毎日頑張っている公文の先生ですが、やりがいを感じている中、本当は先生にならなかった方が良かったかも…と後悔していることもあるのでしょうか?
そこで、当サイトでは現役の公文の先生10人に、先生になって後悔したことをお伺いしてみました。
誰もが共感できる本音から、公文の先生にしか分からない特殊なケースまであるので、是非参考にしてみてください。
【後悔したこと】担当する生徒の人数が多すぎ
担当する生徒数の多さに圧倒され、こんなはずではなかったと後悔しています。
一人の先生が複数の生徒を同時に見るシステムは、効率的に思えるかもしれませんが、実際には大変な負担がかかります。
生徒一人ひとりの進捗状況を把握し、個別のニーズに応じた指導を行うのは非常に難しいことでした。
特に小学生低学年の子どもたちは集中力が続かず、頻繁に質問や助けを求めてきます。その対応に追われて、他の生徒の指導が疎かになってしまうことも多々ありました。
結果として、体力的にも精神的にも限界を感じるようになり、仕事に対するモチベーションを維持することが難しくなってます。
教育の現場で働くこと自体はやりがいがありますが、一人で複数の生徒を同時に見るというシステムには限界があると痛感してます。
【後悔したこと】教材の準備や進捗管理が大変すぎ
教材の準備や進捗管理などの事務作業が大きな負担となり、こんなに大変ならやらなければよかったと後悔しています。
公文の教材は、非常に細かく分かれたステップで構成されており、それぞれの生徒に適した教材を選び、進捗を記録するのは時間と労力がかかります。
授業後や週末にも時間を割いて準備をする必要があり、プライベートな時間がほとんどなくなってしまいました。
ただでさえ、親御さんとのコミュニケーション、子どもの学習状況や成績の定期報告、学習方法についてのアドバイスなど、大変な要素があるにもかかわらず、進捗管理や事務作業がここまで大変だとは思いませんでした。
【後悔したこと】ひたすら採点が苦痛
ただひたすら採点をし続けるのはなかなか苦痛です。こんなに大変ならしていなかったと後悔しています。
そもそも、わたしは子どもが好きなのと何かを教えるというのが好きなので近所の公文で先生をすることにしました。
公文に通ったことがなかったので、働いてみるまでどんな仕事なのかわかっていなかったのもありますが、思っていた仕事内容ではなかったというのが正直な感想です。
わたしの働いている公文はとにかく人手不足というのもあり、常に丸つけをしていてずっと何かに追われているというような状況です。
そもそも公文は子どもたちもスピード勝負で問題を解いているので先生もそれに合わせないといけません。ゆっくりじっくりと教えている暇はないです。
そのため、子どもたちとコミュニケーションを取りながら分かるまで教える、ということを想像していたわたしは思っていたよりも教えるという行為が少なくて消耗してしまっています。
また、くもんは塾講師の部類に入ると思うのですが、時給が周りに比べてもかなり安価だと思います(ほぼ最低賃金です)。
正直、求められているタスク量と給料が割りに合っていないと感じています。
このように、仕事内容を事前に予想できていなかったことと、給料面で妥協してしまったことがくもんの先生を始めて後悔しているところです。
【後悔したこと】テナントが老朽化していた
先代の先生から引き継いで借りていたテナントは築50年以上。雨漏りがひどく、ゲリラ豪雨のときは大惨事になります。耐震基準に合格した建物ではなく、非常口もありません。
教室は小学校のすぐそばで、立地条件としては魅力的。実際そのおかげで、たくさんの子供たちが教室に通っていましたが、このテナントで子供たちを守れるのだろうか、最近増える天災や事故を考えるとどんどん不安が増しました。
教室の固定費(テナント賃料、光熱費、スタッフ給料)は10万円以上かかります。しかし、収入は教室の生徒からの会費なので、一定というわけにはいきません。
年度末は退会が続きます。その年に小学6年生や中学生が多い年は大量の退会があるときもあります。
流動は読めず、努力の及ばない収入減も。収入が安定しない状況が続くとかなり不安になります。
固定費として出て行くお金は多いのに、安定していない収入源ということもあり、将来のことを考えると不安が大きくなります。
本当にこの仕事で良かったのだろうかと、最近はずっと後悔しています。
【後悔したこと】未就学児の扱いが大変
公文の先生になって一番後悔したのは、一般の学校や塾の先生と違い、もっと幼い未就学児の扱いもあることです。
親の意思の方を優先して入ってきてせいか、本人はまだ学習への興味がありません。そういった場合でもこちらは他と同じように接することになります。
そういった幼い子達だと学習出来ずに集中力不足から騒ぐこともあります。これを鎮めるために労力がかかり、ストレスが大変なことになります。
また、大きくなった子達なら自分で来て自分で帰れますが、小さい子は親の迎えで来ます。ここで困るのは、親に何らかの不都合があって迎えが当初の予定よりも遅れることです。
これの理由も様々で、一番勘弁してほしいのは「忘れていた」というものです。こうなった時にはこちらから電話して迎えにきてもらう面倒があります。
なんでこんなことを私がしなければならないのだと、怒りとともにとても後悔してしまうシーンです。
【後悔したこと】責任者が面倒な人物だった
現在まででふたつの教室で勤務させていただいており、他教室の先生との交流も何度もしております。
それを踏まえてですが、教室の責任者によってその教室が良いか否かが決まります。つまり教室ガチャです。ここで面倒な責任者に当たると後悔が増してしまいます。
私が勤務させていただいている教室は、とても我が強く、あれこれと命令してくる先生がいます。こんな先生に当たってしまうと、後はもう大変です。
どの職場も上司ガチャは存在すると思いますが、くもんも例外ではありません。
【後悔したこと】単調すぎて楽しくない
日々マニュアル通りにこなしていますが、変化のない作業や仕事で楽しく感じられないのが本音です。
子どもとの触れ合いもルールがしっかり決まっているため、アドリブ的なことをすることができず事務的です。
やり取りそのものも短時間なのでただこなしているという感じです。授業もマニュアル通りの作業で、ルーティンも多く、添削作業も単調です。
上司によって多少各教室の運営方法が違ってくるのかもしれませんが、今の教室の雰囲気と運営方法に合わず後悔しています。
【後悔したこと】クレームが多い保護者がいる
生徒の保護者が理不尽なことでクレームを入れてくるのがストレスになっていて、公文の先生になったことを後悔しています。
クレームの具体的な内容としては、「全然成績があがらない」とか、「計算しかできず応用をおしえられないのか」などです。
そもそも、公文は計算力をアップさせるのがメインの塾です。算数の学力を上げるというより、計算が早くなり処理能力がアップすることを目的としています。
それなのに、モンスタークレーマーたちはそれ以上の要求をしてきます。「だったら普通の塾行けよ!」と思うのですが、公文は月謝が安いから通わせるんでしょう…。
そして、月謝の安さは私のお給料の安さに直結します。安月給なのに保護者たちから文句を言われなければならないのです。
複雑な勉強を教える必要がなく、私でもできると思っていましたが、ストレスフルではじめたのを後悔してます。
【後悔したこと】自宅がボロボロになった
自宅でくもんの教室を開いているのですが、子供たちが騒いだり、いたずらをするのでドアやテーブル、床などは傷だらけです。
くもんの先生を始めるタイミングで自宅をリフォームをして、綺麗な状態でスタートしたのですが、数年が経過した今は「過去にリフォームした」と言っても信じてもらえなくらいボロボロです。
教室開設時に公文から補助金をもらいましたが、それではまったく足りないですし、綺麗な状態を維持するためには定期的にメンテナンスしたり、補修しないといけないのでキツイです。
メンテナンスや補修で総額200万円くらい使っていて、維持費は結構かかっています。
子供たちが騒いだり、いたずらによって備品に傷が付いたとしても、親御さんにお金を請求することはできないので、基本的にはすべて私が負担しています。
請求しようと思えばできるかもしれませんが、関係性が悪化したり、嫌な噂が広まると経営にとってマイナスなので仕方ないと割り切っています。
ここまでお金がかかるとは想定していなかったので、公文の先生を自宅で始めたことをかなり後悔しています…。
【後悔したこと】拘束時間の終わりに収入が少ない
公文の先生になって後悔したことはいくつもありますが、1番は拘束時間の割には収入が少ない事です。
これでは時間給の高いアルバイトの方が稼げます。自営業という立場になる為、雇用保険もありません。
週に一回、くもんの担当の研修を受けますが、これも勿論無給ですし、交通費も出ません。時間は此方で選ぶ事ができず、それなりの時間を拘束されるので、これも不満です。
また、そんなにお金がもらえないのに、保護者との面談を定期的にしなければならないのもしんどいです。
大半は普通の保護者の方なのですが、中にはクレーマーと呼んでも差し支えない方もいます。何度か子供の成績が悪いことに対して詰問をされました。
また、やりがいと言う観点から見ても、教材やテストは決められた物を生徒に配布するだけですので、自己の裁量の余地はなくストレスが溜まりやすいです。
【まとめ】くもんの先生で後悔しない人はいるのか?
今回アンケート方式で、現役の公文の先生のお話をお伺いしました。
実は今回紹介した後悔ネタはほんの一部であり、まだまだあります。それくらい、後悔しているというネタは多数出てきました。
これくらいポンポン後悔ネタが出てくるんですから、現役の公文の先生で後悔していない人はいるの?と思うくらいです。
もし今後公文の先生をしたいと思っている人が、この記事を読んでいるのであれば、ぜひ現役の先生たちの貴重な体験談を参考にしてみてください。
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