外で受講できる幼児向け通信教育を紹介します。
教材の選び方や海外への発送の可否など、細かい点もくわしく解説しました。すでに海外駐在中の人でも利用できる教材も紹介しています。
幼児向け通信教育の中には海外で受講できないものや、余計に料金がかかる通信教育など、注意すべき点がたくさんあります。
本記事では海外受講可能な通信教育の種類、それぞれ受講前に知っておくべき注意点や特徴をわかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
海外で受講できる幼児通信教育の選び方
海外で受講できる幼児通信教育の選び方をまとめました。海外受講したい人は、まず海外で受講可能な通信教育を選ぶポイントを確認しておきましょう。
海外輸送可能な教材を選ぶ
幼児向け通信教育の中には、海外輸送に対応していない教材もあります。もちろん在住する地域によっても異なります
そのため、まずは海外輸送可能なものを選ぶ必要があります。本記事で紹介する教材は基本的に対応していますが、始める前に念のため公式には確認しておくとよいでしょう。
日本で手配する前提で選ぶ
海外受講できる幼児通信教育を選ぶ場合は、日本で手配できる前提で行うのが基本です。
日本在住時に手配し、海外で受け取るor日本で受け取って持っていくのがベターです。
理由は単純で、海外からの手配だと受け取れない教材が増え、選択肢が狭くなるから。可能な限り日本で手配するように進めましょう。
手配不要のオンライン学習で選ぶ
手配不要のオンライン学習用の幼児通信教育を選ぶのが1番手間がかからず効率的です。
事前に以下の点を確認しておくだけでOK。場合によっては特別な準備も不要で学習ができます。
- オンライン環境があるか
- 受講端末の準備に問題はないか(対応機種や専用タブレットの受取)
オンライン学習なら毎月の教材お届けがなく、どこにいても同様の受講内容でお勉強できます。教材が届くかどうか、輸出の難しい問題など、余計な心配もなくなります。
海外で受講できる幼児通信教育【輸出手配可能】
ここからは、海外で受講できる幼児通信教育を紹介します。まずは輸出手配が可能な通信教育から見てみましょう。
こどもちゃれんじ
こどもちゃれんじには、ぷち(1・2歳向け)、ぽけっと(2・3歳向け)、ほっぷ(年少さん向け、すてっぷ(年中さん向け)、じゃんぷ(年長さん向け)の5種類の幼児用コースがありますが、いずれも海外受講ができます。
ただし、日本国内で受講する場合との違いにご注意ください。
こどもちゃれんじの提供会社はベネッセですが、安定した教材提供のために海外受講ではベネッセではなく販売会社と契約することになります。
そのため、申し込み手続き、支払い・請求、教材配送は販売会社経由となります。販売会社の名称は日販アイ・ビー・エス株式会社です。
商品・サービス、教材のお届けサイクル、添削課題、変更・解約にあたってのルールは、国内受講の場合と同じです。
しかし、一部のルールが海外受講の場合だけ異なるので、下記の注意点は一読くださいませ。
- 受講費の支払いは一括払いで販売会社に支払う
- 受講費は海外の地域によって異なる(詳細はこちら)
- 教材はベネッセからではなく、販売会社から届く
- 都道府県別の教材の登録がない場合は、東京版を届ける
- 赤ペン返送までの日数はベネッセからエアメールで3~4週間ほどかかる
販売会社を通すので、少々ルールが追加されてますが、基本的には国内と同じです。
幼児向け通信教育ではもっとも大手で1番信頼できるので、無難なサービスで進めたいならこどもちゃれんじがベストと言えるでしょう。
しまじろうで学ぼう
ちなみに先取りや小学生向けに進研ゼミチャレンジタッチを検討している方もこどもちゃれんじ同様の手続きで進められます。海外にいながら兄弟で利用もできるので、進級しても安心な教材ですよ。
Z会幼児コース
Z会幼児コースでは、帰国後も困らない学習能力を身に付けられます。ハイレベルな学習を海外でも子供にやらせてあげれますよ。
しかし、Z会公式のアナウンスにより、2024年度末を持って紙教材の海外対応が休止になりました。
昨今の物流費用の高騰、ならびに国際情勢によって物流が不安定な地域があることを踏まえ、
Z会の通信教育の下記対象講座において、海外住所への紙の教材発送サービスのご提供を2024年度末をもって終了することとなりました。【対象講座】
大学受験生向けコースの一部(2025年2月まで) ※2025年度のご案内時にあらためてお知らせいたします。
幼児コース、小学生コース(2025年3月号まで)紙の教材とデジタル教材を併用する中学受験コースに限り、2025年度以降もご希望の方には海外住所への紙の教材発送をご提供する予定です。
つまり、幼児コースは2025年3月号で終了となります。
小学生コースは、タブレットコースであれば引き続き受講できるので、終了時の切り替えで面倒なことにならないよう、幼児から近々進級するなら就学後はタブレットコースで始めることを推奨します。
また、海外受講の場合、別途2,900円が受講費に上乗せされます。この点も注意しておいてくださいね。
その他のZ会の海外受講のルールをまとめておきます。
- 「スタートセット」と初回教材は、受講開始月の前月末までに、国際宅配便で発送
- 関税がかかる場合は受講者負担となる
- 添削課題は海外から発送する
- 料金の振り込みはインターネットバンキング
Z会幼児コースの海外利用が2024年度末をもって終了なのは悲しい事実ですね。しかし、小学1年生になればタブレットコースで引き続き受講できるので、年長の子はZ会受講も視野に入れておいて損はないですよ。
ハイレベルな学習をさせたい人にとってZ会はベストな選択肢です。お試し体験もできるので、日本在住であればまずは試しにやってみてはいかがでしょうか。
お勉強を伸ばすならZ会1択
RISUきっず
RISUきっずは楽しみながら算数力・思考力を身に付けられるタブレット式算数教材ですが、海外受講もできます。
学習用のタブレットは海外にも配送可能です。ネット環境が整っていれば、どこの国でも利用ができます。
ただし、配送ができるのはEMS(日本郵便の国際スピード郵便)での配送が可能な地域。
ほとんどの地域は問題ありませんが、一部取り扱いが制限されているところもあるので、事前に確認しておく方がいいでしょう。
RISUきっずを海外受講する場合のルールは、以下の通りです。
- タブレットの送料・関税・手数料は自己負担
- タブレット故障時の送料は受講者負担
- 海外からの申し込みでは、1週間お試しキャンペーンは利用不可
RISUきっずのような完全タブレット完結の教材は、タブレットさえあればOKなのが楽ですよね。タブレットが使える環境さえあればオンラインですべて完結します。
しかも海外へタブレットの発送までしてくれるので、海外にいても受講できるメリットも大きいです。
算数力は全世界共通で必要な科目。お子様の算数力を海外にいる間も鍛えてあげたい人はRISUきっずを検討してみてくださいね。
RISUきっずは算数力がグングン伸びる
天神タブレット
天神タブレットも海外で受講できます。特徴はインターネット環境がいらないこと。タブレットに全講座ダウンロードされているので、いつでもどこでも学べます。
また、天神のタブレット学習は買い切り型の教材になっているので、学習に関しては海外でも日本での使い方と変わりません。しかし、いくつか注意点があるので、その点は要チェックです。
- タブレット破損時の送料は受講者負担
- コンセントの型、電圧が異なる海外利用では変換器が必要
- 海外へタブレットを発送する場合は、日本国内消費税は不課税で、国外配送に係る手数料として10,000円加算される
- 振込手数料に加えリフティングチャージも受講者負担となる
- お支払は銀行振込のみ
- 日本国内からの振込でも、お届け先が国外であれば、免税価格が適用される
- 商品入国時に別途税金がかかる場合がある
0歳~6歳まで幅広い学習範囲で、兄弟姉妹で使っていけます。内容も基礎・右脳教育・お受験対応のハイレベルな学習と、幼児向け通信教育の中でも抜群にバランスがよく広範囲です。
その分お値段は高いですが、1台あれば兄弟姉妹、0歳~6歳の幼児教育すべてが網羅できるのは魅力ですね。
資料請求すればお試し体験もできるので、ぜひやってみてくださいね。
海外で受講できる幼児通信教育【オンライン受講】
ここでは海外への発送不要で、オンライン完結で学べる幼児向け通信教育を紹介します。
きっずぜみ
きっずぜみでは、学習したプリントを撮って、LINE・メール・パソコン・FAXで送信すると、添削プリントが翌日届くようになっています。もちろん海外受講もできます。
きっずぜみは、オンラインで教材の送受信をするので、印刷環境さえあればOK。ただし、電話でのサポートなどは日本のようにやってもらえないので、注意が必要です。
数少ない個別指導型の通信教育なので、海外にいながらも個別にしっかりお勉強見てほしい人はチェックしてみてください。
\1週間は無料で体験できる/
スマイルゼミ
スマイルゼミはタブレットで学習する通信教育。インターネット環境さえ整えば、海外でも受講できます。
受講に関する注意点は、次の2つです。
- タブレットの発送は日本国内のみ
- Wi-Fi環境は必須
タブレットの発送は対応してないので、天神やRISUきっずよりも対応力は低いですが、タブレットさえあれば、その後、幼児~高校生までタブレットだけでお勉強ができます。
タブレットを持っていくか、郵送してもらえばOKなので、ハードルは低いですね。
スマイルゼミを海外受講するメリットは、海外を理由とした特別な料金徴収がないこと。
こどもちゃれんじやZ会などは追加料金がかかりますが、スマイルゼミは日本と同じ料金体系となります。
タブレット1台で全科目網羅できるので、コスパよくお勉強したい人はスマイルゼミを検討してみてください。
スマイルゼミを検討したい方は、当ブログ限定の2024年スマイルゼミキャンペーンコード特典を利用してください。
スマイルゼミ特設サイトから資料請求すると、以下のような1,000円のギフト券がもらえるキャンペーンコードが届きます。
スマイルゼミと当ブログがコラボした限定キャンペーン。
スマイルゼミにお得に入会したい方はぜひ利用してみてくださいね。(紹介コードが必要な方は要コメント)
海外で受講できる幼児通信教育【自分で手配】
海外で受講ができますが、自分で手配しなければいけない幼児教育教育も紹介しておきます。
先ほど紹介した教材よりも手間がかかりますが、教材の内容重視の方はチェックしてみてください。
幼児ポピー
現在、幼児ポピーは新型コロナウイルス感染症まん延による国際郵便物一時引受停止地域拡大により、海外からも新規申し込みを受け付けていません。
海外から利用したい場合は、国内で教材を受け取って、海外に配送してくれる人を見つける必要があります。直接海外への配送は行われていません。
つまり、毎月海外の住所に送ってもらう必要がある、という事です。もしくは、ポピーはまとめて教材を1年分買えるので、一気に届けてもらうような手続きが必要となります。
面倒な方法にはなりますが、親戚など協力してくれる方を探しましょう。
がんばる舎
がんばる舎の幼児用教材はプリント中心で学習する通信教育です。ただ、残念ながらこちらもがんばる舎側からの直接の海外発送は行われていません。
海外で受講したい場合は、直接配送以外の方法を利用する必要がありますが、次のような方法があります。
- 実家に転送してもらう
- 海外転送サービスを利用する(関税は自己負担)
- 一時帰国したときに教材を受け取って送る
ポピー同様で、面倒な方法になりますが、海外配送がない以上致し方ありません。
海外で幼児通信教育をするメリット
海外で日本の幼児通信教育を利用するメリットをまとめました。具体的には、以下の3つです。
- 帰国後のお勉強がスムーズになる
- 海外よりも日本の幼児教育の方が優秀
- 国語力は海外では伸びにくい
海外だからこそ幼児通信教育をやるべき理由ともいえますね。順次解説していきます。
日本帰国後もスムーズに就学できる
海外で日本の通信教育で学んでいる子は日本の子供と同じような学習内容を履修できます。
そのため、日本の子と同じ学習レベルになるので、帰国後の就学もスムーズにできます。通信教育の学習内容をしっかり押さえておけば、帰国後に苦労することもないでしょう。
日本の幼児教育は優秀
日本の幼児教育は優秀です。特に日本の幼児通信教育は、他国で学ぶ内容よりも道徳的な要素や子供の興味関心を育む内容も多く、勉強以外の大切なこともしっかりとお勉強できます。
本来日本にいれば幼稚園や保育園で学ぶようなことも、通信教育を活用すれば海外でも優秀な幼児教育を受ける機会が得られるのです。
幼児教育は子供の成長に大きく影響します。脳の発達の9割は6歳までです。
そんな重要な時期にも通信教育を使えば、十分な幼児教育をさせてあげれますよ。
日本語教育でしか学べない国語力が身に付く
海外在住をしているときに心配なのが子供の国語力が弱くなることでしょう。外国語がうまくなる代わりに、日本語の能力が落ちるようなことは避けたいところです。
そこで活用できるのが日本の幼児通信教育。日本語でお勉強できるので、しっかりと学力を補完することができます。
もちろん海外にも日本語学校などはありますが、内容はかなり基礎的です。通信教育、特にオンラインタイプのものであれば、難易度を子供にあわせてお勉強していきやすいです。
日本人として大事な国語力を養う1つの手段として通信教育を活用している海外駐在の方は多いので、うまく活用していきましょう。
海外で幼児通信教育をする時の注意点
海外で日本の幼児通信教育を利用するには注意点もあります。
海外に行く前にかならずチェックしておいてください。
ネット環境の有無に気を付ける
通信教育によってはネット環境がないと利用できないものがあります。ネット環境があれば、日本と同じように使えますが、海外ではWi-Fiがない場合もあるので注意しましょう。
サービスの違いを確認しておく
海外で受講できる日本の幼児通信教育を紹介しましたが、それぞれサービス内容が違います。教材やタブレットの配信方法、タブレット故障時の対応、教材内容、受講費と支払い方法など様々。
それぞれのサービスの内容の違いを確認し、1番子供や保護者に合うものを選ぶ必要があります。
海外版は料金が高い
幼児通信教育の海外版は料金が高いことがあります。受講費だけでなく、送料や関税、手数料の支払いが加わることもあり、余計に料金も高くなりがちです。
この点をしっかり認識した上で利用しないといけません。
受講費を無駄に上げたくない人は、スマイルゼミのような日本と同じ料金体系でサービスを提供している教材から検討してみてください。
自分で配送するサービスを知っておく
海外で受講できる日本の通信教育のうち、教材などを海外へ直接配送してくれるものは便利ですが、全ての通信教育が対応しているわけではありません。
自分で配送しなければいけないものもあります。
海外へ教材などを配送してくれない場合は、日本から配送する方法を考えておく必要もあるでしょう。
海外でも幼児通信教育でお勉強しよう
今回は、海外で受講できる幼児通信教育を紹介しました。
海外在住をしている方にとって心配なのが子供の学習能力が落ちることです。日本での生活とは違うので、国語力が落ちることも懸念されます。
そのようなときは、日本の幼児通信教育をうまく活用してみてください。
子供に必要な幼児教育をバランスよく学ばせてあげることができます。
ただし、各通信教育によって海外での利用の仕方やルールが異なるので、事前に確認した上で選んでください。
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