子供の教育

2歳でおしゃべり上手だと賢い?どのくらい喋れると賢いのか

2歳でおしゃべり上手だと賢い?どのくらい喋れると賢いのか
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2歳でおしゃべり上手だと賢い?関係ないの?と気になっていませんか?

2歳でおしゃべり上手だからといって必ず賢いわけではないです。しかし、実はおしゃべり上手な子は関わり方次第で賢い子になれる可能性は高いのです。

本記事では、2歳児でおしゃべり上手な子の特徴や、2歳児の言葉の目安、賢く育つかかわり方を紹介しています。

2歳になって話すのがうまくなってきたけど、知能的にどうなのか気になっている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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2歳でおしゃべり上手だと賢い?

2歳でおしゃべり上手本当に賢い?関係ない?

2歳でおしゃべり上手だと賢いかというと必ずしも相関関係はありません。幼児教育研究者の中でも意見が分かれているという現状です。

いくつか論文を調べると、2歳児のおしゃべりの速さとその後の知能発達について感買いがあるという書籍も出ていました。

こちらは有名な幼児教育の書籍「Kinder lernen Sprache(n)」です。

Kinder lernen Sprache(n)

この書籍には、言語スキルを早期に発達させた子供たちは、学業成績の向上や心理社会的適応の向上など、全体的な発達が良好である、と記されています。

つまり、早期の言語発達は、将来の学業成績の向上や社会適応の向上に相関があったという研究例ですね。

一方で、相関がないと報告している例もあります。

The Influence of Deviant Maternal Input on the Development of Language During the Preschool Years(幼児期の言語発達に対する母親の逸脱したインプットの影響)」という論文では、子供の発達は個人差が大きく、環境の影響もあるため、早期の言語発達とその後の知能指数に相関はない、と報告されています。

他に多々研究例があるようですが、子供の成長は多岐にわたるため、明確な結論が出てないのが現状です。

しかし、一部の研究では相関が見られたことからも、状況によってはおしゃべりが早い子は賢い(知能指数が高い)可能性があると考えられます。

「状況」といっても色々ですが、例えば、しゃべるのが早いと2歳でもできる事が増えますよね。

親ともさまざまなコミュニケーションが取れ、英語などの他言語学習も他の子より早く進められます。

コミュニケーションを取ることで頭を働かせる機会も増えるので、しゃべれない子よりも地頭を刺激する機会も増えるでしょう。

ちゃこ
ちゃこ
コミュニケーション能力が高い子は表現力が長けていたり、論理的思考力が長けていたりするので、早くからコミュニケーション能力を鍛えていけるのは、教育上は有利といえます。

このように、2歳児で早くしゃべれるから賢い、ということではなく、子供の過ごす環境や親の関わり方あっての成長です。

2歳でおしゃべり上手なのであれば、その成長を活かして、色んなことをさせてあげましょう。そうすることで他の子よりも賢くなる可能性は高くなるはずです。

2歳でどのくらい喋るとおしゃべり上手なの?

目安は二語文三語文以上話せるなら上手

2歳でおしゃべり上手だから賢いとは限りませんが、どのぐらいしゃべるとおしゃべり上手といえるのか気になる方も多いはず。

しゃべれる量で賢いかどうかが決まるわけではないですが、その時点での言語能力が高いか低いかの目安を知っておくと、我が子への対応も買えれますよね。

Speech Sound Production in 2-Year-Olds Who Are Hard of Hearing(難聴の2歳児の言語音の発声)によると、2歳になりたて子の言葉の目安は、二語文を話すかどうかという事がわかります。

だいたい50語ぐらい使うのが普通といわれています。

ちゃこ
ちゃこ
例えば、「ママ、バイバイ」「これちょうだい」などです。これが標準的な2歳児の言葉です。

つまり、2歳~2歳半ぐらいで三語文が話せたり、大人と文章でコミュニケーションが取れるのであれば、言語能力の発達は早いと言えるでしょう。

言語発達が早そうであれば、それを活かして色んな経験をさせてあげたいですね。

2歳でおしゃべりが早い子の特徴

絵本読み聞かせだけじゃない夫婦の会話量も増やそう

2歳で言葉が早い子はどんな特徴の子が多いのか、まとめました。

  • おしゃべりが多い家庭で育った
  • 絵本が大好きでよく読んでもらっていた
  • 兄弟姉妹がいて子供同士のコミュニケーションが活発

おしゃべりが早い子の特徴は、たくさん言葉のシャワーを浴び、コミュニケーション豊かな環境で育った子です。

多くの言葉や会話をたくさん聞いてきた子ほど、おしゃべりが早くなりるということです。

例えば、難聴の子は言葉もうまく扱えませんよね。これは耳の発達が言語能力に対し、重要な要素であることを示しています。

つまり、耳を通してたくさんの言語を聞いている子ほど、言葉のインプットが多く、おしゃべり上手になる可能性が高いのです。

加えて、会話量が多い家庭だとインプットした言語の「アウトプット」も多くなります。

2歳児はインプットはしていてもアウトレットできないがゆえに、言語が遅れる子も多いです。

そのため、たくさん聞かせるだけでなく、たくさん会話する環境に子供を置くのが、早くしゃべれる子になる家庭の特徴といえます。

2歳児でまだ言葉が遅い子はアウトプットが遅れているだけの可能性が高いです。その場合は、焦る必要なく、たくさんお話してあげましょう。

2歳でおしゃべり上手で賢い子に育てるためのコツ

喋れて賢い子どもに育てる大事なことは親の意識

幼児期からおしゃべり上手で賢い子に育てるためのコツを紹介します。具体的には、以下の点を意識すれば、おしゃべり上手なだけでなく、地頭(IQ)も向上していくでしょう。

  1. 絵本の読み聞かせを増やす
  2. 赤ちゃんの頃からお話をたくさんしてあげる
  3. 夫婦の会話を増やす
  4. 同世代の子とよく遊ばせる

2歳までは上記の4つを意識しましょう。

2歳になっておしゃべり上手になってきたなら、英語や言葉遊びの機会を増やしていけば、自然と地頭力は磨かれていきますよ。

ちゃこ
ちゃこ
詳しく解説していくね。

絵本の読み聞かせをする

喋れて賢い子どもに育てるための基本は「絵本の読み聞かせをする」ことです。

0歳~2歳ごろの子どもは非常に吸収が早いので、絵本を読み聞かせてあげれば、どんどん語彙も表現も覚えていきます。

話さなくてもきちんとインプットされているので、まずはインプット学習を意識しましょう。

目に見えないので根気が必要ですが、インプットなしでお話しはできませんよね。

言葉のインプットには絵本がとても有用なので、赤ちゃんの頃から絵本をしっかり読み聞かせてあげてください。

おしゃべりの機会を増やす

家族でよく話す様子

子供とのコミュニケーション機会を増やすのはとても重要です。

伝わなくてもたくさんおしゃべりしてあげてください。子供もママとお話したいのです。その欲求が言葉の爆発と呼ばれるようなアウトプットにつながります。

加えて、夫婦の会話を増やしたり、同世代の子供同士でコミュニケーションを取らせたりすることも重要です。

インプットに加えて、アウトプットする環境を整えるのも重要なポイントです。

おしゃべり上手になったらアウトプット学習

2歳になっておしゃべり上手になってきたら英語や言葉遊びなどのアウトプット学習を意識的に取り組ませましょう。

具体的な取り組みは、以下のようなものがあります。

どうぶつしりとり 動物の名前だけでしりとり
例)とら→ねこ→いぬ
たくさん繋げたら勝ち
ものまね遊び 「ママの真似して」→真似する
指示と答えを学ぶ遊び
歌をうたう 子供が好きな歌を歌う
お絵描き当て 絵の内容を答えさせる
例)リンゴの絵→リンゴ
写真でもOK
ことばずかん 市販のことばずかんで遊ぶ
英語を学ぶ 英語教材を早期に始めるのもあり

できる遊びは子供の成長次第ですが、お話できるからこそやれる遊びや学びをするのが、賢い子に育てるコツです。

先取り教育はよくないという方もいますが、この場合は先取りではなく「子供の成長にあわせた学び」です。早くからおしゃべりできるなら、おしゃべりを活かした学びこそ、今やるべきことなのです。

ママと子供だけで限界ならことばずかんやアプリを使ったり、英語教材をやってみたりするのも良いタイミングといえますよ。

幼児におすすめの紙の図鑑とタッチペン図鑑まとめは、1歳向けに書いた記事ですが、2歳でも楽しめる図鑑ばかり。言葉遊びの題材にめちゃくちゃ活用できるので、1冊持っておくと子供の成長を加速できますよ。

アプリで遊ぶなら3歳からのトド英語をやってみるのも良い時期かもしれません。おしゃべり上手なら言葉に興味津々になっている時期。

英語はそのころに始めるのが1番食いつきがよいので、アプリで動機付けし始めるのもよいタイミングですね。

トド英語は有料ですが、幼児英語アプリでは1番人気のアプリで、内容・コスパともに抜群です。(料金詳細は「トド英語の料金を解説」の記事をご覧ください)

キャンペーン次第では月400円以下なので、英語教材としては破格と言っていいでしょう。このような、おしゃべりが達者だからこそやるべき教育をしてあげることで、他の子よりも一歩リードした学習ができます。

その繰り返しが結果的に「賢い子」につながるので、うちの子おしゃべり上手かも!と思う人は、この機にいろいろやってみてくださいね。

2歳の子供とはたくさんおしゃべりしよう

2歳の子供とはたくさんおしゃべりしよう

今回は、2歳のおしゃべり上手が賢いのかというテーマでお送りしました。

結論を言ってしまうと、2歳でおしゃべり上手だからといって、賢いとは限りません。2歳の段階で判断するのは早すぎます。

しかし、2歳でおしゃべり上手ということは、知能が発達している証拠ともいえます。

かかわり方次第では、今後賢い子に育つ可能性があるので、おしゃべり上手と思うなら、何か意識的にやってみると、さらに子供は成長を見せてくれるはずです。

英語や図鑑学習、言葉遊びをするよいタイミングなので、本記事を参考になにかやってみてくださいね。

また、年少になる前にお勉強を始める方も多く、学習開始の時期としても良い時期なので、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。

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ちゃこ
ちいく村の運営者「ちゃこ」です。本業では特許を20件以上出願している研究者ママ♡子供のために20万円以上もつぎ込んで、全教材・通信教育を使ってきた知育オタクです。これまでも研究者目線で100人以上のママに通信教育を紹介してきました。子供の知育教材のことなら私におまかせください♪
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